迷惑電話対策としても活用できる、セキュリティーアプリ。高機能携帯電話には初めから搭載されているようですで、更新料かかりますね。

正直スマーフォンのセキュリティーについて、あまり考えたことありませんでした。でもよくよく考えてみると、パソコンと同じようなものですから、外部からの進入によりウィルスなどのリスクはありますよね。お客様でもデータ通信やWiFiの利用などを気にされている方は、多くいらっしゃいます。

セキュリティーソフトといえば、McAfeeとNortonでしょうか。実際にMcAfeeのトライアル版をHanaCell販売中のBlu Magicにインストールして、試してみました。初めにお伝えしておきますが、IT(ハード&ソフト)にはあまり知識がありませんので、技術的な回答がほしい方は、もっと詳しい方にご相談ください。

McAfeeまず、マーケットで「McAfee」で検索してみると、6つほどアプリが表示されます。アンチウィルスとセキュリティー効果を目的とする一般的なアプリは「McAfee Antivrus&security」でしょうか。

 

インストール後アプリを開きますと、6つの項目が表示されます。McAfeeアプリ

<①Security Scan>携帯電話の保存されているデータやアプリなどをスキャンして、セキュリティーのリスクが無いか確認します。メモリ利用量によりますが、数分かかり、「No Threat」→リスクはない、という結果になりました。

<②App Protection>保存アプリをスキャンする機能です。私はSkypeをインストールしていますが、リスクが高いと結果が表示されました。Skypeは利用中、携帯電話に保存されている電話帳データや、ソーシャルメディアの連絡先・情報、またロケーションサービスなどを利用してデータの収集を行っています。Skypeアプリダウンロードの際に表示される忠告と同じ内容かと思います。それ以外のアプリは、「Trusted app」→McAfeeが認証しているアプリであるので、ローリスクということでしょうか。

<③Call&SMS Filter>今回興味を持ったのは、これです。通話やSMSをブロックしてくれる機能です。YesListとNoListがありますが、登録しておくことにより、通話やメッセージを自動的に拒否してくれます。アメリカでは迷惑電話やメッセージが多いので、お困りのお客様には是非検討していただければと思いました。

<④Backup, Restore&Wipe>まさにその通りの内容ですが、アンドロイドでGmailとシンクしていれば電話帳やカレンダーはバックアップできている方が多いかと思います。こちらの機能はSMS,通話履歴などの携帯電話情報までもバックアップしてくれるみたいです。

<⑤Lock Device>紛失などの際は、携帯電話をリモートからロックできるようですね。ちょっと怖いので試してないです。

<⑥Web Protection>ウェブ利用時の設定変更などができるみたいです。

加入される場合は、年間$29.99かかります。また、パソコンでもそうですが、セキュリティーソフトをインストールすることにより携帯電話の利用(特にウェブやメールなど、データ通信を要する機能)は速度が遅くなりますので、ご了承ください。

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監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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