アメリカの治安が良い・悪いエリアと6つの注意点を解説

シェアする

アメリカの治安が良い・悪いエリアと6つの注意点を解説
アメリカの治安は悪い、というイメージは現地に行ったことのない人にも浸透しているでしょう。
たしかに日本と比べると注意しなければいけないことも多く、全く違う世界であると言えるかもしれません。
しかし、実際はエリア・街・州ごとに治安の良し悪しは大きく異なります。
今回は、アメリカの治安について詳しく解説しながら、自分の身を守る注意点についてもご紹介していきたいと思います。

アメリカの治安は日本と比べていい?悪い?

アメリカの治安のイメージについて、日本人100名にアンケート調査をしたところこのような結果が出ました。
アメリカの治安のイメージについて、日本人100名にアンケート調査
※100名を対象に「アメリカの治安についての日本人のイメージ」アンケート調査

「治安はやや悪い」「治安は悪い」と答えた人は56%で、半数以上の人がアメリカの治安にネガティブなイメージを持っていることが分かりました。
「治安はやや良い」と答えた人は全体のわずか17%にとどまり、一般的な世間の評価は厳しいようです。
実際の治安について結論から言うと、アメリカの治安は平均して日本よりも悪いと言えます。

日米それぞれの犯罪件数を見てみましょう。

【アメリカ】
・事件件数:7,560,867件
・犯罪件数:8,879,728件
・内訳
財産に関する犯罪:60.5%
人に対する犯罪:25.2%
社会に対する犯罪:14.3%

この中で、殺人・強盗など暴力に関する犯罪は4年振りに増加し127万件を越えたことも大きな話題となりました。

【日本】
・刑法犯の認知件数:61万4,231件
・検挙件数:27万9,185件
・内訳
窃盗:48.5%
暴行:13.6%
障害:10.3%
横領/遺失物横領:6.6%
詐欺:4.6%

日本が完全に安全だとは言えないものの、犯罪件数の桁が違うことが分かります。
もちろん日本とアメリカでは人口が大きく異なります。
しかし人口比2.6倍を加味したとしても、やはりアメリカの犯罪件数は頭ひとつ高い水準です。

なぜアメリカの治安が悪いと言われるのか?3つの理由

なぜアメリカの治安が悪いと言われるのか?3つの理由
ではなぜアメリカの治安は悪いのでしょうか?
その理由として考えられる3つの社会的要因について見ていきましょう。

銃社会

もっとも大きい要素は「アメリカは銃社会である」ということ。
全米で出回っている銃の数は4億丁とも言われており、悲しいことにアメリカの人口約3億3,000万人を大きく上回ります。

アメリカでは18歳以上であれば銃を買うことができ、様々な銃が売られているガンショップも多くあります。
さらに、大手スーパーのウォルマートでは限られた品揃えになるものの、銃や弾薬も店頭で販売されています。

一般の人であっても護身用に銃を家に置いている家庭も普通で、街中だけでなく家の中で悲しい事件が起きる原因の1つにもなっています。

格差が大きい

日本でも賃金低下や雇用形態が社会問題になっていますが、アメリカでも格差は非常に深刻な問題です。
以前『アメリカの平均年収は700万円!?日本との違いや社会的背景について』で、アメリカの年収は日本よりも高いとご紹介しました。
たしかに平均的な水準は日本よりも高いのですが、上位10%の富裕層・上位1%の超富裕層と貧困層との溝は年々深まっています。

・アメリカ国民の半数近くがその日暮らしの生活をしている
・1億人以上の人々が年収200万円未満
・低所得者向けのフードスタンプ受給者は4000万人
・人種や性別的マイノリティは貧困率が高い
という残酷な事態も、またアメリカの現実なのです。

ここ数年の急激なインフレでも、打撃を受けるのは黒人・ヒスパニック・アジア人など非白人の割合が高いこともウォールストリートジャーナルの世論調査で明らかになっています。

地域によって経済・産業・政治が違う

アメリカは州ごとに独立した法があり、政治的・経済的な傾向が大きく異なります。
重要な権限が州にあることも多く、隣の州でもまるで違う国のようにルールが変わることもあります。

