​​​​​一時帰国の準備と持ち物は?日本で何をすればいい?海外在住歴35年の筆者が一時帰国のコツを紹介

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こんにちは、HanaCell店長の吉田です。

子どもの頃に親の海外赴任で海外に住み始めて以来、ずっと海外在住の私ですが、仕事も兼ねつつ年に1回は日本に一時帰国しています。

日本に2週間ほど滞在することが多いですが、したいことがたくさんありすぎて、時間が足りないと毎回感じます。海外在住を始めたばかりの方ですと、どんな準備をしたらいいのかや、限られた日数の間に何をすべきかなど、わからないことも多いでしょう。

今回は、私自身の体験や日本人の友達からの話を元に、一時帰国を充実して過ごすためのTipsをご紹介します。

1.【コロナ禍】一時帰国に関する日本の情報

コロナ禍での日本への一時帰国では、基本的には陰性証明書の提出や指定された期間の自宅・ホテル等での待機をすること、またその間の健康報告を行うことなどのルールが定められています。

しかし、現在ではワクチンの普及などもあり、コロナ禍初期の頃と比べれば情報や経験に基づいて緩和されていることもあります。
指定の国からの入国でワクチン接種がない場合は検疫所の指定施設での待機が求められたりもしますが、それ以外の国からの入国ではワクチンの3回接種と陰性証明があれば待機期間を必要としなかったり自宅やホテルでの待機期間が短縮されるなど、状況に応じて様々です。

自分が出国する国・地域やワクチン接種の有無、またウイルスの変異などその時々の状況によって対応は変化しますので、出国前に調べておくとスムーズな帰国につながるでしょう。

航空企業によっては待機するホテルや空港からの交通手段などのサポートをしてくれるものもありますので、そういったものを活用するのも良いかもしれません。

関連記事:コロナ禍の一時帰国体験談 43人の海外在住者に聞きました

2. 日本への一時帰国前に準備するべきこと

一時帰国直前だと間に合わないこともあるので、早めに準備しておきましょう。

飛行機のチケット

一番最初に準備するものといえば、飛行機のチケットですね。
私はインターネットで検索して自分で購入することが多いですが、日系の旅行会社を利用する方法もあります。
年末年始、春の桜シーズン、学校などが休みになる夏は、日本への旅行客が増えるので、チケットが高くなることが多いです。

ご家族や友人と会う約束をする

日本で滞在できる日数は限られていますし、日本在住の友だちは計画的な人が多いのか、海外よりも先の予定が決まっていることが多いように思います。一時帰国の日程が決まったら、まずは会いたい人に連絡しておきましょう。

日本での通信手段

充実した一時帰国を過ごすために、携帯などの通信手段は欠かせません。海外で利用している携帯を日本でそのまま使うと、国際ローミング料金がかかり、料金が高額になる場合が多いので、まずは日本での料金を確認しましょう。

日本の通信サービスを利用する場合、外国人旅行者向けのプリペイドSIMやレンタルWiFiを使うことになりますが、一時帰国の度に購入やレンタルの手配をしないといけません。私自身、毎回面倒だと思っていたので、HanaCellで一時帰国に特化した「ジャパンSIMカード」という通信サービスを作りました。使わない月は料金がかからないので、一度購入すれば次の一時帰国までキープすることができます。それに、プリペイドSIMやレンタルWiFiと違い、日本の携帯電話番号で通話できるので、日本での待ち合わせや予約に便利です。

日本一時帰国のためのSIMカード「ジャパンSIMカード」

スーツケース

日本でたくさん買い物をしたいなら、大きいスーツケースがおすすめです。利用する航空会社の無料手荷物の範囲を事前にチェックしておきましょう。スーツケースの中に入れるものについては、一時帰国の持ち物チェックリストで紹介します。

おみやげ

日本で会う家族や友だちへのお土産も、事前に準備が必要ですね。たくさんお土産を用意する時は、スーツケースが重くなりがちなので、軽めの物を選ぶといいと思います。

お酒をおみやげにする場合、760ml(ワインボトル1本の量)を3本までなら免税範囲です。免税範囲を超えると日本入国時に税金がかかりますが、そんなに金額は高くならないです。

