WiFiとデータ通信って何が違う?

みなさまのおかげで、スマートフォンの売れ行きが伸びています。ありがとうございます。同時に、やはりWiFiとデータ通信の違いがわからないという方、多く質問を受けています。少しだけ、違いについて説明させてください。

スマートフォンでインターネット接続を行うには、2つの方法があります。WiFi(ワイファイ)と 携帯電話回線のデータ通信です。

① スマートフォンをWiFiに接続する。images
ホットスポットやWiFiスポットなどと呼ばれる、WiFiルーターの利用範囲でWiFiに接続が可能です。例えば、ご自宅や事務所のWifiにも接続可能です。公共の場所でしたら、スターバックスやホテルなどでWiFiスポットが見受けられます。WiFiルーターを提供しているプロバイダーが、WiFiルーターに接続する料金を設定しています。例えば、多くのアメリカのスターバックスでは、スターバックスがWiFiを提供。お客様には無料でWiFiを楽しめる場所としても有名です。無料WiFiのことをアメリカでは、「オープン」(Open)WiFiスポットと呼ぶこともあります。

WiFiは、携帯電話回線とは全く関係ありません。携帯電話の番号が登録されているSIMカードを本体から抜いても、WIFIへの接続が多くの場合可能です。WiFiプロバイダーがお客様に料金請求しますので、HanaCellからの課金は発生しません。また、携帯電話回線を使った場合の料金と有料WiFiを比較しても、WiFiエリアはほとんどが定額ですので、かなり節約ができる効率の良いデータ通信(インタ-ネット利用)方法です。アメリカではプリペイドSIMカード利用者が多いようですが、WiFiを主に利用し、WiFiエリア外でデータ通信を利用される方が多いのではないでしょうか。

アメリカでは無料WiFiが多く見受けられますが、日本ではほとんどが有料です。有料の場合、プロバイダーが料金を設定し、(一時間単位、一日単位など様々です)接続方法も大幅に異なります。ブラウザを立ち上げ、画面上で支払を済ませる方法が一番簡単ですね。それ以外では、プリペイド式で接続料を事前に支払い、ログイン情報を入手する方法などがあります。

日本のWiFiスポットに関して、一時帰国した際にブログ投稿しました。東京限定ですし、全てのWiFiに接続できていませんので、不完全ではありますが、参考にしていただけるとうれしいです。

日本は無料WiFiスポットは少ないですが、セブンスポットは無料です!
日本のWiFiスポットについて少し書き込みをしておりますが、その続きを書き込みたいと思います。というのも、かなり色々なWiFiスポットが混在はしているのですが、会社によって申請方法などが異なると言う点が、海外とは違って厄介です。日本ではWi...
有料公衆無線LAN、今のところお勧めはワイヤ アンド ワイヤレス さんでしょうか。
そろそろ日本滞在も終わりに近づいてきました。一時帰国はいつも慌しく過ぎていきます。結局日本の友人や家族と飲んで、食べてを頻繁に予定しました。体重、間違いなく増えてます。 さて、やはり公衆無線LANのお勧めは7SPOTですね。セブンイレブンの...

アメリカでしたら、大体の公共の場で無料WiFiが存在しています。例えば、モール、ホテル、カフェなど。また、通信会社が提供している有料WiFiスポットでも安く接続ができるみたいです。例)Boingoは$10以内で一日接続可能のようです。http://www.boingo.com/

MyHanaCellサポートサイトでは、WiFiへの接続方法を画面付きで説明しています。ご参照ください。

アンドロイドスマホでインターネット|アメリカ携帯のお客さまサポート
アンドロイドスマホでは、モバイルデータ通信とWiFiという2種類の方法でインターネットに接続できます。 モバイ

続きは、明日。。。

吉田店長の写真

監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

Twitter メディア紹介
携帯電話の利用について
HanaCell 吉田をフォローする

コメント

  1. HanaCell 吉田 より:

    携帯電話回線網を使ったデータ通信について、簡単な説明をします。

    WiFi以外にも、HanaCellが提供している電話会社の携帯電話網を利用してデータ通信を行う方法もあります。電話機本体に、Access Point Name(APN)というデータ通信の項目を設定します。このAPNは、電話会社のサーバーに接続するアドレスのような役目を果たしています。APNを経由することにより、ウェブなどのアクセスができるようになります。逆にAPNが設定されていなければ、データ通信は利用できません。

    携帯電話回線のデータ通信は、定額制料金で無い限り、世界的にまだまだ安くありません。また、残念ながら、HanaCellのデータ通信を利用する場合は、データの上限設定もできませんし、高額アラートなどの設定もできません。必ず利用の前にどれだけのデータ通信量が発生する可能性があるのか、十分に理解した上でご利用いただく必要があります。