日本でも都道府県ごとに条例が出されますが、アメリカでは州の権限はもっと強く州ごとの憲法もあります。
よくアメリカ大統領選のニュースなどで赤い州・青い州・スイングステートというフレーズを目にしますが、これはアメリカの州ごとの政治的な傾向を表しています。

・赤い州=共和党支持(保守派)
・青い州=民主党支持(リベラル派)
・スイングステート=流動的な州
という違いがあり、主に沿岸沿いの都市部では民主党支持が多く、保守的な南部では共和党の支持が厚くなっています。

最近話題となったのは、テキサス州での中絶禁止法案の成立です。
これによりテキサス州民の女性は性的問題の自立的な選択肢において、他の州と大きく格差が生まれたことになります。

また、地域によって産業や経済の特色も異なります。
クリエイター階級が多いエリア、農業が盛んなエリア、貿易が盛んなエリアなど地域経済の違いも格差を生む要因のひとつです。

アメリカで治安の悪いエリアTOP3

アメリカで治安の悪いエリアTOP3
アメリカで治安が悪いと言われているエリア・州のTOP3についてご紹介していきます。

まずは治安が悪いと言われている州について見ていきましょう。

1.  ニューメキシコ
ニューメキシコ州は全米でも治安が悪く危険な州として知られています。
強盗・暴行・窃盗などの犯罪が多く、特にアルバカーキ州では州で起こる犯罪の半分近くが発生しているとされるほど。
市長が改革を進めたりしていますが、中々追いついていないようです。

治安が悪い理由としては、
・ネイティブアメリカンの貧困率の高さ(全米平均の2倍、白人の4倍の貧困率)
・不法入国者の増加
・州や自治体の財政不安
などが挙げられます。

元々は温暖で晴れが続く気候で、雄大な土地が広がる魅力的な土地です。
資源も豊富でアメリカの経済を支えた歴史もありますが、産業の変化や社会的問題により治安が悪化してしまいました。

2.  ルイジアナ
ルイジアナ州は、暴力系・財産犯罪(窃盗)の件数が多い州です。

・モンロー
・シュリーブポート
・バトンルージュ
・ニューオリンズ
・アレキサンドリア
これらのエリアは特に注意が必要です。
ニューオーリンズでは、黒人と白人で失業率に3倍もの差があることが分かっていますし、アレクサンドリアの犯罪発生率は州平均の1.7倍も高いです。

ジャズや豊かな文化を培った魅力的なエリアですが、経済的な要因が治安悪化に繋がっていると考えられます。

ルイジアナ州の詳細はこちらからご覧ください。

アメリカ合衆国の50州の中から、ルイジアナ州の地理や気候、名所などを紹介します。ルイジアナ州にはフランス系白人が多く、ケイジャンやクレオールなどフランス由来の影響がある。名所はニューオーリンズのフレンチクオーターやバーボン通り、ラファイエット、ジャクソン広場など。

3.  アーカンソー
アーカンソー州は、南部に位置しています。
2020年のデータでは、アーカンソー州全体で7933台の車が盗難されたことが分かっています。

州内でも危険なエリアとして知られているのが州都のリトルロックで、年間50件もの殺人事件が起きるとされています。
パインブラフも人口の1/3が貧困層で、犯罪率が高いエリアです。

これらの事件の多くはギャングの抗争により起こるので一般人は関係ないとされていますが、凶悪な犯罪を行うギャング集団がいるということは治安がいいとは言えないでしょう。

殺人に関わるのは若年層も多いというデータもありますが、それも経済的貧困とも関わりが深いようです。

アーカンソー州の詳細はこちらからご覧ください。

アメリカ合衆国の50州の中から、アーカンソー州の地理や気候、名所などを紹介します。ビル・クリントン前大統領の出身地であることでも有名。ダイヤモンドクレーター州立公園は世界で唯一、一般人がダイヤの発掘ができる。州内には温泉街ホットスプリングスもある。

地域

次に、市単位で治安が悪いとされる地域について見てみましょう。

1.デトロイト
ミシガン州で一番大きな都市のデトロイトは、かつて自動車産業や工業で栄えた街です。
しかし、時代の変化によりこれらの産業が衰退しはじめると、治安も悪化の一途を辿りました。