旅行の手配(一時帰国中に旅行する場合)

一時帰国中は、温泉など日本ならではの旅行をしたくなりますよね。人気の宿は、早めに予約しておきましょう。

10年以上連続して海外に住んでいる人は、外国人旅行者向けのジャパン・レール・パスを購入することができます。海外在住期間を証明するために、お住まいの国の大使館で発行された指定の書類が必要となりますが、JR全線に乗り放題で、のぞみとみずほ以外の新幹線にも乗車できます。10年以上海外在住で、一時帰国中に日本国内を旅行予定の方は、JRのウェブサイトから購入の条件を確認してみましょう。

日本国内旅行

3. 一時帰国の持ち物チェックリスト

忘れ物がないか確認するためのチェックリストです。

必ず持っていくもの

一時帰国するために最低限必要なものです。どれも大切なものばかりなので、忘れずに機内持ち込み荷物に入れましょう。

  • パスポート
  • 飛行機のチケット(印刷したものか、スマホの画面)
  • ビザ
  • お財布(現金、クレジットカード、デビットカード)
  • 携帯電話

機内持ち込み荷物の中に入れるもの

機内に持ち込むもの一覧です。ものによっては、預け荷物にしてもいいかもしれません。

  • ボールペン
    飛行機の中で携帯品・別送品申告書を記入します
  • ジャパンSIMカード
    一時帰国に特化したHanaCellの携帯サービスです
    日本一時帰国のためのSIMカード「ジャパンSIMカード」
  • SIMピン
    SIMカードの入れ替えに使います。クリップなどでも代用できます
  • 携帯の充電器、必要な場合はコンセント変換プラグ
  • モバイルバッテリー
    リチウムイオン電池は預け荷物にできないので、機内持ち込み荷物の中に入れましょう
  • 常備薬
  • 運転免許証
  • 予約した旅行の情報
  • 健康保険や旅行保険の保険証や連絡先など
  • めがね、コンタクトレンズ
  • 日本の交通系ICカード(SuicaやPASMO、ICOCAなど)
  • 雨具
  • カメラ
  • 化粧品、マスク、歯ブラシなど
    機内は乾燥するので、フライトが長い場合は保湿クリームやマスクなどを機内に持ち込むことがあります。食事後に歯磨きをしたい方は歯ブラシセットもお忘れなく。液体は機内持ち込みに制限がありますが、歯磨き粉や化粧水なども、100ml以下の液体なら、ジッパー付きの透明の袋に入れて機内に持ち込めます。

リチウムイオン電池以外に、ライターやマッチも預け荷物には入れられませんので、必要な方は機内持ち込み荷物の中に入れましょう。持ち込み個数に制限があり、1人1点までです。

預け荷物の中に入れるもの

預けるスーツケースに入れるもの一覧です。行きのスーツケースに余裕があると、日本で買ったものをたくさん持ち帰れます。

  • 着替え
  • おみやげ
  • 洗面用具

おみやげの飲み物類や、基礎化粧品のボトルなど、100mlを超える液体は預け荷物に入れましょう。機内に持ち込もうとすると没収されてしまいます。
ハサミやナイフ類なども、機内には持ち込めませんので、預け荷物に入れましょう。

一時帰国の荷造り

4. 一時帰国中に日本ですべきこと

一時帰国中は楽しいことだけでなく、日本でしかできない手続きなども行う必要があります。
やり残しがないように一つずつ紹介していきますね。

日本円の現金を手に入れる

私が住んでいる国と比べて、日本ではまだ現金が無いと困る場面が多いように感じます。

日本の銀行に貯金がある方は、それを引き出せばいいですね。

海外で発行されたクレジットカードやデビットカードから現金を引き出したい場合、海外のカードは使えないATMが多いのですが、セブンイレブンと郵便局にあるATMなら海外のカードでも使えます。コンビニやスーパーなどに設置されているE-netというATMでも海外のカードが使えますが、お店の中に入ってみないとわからないので、私はセブンイレブンか郵便局を見つけたときに現金を手に入れるようにしています。

