目次
1.アメリカではがっつり系の食べ物が人気
それに加えて、サイズや量もビッグなのがアメリカ流。
同じS・M・Lのサイズ表記でも、日本よりも大きい傾向にあります。
これからアメリカで人気の食べ物について、食事とデザートに分けてご紹介しますが、アメリカは多民族国家で地域差も大きいので、大まかなイメージとしてお考え下さいね。
アメリカの食生活については、『アメリカの食文化は日本とこんなに違う!?外食・食材調達も解説』で詳しく解説しております。
2.アメリカで人気の食べ物 TOP5

一般のアメリカの食べ物のイメージ通り、日本でいうファストフード、ジャンクフードと呼ばれるような食べ物が人気なようです。マクドナルドなどに代表されるハンバーガーはその中でも圧倒的な人気。高塩分・高カロリーな食材を思いっきりほおばることができるので、満足度も高いようです。
その他にも、次のような高カロリーでアメリカ色の強い食事やデザートが上位に並んでいます。
・ハンバーガー
・ピザ
・ホットドック
・ドーナツ
・マッケンチーズ
・フライドチキン
・アイスクリーム
ここからは、アンケートでも上位にランクインしたアメリカで人気の食べ物やデザートについてご紹介します!
1位 ハンバーガー
1位は、やはりアメリカの国民食ハンバーガーでした。
マクドナルド、バーガーキング、ウェンディーズ、シェイクシャックなど日本でもお馴染みの有名チェーン店はアメリカから生まれています。
In-N-Out、Five Guysなど現地で店舗展開するショップや、有名シェフが手掛けるグルメバーガーなども含めたら本当に多くのハンバーガーショップが存在していることからも、いかに身近で人気なのかが分かります。
またアメリカのマクドナルドについては、以下の記事でも解説しております。
合わせてご覧ください。
アメリカと日本のマクドナルドの違い!店内ならドリンク飲み放題?
2位 ピザ
2位のピザも予想通りでしょう。
というのも、アメリカのデリバリーピザは日本よりも安く買えることが多いんです。
お馴染みのピザハットやドミノピザなどでは、クーポンを使えば6~10ドルくらいでLサイズの大きいピザが買えます。
レストランでも、分厚いタルトのような形状でソースやチーズがたっぷり入ったシカゴ・ピザや、イタリア系レストランではピザ食べ放題メニューも人気です。
3位 ホットドッグ
最もイメージしやすいのは野球観戦しながら食べるホットドッグではないでしょうか。
ドジャースの本拠地である、カリフォルニアのドジャー・スタジアムではDodger Dogというオリジナルのメニューがあります。
シンプルなメニューですが、地域差も大きく、シカゴではポピーシードのパンにトマト・玉ねぎ・きゅうりのピクルス・ペッパーとトッピングをたっぷり乗せたシカゴドッグが人気です。
デトロイトではソーセージにたっぷりのチリソースと玉ねぎを乗せ、チーズソースかマスタードをかけたコニードッグが地元民に愛されています。
4位 マッケンチーズ
マッケンチーズは、アメリカ人の多くが子供のころから好きなメニューの定番です。
Mac’n Cheeseという名前の通り、具材はマカロニとバターがたっぷり入ったチーズソースだけ。
給食、レストラン、バーベキュー、家庭など、どの場面でも愛されているComfort food(ほっとする味)として愛されています。
家庭ではグラタンのようにこんがりと焼き目をつけることも多いんだとか。
5位 フライドチキン
アメリカでは、フライドチキン、ナゲット、バッファローウィングなど揚げたチキン料理がとても人気です。
おいしくて食べやすいのはもちろんのこと、鶏肉は食べることを禁止していない宗教が多いので様々な信仰を持つ人が集まるアメリカでは食べやすい食材の1つです。
実はアメリカにはちょっと奇妙な州法があり、ジョージア州ではフライドチキンは手で食べないといけないという法律があります。
もちろん形骸化され違反されたとしてもなんら罰則はありませんが、面白い決まりですよね。
3.アメリカで人気のデザート TOP5
アメリカでは甘い物は食後やおやつにも食べますが、朝食として食べることも一般的です。
そのためか、食べ出のある結構ずっしりと重ためのデザートの人気が高いようです。
1位 ドーナツ
アメリカではドーナツはとってもポピュラーな存在です。
ダンキンドーナツ、クリスピークリームドーナツのようにチョコやシュガーレイズドがかかったしっかりと甘いドーナツが人気です。
ドーナツ専門店はもちろん、カフェでもレストランでもスーパーでも、どこにでも売ってるので、アメリカの人にはとても身近なおやつだそう。