エミネムの主演映画「8mile」でも描かれているように、失業率が高く、貧困層の若者がその日暮らしの仕事を待っているということも多いようです。
都心部には高層ビルが立ち並ぶ一方で、少し足を伸ばすと廃墟となった建物や車が放置されている風景も珍しくありません。

殺人事件、レイプなどの凶悪犯罪の発生率は全米平均の数倍で、車両の盗難も多いです。
特に地元のギャングが活動するレッドゾーンには近寄らないようにしましょう。

ミシガン州の詳細はこちらからご覧ください。

アメリカ合衆国の50州の中から、ミシガン州の地理や気候、名所などを紹介します。ミシガン州の形は複雑で、主にアッパー半島とロウアー半島の二つから成る。州都はランシング。最大都市のデトロイトはアメリカで初めて自動車産業が始まった都市として有名。

2.メンフィス
テネシー州メンフィスは、デトロイトと並んで犯罪都市と呼ばれるほど犯罪発生率が高いエリアです。
シェルビー群には1万人規模のギャングが活動していると言われており、
・強盗
・窃盗
・麻薬取引
・武器取引
などの犯罪行為が頻繁に行われているようです。

自治体側も財政的な面から、街を警備する警察官の数も十分ではないようです。

テネシー州の詳細はこちらからご覧ください。

アメリカ合衆国の50州の中から、テネシー州の地理や気候、名所などを紹介します。州都はカントリーミュージックの聖地とも言われるナッシュビル。東部にはアメリカの国立公園の中で最も来園数が多いグレートスモーキー山脈国立公園がある。

3.セントルイス
セントルイスはミズーリ州東部にある商工業都市です。
1800年代末~1950年代くらいまでは、水運や自動車産業の隆盛によりセントルイスも繁栄しました。

なんと、アメリカ大陸で始めてオリンピックが開催されたのはセントルイスなのです。
しかし、1970年代以降に産業不振に陥ると治安悪化と経済不安により急激に人口が低下。
裕福な南部には白人が、北部には有色人種が多く住むなどエリアによって格差がハッキリあるのが特徴です。

2021年には200人以上が事件に巻き込まれて命を落としたとされます。
これらの事件の多くは、やはりギャングチームが引き起こしたようです。

ミズーリ州の詳細はこちらからご覧ください。

アメリカ合衆国の50州の中から、ミズーリ州の地理や気候、名所などを紹介します。イリノイ州に近いセントルイスは、かつての開拓時代に西部を目指す開拓者を迎える入り口の街として栄えゲートウェイ・アーチ国立公園の巨大なモニュメントなど名所も多い。

アメリカで治安がいいエリアTOP3

アメリカで治安がいいエリアTOP3
続いて、アメリカでも治安の良い州と地域についてご紹介していきます。
なぜ治安がいいのか、という理由も合わせて見ていきましょう。

1. ニュージャージー
最も治安の良い州には、ニュージャージーが選ばれました。
その理由は警官など法執行官の多さで、2020年度のニュージャージー州の法執行官は38,628人。

つまり取り締まる層を厚くすることで、州の安全を守ることに成功したようです。
特に安全なのは、マントローキング、マタワン、トムズリバーなどの地域です。

ニュージャージー州の詳細はこちらからご覧ください。

アメリカ合衆国の50州の中から、ニュージャージー州の地理や気候、名所などを紹介します。人口密度がワシントンD.C.の次に高く全米第2位。アメリカの移民の歴史を語る上で必ず出てくるエリス島はニューヨーク州と思われがちだが、実はニュージャージー州である。

2. ニューハンプシャー
ニューハンプシャー州はカナダの国境近くにある州です。
暴力・財産狙いの犯罪件数は全米トップクラスに少なく、2020年の州内の暴力事件はわずか2000件でした。

自治体レベルでも州レベルでも消費税・所得税がないことから、経済的に負担が少なく生活しやすいことが治安が良い理由ではないかと考えられます。
また、白人の割合が他の州と比べて92.3%と格段に高いのも特徴。
アメリカで有色人種の貧困率は白人よりも高い傾向にありますが、ニューハンプシャー州のように白人が多い地域は治安がいいというのはアメリカの残酷な構造を表しているとも言えます。

