テキサス州 ~アメリカ50州大解剖~

テキサス州

アメリカ合衆国にある50の州をそれぞれ紹介するアメリカ50州大解剖シリーズ。今回はテキサス州を紹介します。

テキサス州の基本情報

テキサス州はアメリカ南部に位置し、南西部でメキシコと国境を接する州です。
面積はアラスカ州に次いで全米2番目と広く、地域によって気候や文化にも違いがあります。

ヒューストンやダラス、オースティンなどの大都市を抱え、人口・経済ともに全米有数の規模を誇る州です。

項目 概要
位置 アメリカ南部。メキシコと国境を接する
面積 アラスカ州に次いで全米2番目
州都 オースティン(最大都市はヒューストン)
気候 夏は非常に暑く、40℃近くまで上がる日もある。冬は比較的温暖
特徴 石油・エネルギー産業をはじめ幅広い産業が発達。日系企業も進出している

広大な土地を持つテキサス州は、地域ごとに異なる魅力があります。
ここからは、地理や気候、人口構成、州都、名所などについて詳しく見ていきましょう。

テキサス州について

州都:オースティン
地域:中南部、南西部(面積が大きく歴史・文化も多様なため区分が異なる場合がある)
最大都市:ヒューストン
人口:29,145,505人(2020年)
愛称:The Lone Star State

テキサス州の地理

テキサス州はアメリカで2番目に大きな面積(1位はアラスカ州)、2番目に多い人口(1番はカリフォルニア州)を誇る州。ネイティブの言葉で「友情」を意味し、州のモットーも「Friendship」となっている。

西はニューメキシコと隣り合わせ、リオグランデ川がある。南西はメキシコに面し南東はメキシコ湾、東はルイジアナ州、アーカンソー州、北はオクラホマ州に面す。

歴史的にスペイン、メキシコ、フランス、アメリカに支配され、独立共和国となったこともあり、さまざまな側面を持ち合わせる、文化的にもとても深い州である。

テキサス州の気候

テキサスは広く自然環境も多様なため、エリアによって気候が異なる。北部は比較的乾燥していて冬は雪が降ることも。南部は亜熱帯気候で湿気があり、夏も暑くなる。

地域によるが、砂漠のようなエリアでは1日、そして年間の寒暖の差は激しい傾向にある。

テキサス州の人口構成

白人が43%を占め、ヒスパニックは約39%。黒人は約13%。アジア系は約5%。テキサス在住の日本人は人数が多く感じられるが、全体の割合から見るとまだまだ少なく、主に大都市に集中している傾向がある。

しかし近年人口が過密・地価・物価の高騰が止まらないカリフォルニアからのテック産業の流入なども相まり、テキサスの人口も増えるとともに、日本人の数も増加傾向にある。都市部には日本企業のレストランや食材店も豊富に展開されており、日本人も生活しやすい。

テキサス州の州都

テキサス州の州都はオースティン。テキサスの中で最も観光客が多いとされる街。テキサス大学、テキサス州会議事堂、壁画、音楽通りなど、一度は押さえておきたい名所も満載の街。

テキサス州の主要都市

テキサス州には、ヒューストンやダラス、オースティン、サンアントニオなどの大都市があります。
それぞれ産業や街の特徴が異なるため、駐在や移住でテキサス州に住む場合は、生活環境の違いも確認しておきましょう。

都市 特徴 日本人にとっての生活環境
ヒューストン 州最大の都市。エネルギー産業などが発達 日系企業や日本人コミュニティ、日本語補習校がある
ダラス フォートワースと大都市圏を形成する経済都市 日本人会や日本語補習校がある
オースティン 州都。テクノロジー関連産業が発達 日本人コミュニティや日本語補習校がある
サンアントニオ アラモなどで知られる歴史・観光都市 日本語補習校がある

ヒューストン|エネルギー産業などが発達する州最大の都市

ヒューストンは、テキサス州最大の都市です。
古くから石油・天然ガスを中心とするエネルギー産業が発達してきましたが、現在は医療をはじめ幅広い産業が地域経済を支えています。

日系企業も進出しており、日本人会や日本商工会などのコミュニティがあります。
幼稚部から高等部までを設けた日本語補習校もあるため、子どもと一緒に移住・駐在する場合は教育環境の選択肢ともされています。

ダラス|大都市圏を形成する経済都市

ダラスは、隣接するフォートワースなどとともに大規模な都市圏を形成しています。
さまざまな企業が集まり、テキサス州の経済を支える主要都市のひとつです。

ダラス周辺には日本人会があり、日本語補習校も設置されています。
日本人コミュニティや日本語教育の環境を重視する家庭にとって、渡米前にチェックしておきたい都市です。