2位 アイスクリーム
アイスクリームも老若男女問わず愛されています。生活に欠かせない存在と言っても全く過言ではないほど、季節関係なく皆よく食べます。
ベン&ジェリーズやジェラートショップのような専門店はもちろん、スーパーでの品揃えもかなり充実しています。
日本ではみかけないような大きなサイズのアイスクリームも普通に販売されており、焼く前のクッキー生地が入ったものや、サンドイッチの定番PB&J(ピーナッツバター&ジェリー)なんてフレーバーも。
健康志向の高まりを受けて原料にこだわった物やお砂糖控えめの製品も増えてきましたが、やはりチョコレートファッジやキャラメルなど昔ながらのこってりと甘いフレーバーが人気です。
3位 オレオ
アメリカではオレオの種類が豊富で、スーパーのお菓子コーナーには広々としたオレオコーナーが設けられているほど。
そのまま食べるのはもちろん、シェイク、アイス、マフィン、ケーキなどに砕いて入れているのもよく見かけます。
クリームチーズにオレオを混ぜたチーズケーキは、日本のカフェでも人気がありますよね。
日本では売っていませんが、中のクリームが分厚いオレオや、ココアクッキーがスティックになってクリームをディップして食べるオレオも販売されています。
4位 クッキー
アメリカのクッキーはSoft Cookie、Chewy Cookieと呼ばれる柔らかいタイプがとても人気です。
しっとり食感の秘密は、作る時バターを完全に溶かすこと。
アメリカではしっとりと柔らかいクッキーが好きな人が多く、焼く前の生地(Cookie dough)を食べる人も多いです。
あまりに人気なので、安全に食べられる生クッキー生地が売られるほど!
Pop Tartsといって中にマシュマロが入った焼き菓子に、チョコがかかったお菓子も朝食の定番です。
5位 パイ
アメリカでもパイは人気のデザートです。
日本ではパイというとフランス風の層になった折り込み生地を思い浮かべますが、アメリカ風のパイ生地はタルトやクッキーにバターの粒が残ったような質感です。
アップルパイ、パンプキンパイ、チョコレートパイなどが人気で、アイスクリームを添えて食べたりもします。
パイ生地ではありませんがウーピーパイもアメリカ伝統のお菓子です。
ココア味、パンプキン、ジンジャーブレッド味のケーキに、クリーミーなフィリングをたっぷりはさんだお菓子は今もなおアメリカに住む人々に愛され続けています。
4.野菜不足は自炊で補おう
もちろんデリやスーパー、飲食店でサラダや野菜中心のメニューはありますし、ヴィーガンやベジタリアン対応の食品も日本より多いです。
しかし、リーズナブルで手に入りやすいのはやはりジャンクなものが多く、意識しないとお肉や揚げ物中心の食生活になってしまいがち。
体調を整えるためにも、野菜不足は自炊で補いましょう。
アメリカのスーパーでは、野菜は基本的に量り売りなので好きな分だけ買えます。
ただ、日本のスーパーのように形が揃っているわけではないので、サイズや状態をよく確認してカゴに入れてください。
大きなスーパーであれば日本の調味料やアジア系の食品も手に入ります。
こちらでは、アメリカで手に入りやすい食料で作る簡単和食レシピをご紹介しています。
アメリカ在住者・留学生のための簡単和食(日本食)自炊レシピ21点!
5.アメリカ用SIMがあればデリバリーやオーダーもしやすい!
電話で注文したり、SMSでレストランを予約したり、と外食・中食共にスマホは欠かせない存在です。
ハナセルのアメリカSIMはアメリカについてすぐ現地のモバイルネットワークと通話機能が利用できるので、食事をオーダーしたり、周辺で食材調達できるお店を調べたい時にも便利!
月額料金は9.99USD~とリーズナブルで、契約・解約手数料ともに無料でご利用いただけます。
これからアメリカに行く方は、為替の影響もあってなるべくコストカットしたいとお考えなのではないでしょうか?
コスパに優れたアメリカSIMをお探しなら、ぜひハナセルをチェックしてみてください!
アメリカ携帯サービスのHanaCell(ハナセル)
まとめ
ファストフードがこれほどまでに広まったのは工業化によって、忙しい人が手軽に食事を取る合理的な生活スタイルが普及したからだとされます。
さらに時を経て今日に至るまで、様々な民族の文化が混ざり合ってアメリカ独自の食文化を形成しています。
食べ物はその土地に根付く文化のひとつなので、愛される理由や生活に馴染む理由が分かると毎日の食事もより一層楽しめるのではないでしょうか?
しかし、ご紹介したメニューはカロリーは高いのでくれぐれも食べ過ぎにはお気を付けて・・・。