アリゾナ州 ~アメリカ50州大解剖~

アリゾナ州

アメリカ合衆国にある50の州をそれぞれ紹介するアメリカ50州大解剖シリーズ。今回はアリゾナ州を紹介します。

アリゾナ州について

州都:フェニックス
地域:南西部
最大都市:フェニックス
人口:7,151,502人(2020年)
愛称:The Grand Canyon State

アリゾナ州の地理

アリゾナ州は以前のコロラド州の項でも紹介した、十字が交わる地点で4つの州が接するというアメリカ唯一の場所「フォーコーナーズ」の一つの州。アリゾナ州の北と東の境界線は緯度と経度で直線に描かれている。

グランドキャニオン、広大な砂漠、巨大なメテオクレーター、ホースシューベントなどでよく知られる。太古の火山活動で形成されたこの一帯は、何億年もかかって高地と沈降とコロラド川の侵食によって生まれた。

アリゾナ州の気候

標高差が大きく広大なアリゾナ州は一概に砂漠気候と言えるが、雨季が年に2回ある地域もある。

冬は温暖で夏は乾燥し、気温は高くなる。特に砂漠地帯では日中50度を超えることも。砂漠気候の特徴で日中と夜間の温度差が大きいことや降水量が少ないことが挙げられる。

アリゾナは人口がこの10年で約12%増加したため、水の確保が問題となっている。

アリゾナ州の人口構成

約73%が白人、約12%その他、ネイティブ・アメリカン約5%、黒人約4%、アジア人約3%、混血約3%となっている。

白人の内訳はメキシコ系のヒスパニックが20%以上。次いでドイツ、イギリス、アイルランドからのルーツの人々が多い。アリゾナ全体で多くの人々のルーツがミックスされる傾向が強まっており、特に出生率はヒスパニックの割合が増えている。

アリゾナ州の州都

州都のフェニックスはソノラ砂漠の中心に19世紀後半に作られ、20世紀前半にはコロラド川を利用した政府の電力開発と共に発展した。米政府のニューディール政策により有名なフーバーダムをはじめ数々のダムが建設された。

軍事が主力の産業となり、それに付随してハイテク産業が発達、現在は150万人都市に成長。現在は飽和状態にあるカリフォルニアから移動してくる企業も多く、半導体、エレクトロニクス産業の拠点となっている。

近代的な産業都市の側面を持ちながら、フェニックス近郊には14の国立公園がある。また、全米で最も大きな市民公園サウス・マウンテン・パークもアウトドアに適している。

アリゾナ州の名所あれこれ

アリゾナ州に行くならグランドキャニオン、セドナ、キャニオン・デ・シェイ国定公園など大迫力の絶景が体験できる名所は欠かせない。

西部劇が300本以上撮影されたというオールドツーソンスタジオ、ネイティブアメリカンの歴史やアートを学べる博物館、植物園など一度は行ってみたいスポットも盛り沢山。

まとめ

アメリカ合衆国にある50州の中から、今回はアリゾナ州をご紹介しました。

アメリカの州一覧と各州の特徴はこちらの記事で解説していますので、各州の特徴をまとめて読みたいという方はぜひご覧になってください。

アメリカ合衆国にある州と各州の特徴を紹介します。アメリカ合衆国には全部で50の州があります。また、首都であるコロンビア特別区(通称ワシントンD.C.)は、どの州にも属していません。全米50州に1特別区を加え、各州の特徴を解説します。

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監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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