3. ロードアイランド
ロードアイランド州は、警察・裁判所など法執行機関に務める職員1人当たりの予算が高いのが特徴です。
十分な報酬があることで、
・人手を確保できる
・人の入れ替わりが少ない
・仕事へのモチベーションも高くなる
というメリットがあります。

北米50州の中でも最も小さい州で、面積は神奈川県などと同じくらいです。
そのため、少ない人員でも警備がしやすいことも治安の良さに繋がっていると言えます。

地域

1. フリスコ
テキサス州中部にあるフリスコは、2000年から成長を続ける地域として知られています。
成長の理由は、消費税による税収の一部を経済開発法人の予算に当てるというユニークな取り組みにより優れた戦略を進めることだと考えられます。

犯罪発生率は非常に低く、薬物汚染度も低い自治体です。

2. マッキニー
マッキニーもフリスコ同様テキサス州にある自治体で、財産を狙う犯罪や薬物中毒死亡率、暴力犯罪率が軒並み低い水準なのが特徴です。

コリン郡の中では、2番目に大きい規模で全米の住みたい場所ランキングでも上位にマークするほど人気の都市です。
フリスコほどではありませんが2000年代から2010年代にかけて経済成長を続けているため仕事があり、都心部やベイエリアと比較すると住宅価格がそれほど高くないのが治安の良さに繋がっていると考えられます。

テキサス州の詳細はこちらからご覧ください。

アメリカ合衆国の50州の中から、今回はテキサス州の地理や気候、名所などを紹介します。テキサス州はアメリカで2番目に大きな面積、2番目に多い人口を誇る州。ネイティブの言葉で「友情」を意味し、州のモットーも「Friendship」となっている。

3. サンタクラリタ
サンタクラリタはカリフォルニア州、ロサンゼルスの郊外に位置する街です。
2006年のFBIによる調査でも、全米でトップクラスの安全な都市として評価されています。

地元企業は雇用と売上を申告すれば優遇税制されることから、地域に根付いた中小企業も多く、安定した雇用が多いことも治安が良い理由の1つでしょう。

カリフォルニア州の詳細はこちらからご覧ください。

アメリカ合衆国の50州の中から、カリフォルニア州の地理や気候、名所などを紹介します。西海岸のカリフォルニア州は、北はサンフランシスコ、南はロサンゼルス、サンディエゴと観光名所もさまざま。西側は全て太平洋に面し、東側は岩・砂漠に覆われた地域もある。

同じ街でもエリアごとに治安は異なる

同じ街でもエリアごとに治安は異なる
アメリカでは、同じ街でもエリアによって階級がしっかりと分けられているのが特徴です。
日本でも高級住宅街や伝統的なお屋敷町などがありますが、路地裏とかに庶民的で家賃の安いアパートを目にしたりしますよね。

アメリカの街づくりはもっと厳格で、富裕層・中間層・貧困層が住むエリアはハッキリと分けられています。

分かりやすいのはニューヨークのマンハッタンで、エリアごとに以下のような違いがあります。

・アッパーイーストサイド:
→高級ブランドや高級アパートメントが立ち並ぶ華やかでリッチなエリア。富裕層が住む

・アッパーウェストサイド:
→中〜高所得層が住むエリア。ユダヤ系も多い

・ミッドタウン:
→ビジネス街。カーネギーホールや美術館など観光スポットも多い。

・ダウンタウン(ロウアーマンハッタン):
→ウォール街やロウアーイーストサイドのように富裕層が集まるエリアと、移民や中~低所得者層が集まるエリアに分かれる

・ハーレム:
→低所得者~貧困層も住むエリア。一時に比べて治安は改善しつつあるが、スパニッシュハーレムなどニューヨーカーも立ち寄るのを避けるエリアもある。

小さな街でも、北側はリッチなエリアで南側は貧困層が住む。とはっきり分けられるのは一般的です。
そのため、留学や転勤でアメリカでの住居を探す時、街の名前だけで安易に決めずに物件の周辺の環境についてもしっかり調べてください。
特に都心なのに家賃が相場より安い物件は、治安の悪い地域にあることが多いです。