オースティン|テクノロジー産業が発達する州都

オースティンはテキサス州の州都で、テクノロジー関連企業が集まる都市としても知られています。
市もイノベーションや成長産業を重視した経済開発を進めています。

オースティンには日本人コミュニティがあり、幼稚部から中学部までを設けた日本語補習校もあります。
現地校に通いながら、日本語による学習を続けられるのも特徴です。

サンアントニオ|歴史と観光で知られる都市

サンアントニオは、テキサスの歴史を伝える「アラモ」などで知られる都市です。
歴史的な街並みや観光スポットが多く、ヒューストンやダラスとは異なる魅力があります。

サンアントニオにも日本語補習校があり、幼稚部から中学部まで日本語による授業が行われています。
同じテキサス州でも都市によって特色が異なるため、仕事だけでなく教育やコミュニティなども比較して居住地を検討するとよいでしょう。

テキサス州の名所あれこれ

テキサス州のGDPは全米2位(1位はカリフォルニア)。航空宇宙、ハイテク、通信、運輸、農業などさまざまな産業が盛んで、さらに油田もあるためアメリカの中で最も勢いのある州と言われている。

言わずと知れた宇宙センター、州内でしか展開されていないガソリンスタンド・コンビニチェーンのバッキーズ、バーベキューやステーキ、カウボーイにカウガール、ビッグ・ベンド国立公園、グアダルーペ国立公園など名物もさまざま。

テキサス州で暮らすには

テキサス州への駐在や移住を予定している場合は、気候や交通手段、税金など、日本とは異なる生活環境を知っておくことが大切です。
ここでは、テキサス州で生活を始める前に押さえておきたいポイントを紹介します。

夏の暑さに備える

テキサス州の夏は気温が高く、地域によっては40℃近くになる日もあります。
暑い時間帯の長時間の外出を避けたり、こまめに水分を補給したりするなど、熱中症への対策が必要です。

また、炎天下では車内の温度が短時間で上昇します。
子どもやペットを短時間でも車内に残さないなど、車を利用するときにも暑さへの注意が必要です。

車での移動を想定する

テキサス州で生活するなら、車を利用する機会が多くなります。
都市によってはバスや鉄道などを利用できますが、居住地や勤務先によっては公共交通機関だけで日常の移動をまかなうのが難しい場合があります。

渡米後に運転する予定がある方は、居住地域の交通事情とあわせて、テキサス州の運転免許取得についても確認しておきましょう。

州の個人所得税はない

テキサス州では、州による個人所得税が課されていません。
ただし、連邦所得税をはじめ、売上税や固定資産税など、そのほかの税金がなくなるわけではありません。

日本から移住・駐在する場合は、州の個人所得税だけでなく、自分にどのような税金がかかるのかを事前に確認しておくことが大切です。

日本食や日本の商品を購入できる場所もある

ヒューストンやダラス周辺には、日本食材を扱うスーパーマーケットや日本食レストランなどがあります。
日本人コミュニティも形成されているため、日本の食品やサービスを利用できる環境があります。

ただし、生活環境はエリアによって異なります。
住居を決める際は、勤務先へのアクセスだけでなく、普段利用するスーパーや日本食材を購入できる店舗などの場所も確認しておくとよいでしょう。

テキサス州のよくある質問

テキサス州への移住や旅行を考えていると、場所や気候、生活環境などについて疑問を持つ方もいるでしょう。
ここでは、テキサス州についてよくある質問に回答します。

テキサス州はどこにある?

テキサス州はアメリカ南部に位置し、南西部でメキシコと国境を接しています。
面積はアラスカ州に次いで全米2番目で、アメリカを代表する広大な州のひとつです。

テキサス州の州都はどこ?

テキサス州の州都はオースティンです。
一方、州内で人口が最も多い都市はヒューストンで、州都と最大都市は異なります。

テキサス州の夏はどれくらい暑い?

地域によって気候は異なりますが、夏には40℃近くまで気温が上がることがあります。
屋外と冷房の効いた屋内では温度差が大きくなることもあるため、体温を調整しやすい服装を用意すると便利です。

テキサス州に日本人は多い?

テキサス州には多くの日系企業が進出しており、ヒューストンやダラスなどには日本人コミュニティもあります。
ヒューストン・ダラス・オースティン・サンアントニオには日本語補習校も設置されています。

テキサス州に州の所得税はある?

テキサス州には、州の個人所得税はありません。
ただし、連邦所得税や売上税、固定資産税などは別途考える必要があります。

まとめ

アメリカ合衆国にある50州の中から、今回はテキサス州をご紹介しました。

アメリカの州一覧と各州の特徴はこちらの記事で解説していますので、各州の特徴をまとめて読みたいという方はぜひご覧になってください。

アメリカ50州とワシントンD.C.の一覧を地図でわかりやすく解説。各州の人口・州都・気候・特色をまとめ、旅行先・移住先選びの参考になる完全ガイドです。

アメリカ携帯ハナセルが運営する「アメリカ新生活・移住ブログ」では、本記事のように、アメリカでの生活や旅行で困ったときの解決方法や、アメリカに行く前に知っておきたい知識など、アメリカで役立つ様々な情報を発信しています。

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吉田店長の写真

監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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