あとは、お住まいの国の通貨の現金を持ってきて、両替ショップや銀行窓口などで日本円に両替するという方法もあります。

買い物

日本の食材は海外では貴重品なので、調味料、ふりかけ、インスタント食品、お茶など、日持ちのするものを毎回買って帰ります。友達の中には、一時帰国中のたびに日本のお米を何kgも持ち帰るという人もいます。海外でも購入できる日本食材もありますが、日本で買った方がずっとおいしいです。

食品以外に、化粧品類は日本のものをという人も多いですね。マスクやホッカイロも私が住んでいる国では売られていないです。私は洋服は日本の物の方がサイズが合うので、時間があるときはショッピングにでかけます。電化製品も日本で買うと高品質で安いですが、お住まいの国の電圧に対応しているか確認しましょう。

免税店で買い物する場合、海外在住者は免税を受けられます。海外在住を証明するために、日本入国時にパスポートに入国スタンプを押してもらい、パスポートと在住国のビザを免税店で提示しましょう。

海外在住者の日本で免税を受ける方法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

一時帰国中は日本でしか手に入らないものをまとめ買いしますよね。日本人でも、海外在住者なら一時帰国中に免税で買い物できることをご存じですか?消費税が10%に上がった日本。私も今回の一時帰国で初めて免税ショッピングに挑戦してみました。

書類の確認

私自身は海外在住歴が長いので日本の書類が届くことはほとんどないのですが、クレジットカードや銀行、保険などの書類がご実家に届いている方が多いはずです。一時帰国中に忘れず確認しておきましょう。

病院や歯医者に行く

身近にも一時帰国中に病院や歯医者に行くという話はよく聞きます。日本の歯科はクオリティが高く、自費治療にしても私が住んでいる国よりも安くなることが多いです。私も一時帰国中に行くことがあります。

私自身は試したことが無いのですが、保険適用で治療を受けたい場合は、役所に転入届を出して住民票を入れると国民健康保険に加入できるそうです。住民票を入れるので、同時に国民年金への加入義務が発生します。出国前に転出届の提出も必要になるので手間はかかりそうですが、治療内容によってはお得になりそうですね。

運転免許の更新

日本の運転免許の更新は本人が行う必要があります。更新日が近づいている場合は、一時帰国中に更新しておきましょう。更新期間中に海外にいることを証明すれば、更新期間前でも更新できます。

更新期間を超えてしまったとしても、海外在住などのやむを得ない理由があれば、免許失効後3年以内なら試験免除で再取得できます。また、お住まいの国の運転免許を持っている場合、国によっては試験が免除されます。それ以外の場合は、最初から免許の取り直しになってしまいます。

子どもの体験入学

お子さんがいらっしゃる家庭なら、一時帰国中に、子供に日本の教育を受けせたいという方も多いはずです。

元イタリア在住のスタッフが、一時帰国で日本の小学校に子どもを体験入学させる方法をこちらの記事にまとめています。

一時帰国中の小学校の体験入学は、海外在住の子どもたちにとって、日本の生活を知ることができ、自分自身のルーツに触れたり、視野を広める大変貴重な体験となります。子どもを体験入学させるための準備や申込み方法、購入する学用品などを紹介します。

家族や友人に会う

準備の中にも入れましたが、なかなか会えない家族や友人との時間は大事にしたいですね。

日本国内を旅行する

準備の中にも入れた旅行です。しばらく日本を離れていると、ちょっとした旅行でも新鮮に感じます。

美容院に行く

美容院も日本の方がいいですね。私は海外でも日本人の美容師さんにお願いしてますが、一時帰国中に行っておくという人も多いです。

日本のおいしい食べ物を食べる

久しぶりの日本では、何を食べてもおいしいですよね。短い一時帰国中は食事の回数も限られてますので、会う約束をしている家族や友達に、食べたいものをリクエストしておくといいかもしれません。

日本食

5. コロナ関連で必要な物

普段の帰国時にはスムーズに入国できる準備をしておいても、コロナ禍での一時帰国には、普段とは違って特別に必要になるもの、用意しておいた方が良いものがあります。
入国や待機の際などに、実際にどんなものが必要になるのか、どんなものを用意しておくと便利なのか、いくつかご紹介したいと思います。