アメリカで自己防衛するための5つの注意点

アメリカで自己防衛するための5つの注意点
アメリカでは、日頃からの自己防衛を意識するのも当たり前です。
日本では中々意識しないことも多いので、最低限注意しておくべき注意点5個について押さえておきましょう。

時間帯に気を付ける

治安が良いエリアでも、夜間は1人で出歩かないようにしましょう。
アメリカは車移動が前提の街づくりをしているので、夜道が暗く非常に危険です。

車がない場合は、バスや電車など公共機関を使用してください。

脇道に入らない

脇道や裏道は、人目がないためにギャング等が犯罪行為をする場に選ばれがちです。
コーナー(角)で取引をする売人も多いので、なんらかのトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

何かあっても助けを呼びにくいので、よく知らない脇道や裏道は入らないようにしましょう。

治安の悪い地域では、お昼でも裏通りに入らないようにしてください。

密室に誰かと2人きりにならない

女性が1人でいると、車にのった男性に「送っていくよ」と声をかけられることがあります。
車に乗ると銃で脅されて事件に巻き込まれた、遠くに連れていかれそうになった、などの例もあるので知らない人・関係が浅い人の車には絶対に乗らないで下さい。

また、エレベーターなどの密室空間でトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、なるべく知らない人と2人きりにならないように気を付けましょう。

電車で寝ない

日本でよく見かける風景ですが、眠ってしまっていると盗難被害にあうかもしれません。
同じ感覚で寝てしまわないよう、ガムやミントで眠気覚ましをしつつ周囲に気を配りましょう。

席取りにスマホを置かない

こちらも日本でよく見かけますが、飲食点で席を先にとりたい時にテーブルにスマホや荷物を置く行為は海外ではNGです。

そのまま荷物が盗まれることがあるので、お店に置いてある専用の札などを使ってください。

危険を感じたらすぐ通報しよう

危険を感じたらすぐ通報しよう
アメリカでトラブルを目にしたり、巻き込まれたりしたらすぐに警察に通報しましょう。
アメリカの警察や通報の仕方については、こちらで詳しく解説しています。
アメリカの警察は日本とこんなに違う!仕組みや特徴を解説

アメリカについてから調べものをしたり、すぐに連絡が取れる状態にしておくために、事前にアメリカ用SIMを用意することをおすすめします。

ハナセルでは9.99USD~というリーズナブルな月額料金で、通話機能付のアメリカ用SIMがご利用いただけます。
日本語のサポートもついているので、お問合せもご安心くださいませ。

詳しくは、以下のページをご覧ください。

アメリカ携帯サービスのHanaCell(ハナセル)

まとめ

アメリカの治安は日本よりも注意が必要なものの、地域差がかなり大きいことが分かりました。
外から行くと「治安の良し悪し」のみで判断してしまいがちですが、そこに至るまでは政治・経済が大きく影響していることも忘れてはいけません。

実際、ギャングバンギング(窃盗・強盗などの犯罪行為)に関わるのは貧困家庭出身で教育も受けられず、生活するためにやむにやまれず行うという人も少なくないのです。

幸運であれば治安の良い地域に住んで、安全な生活を送れるかもしれません。
しかし「あそこは治安が悪いから」と忌避して終わり、というのは危険です。安全に気をつけつつ、社会がそれに至った背景にも思いを寄せてみましょう。

またアメリカの警察事情については、以下の記事でも言及しております。合わせてご覧ください。

アメリカの警察はニュースやドラマなどでよく目にしますよね。 しかし、実際アメリカの警察がどんな組織なのかは具体的にイメージしにくいかも...

アメリカ携帯ハナセルが運営する「アメリカ新生活・移住ブログ」では、本記事のように、アメリカでの生活や旅行で困ったときの解決方法や、アメリカに行く前に知っておきたい知識など、アメリカで役立つ様々な情報を発信しています。

本記事がお役に立ちましたら、ぜひ
#アメリカsimハナセル
#アメリカ携帯ハナセル

をつけて、Twitterでシェアしてくださいね。

吉田店長の写真

監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

Twitter メディア紹介 コンテンツ制作ポリシー
この記事のタイトルとURLをコピーする

シェアする

フォローする

アメリカでの通信手段をお探しの方はこちらもご覧ください

アメリカSIMを買うならハナセル