●1. PCR検査証明書

まず、コロナ禍での入国の際には、PCR検査が陰性であったことの証明書の提出が必要になります。

出国前72時間以内の証明であることが求められるので、出国の日にちが決まったらあらかじめ現地のクリニックや検査場で検査を受け、陰性証明書をもらっておきましょう。

生年月日や氏名、国籍、性別、パスポート番号など厚生労働省によって必要な項目も定められていますので、それらの項目がしっかり記載されているか確認するようにしましょう。

パスポート番号や氏名の記載がないと本人確認を取ることもできないため、記載漏れがあった場合には陰性証明が無効になってしまうこともあります。

●2. 誓約書

陰性証明書の他に、誓約書や質問票のサイン・提出も必要になります。

誓約書の内容は、入国後の隔離や待機についてや、公共の交通機関を使用しないことの了承、アプリ使用による管理についてなど、定められたルールを守ることを検疫所に誓約するものになっています。
入国の手続きを終え、隔離期間に入る前にサインを求められます。

もしもその誓約に違反すれば、日本人であれば氏名などの情報公開の対象になったり、停留措置が取られたりしますので注意しましょう。

誓約書の他に、質問票の回答を行って提出するものもあります。
連絡先など入国後のフォローのためのものであり、WEBに公開されているフォーマットから事前にダウンロードして回答しておくとスムーズに手続きできるかもしれません。

●3. 国内利用できるスマートフォン

スマートフォンは、入国者にインストールの義務がある接触確認アプリの「COCOA」と入国者の健康や居場所を確認するアプリ「My SOS」を利用するために必要になります。

待機期間中は待機場所をアプリに登録し、1日1度健康状態を報告することと、1日何度かの位置情報の報告が義務付けられています。
万が一体調が悪くなり陽性となってしまった場合にも地図アプリで記録していた位置情報を報告しなければならないため、スマートフォンを持ち歩いていなければなりません。

アプリ利用可能なスマートフォンを持っていない場合にはレンタルしなければならず、費用も自己負担になるので注意しましょう。

空港での検査待機時間や、外出できない待機期間中は暇つぶしにもなります。
家族・友人など国内の知り合いと連絡をとることもできるので、スマートフォンは必須ですね。
利用できないと不便なことはもちろん、連絡の取れる連絡先の提出が求められるので、事前に日本国内で利用できるSIMのスマートフォンを用意しておくといいでしょう。

海外で利用しているスマホでジャパンSIMカードを差し込むことで日本でもスマホが使えます。

ジャパンSIMをお探しの方はハナセルへお問い合わせください。

一時帰国者向けSIMカード、「ジャパンSIMカード」なら、海外で使用しているスマートフォンにSIMを差し込むだけで手軽に日本国内での利用が可能になります。

料金も使った月の分しかかからないので、一時帰国の際は利用してみてはいかがでしょうか。

●4. マスクや消毒液など、コロナ対策グッズの予備

帰国中の旅客機内や入国後の手続き中ももちろんマスクの着用が求められます。
長時間になりますので、気温などに合わせて変えられるように素材の違うものを用意したり、マスクの予備を持っておくことも大切です。

また、空港利用などの際にもできる限り対策できるよう、持ち歩きの消毒液などもあると良いかもしれません。
待機期間中に自宅などの場所以外に滞在する場合には、健康報告のための体温計も持っておくと困らないですね。

関連記事:コロナ禍の一時帰国体験談 43人の海外在住者に聞きました

6. まとめ

今回は、一時帰国を充実して過ごすためのTipsを紹介しました。

読んでいただいてわかったと思いますが、一時帰国中はすることが多く、忙しくなりがちです。お住まいの国にもよりますが、海外在住だとそう頻繁に日本に帰ることができません。やり残すことがないよう、出発前にできるだけ準備を整えておきたいですね。

楽しい一時帰国をお過ごしください。

日本一時帰国のためのSIMカード「ジャパンSIMカード」

関連記事:海外在住者が一時帰国時に使える保険は?

アメリカ携帯ハナセルが運営する「アメリカ新生活・移住ブログ」では、本記事のように、アメリカでの生活や旅行で困ったときの解決方法や、アメリカに行く前に知っておきたい知識など、アメリカで役立つ様々な情報を発信しています。

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吉田店長の写真

監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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