ケンタッキー州 ~アメリカ50州大解剖~

ケンタッキー州

アメリカ合衆国にある50の州をそれぞれ紹介するアメリカ50州大解剖シリーズ。今回はケンタッキー州を紹介します。

ケンタッキー州について

州都:フランクフォート
地域:南部
最大都市:ルイビル
人口:4,505,836人(2020年)
愛称:Bluegrass State

ケンタッキー州の地理

ケンタッキー州はアメリカの中西部またはアップランドサウスにあるとされ、文化的には南部に分別される。東西に長く、州東部はアパラチア山脈にまたがっている。

北部は西からイリノイ、インディアナ、オハイオ州に接し、東はウェストバージニア、バージニア州に面している。南部はテネシー州、西はミズーリ州に接する。

州の西部には世界で最も長いとされる洞窟のマンモス・ケーブ国立公園、東には炭田地帯も広がり、さまざまな自然・地域がある。西にはミシシッピー川、北はオハイオ川など河川にも恵まれている。

ケンタッキー州の気候

ケンタッキー州はアメリカ合衆国のほぼ真ん中にあり、一年を通して比較的過ごしやすい。夏も冬も極端に暑く・寒くならず、猛暑や豪雪ということは稀。

ただ夏場を中心に竜巻が発生することがあるが、頻度が高いわけではない。
四季がはっきりしているエリアも多く、秋は特に美しく、自然の中でアウトドア・レジャーがたっぷりと楽しめる。

ケンタッキー州の人口構成

2020年の国勢調査では約86%が白人、8%が黒人、3%がヒスパニック、約1%がアジア人であった。

20世紀初頭まで同州の黒人の割合は全体の25%に達していたが、グレートマイグレーションと言われる、主に北部や大都市の工業化に伴い工業都市に仕事とより良い環境を求め移動して行った。

このような歴史的背景が語るように、ケンタッキー州などアメリカの南部には奴隷解放後も根深い黒人及び他の有色人種への差別があった。黒人を区別するジム・クロウ法などが州法として長く存在したことでも南部の文化は他の地域と異なる。

ケンタッキー州の州都

ケンタッキー州の州都は人口約28,000人のフランクフォート。州都としては小さいが、かつてはオハイオ川、ミシシッピー川へとつながるケンタッキー川のおかげで交易の拠点となった。

ケンタッキー州の名所あれこれ

ケンタッキーと聞くとまず思い浮かぶのはKFCかもしれない。同社はケンタッキー州コービン発祥で、現在はルイビルに本社がある。

名物はバーボンの蒸留所、南部料理、ケンタッキーダービー、アウトドアなど多岐にわたる。州内をドライブしていると馬の牧場や輸送中の馬のトラックに遭遇することも珍しくない。

日系の自動車関係の産業も栄え、工場の近郊には日本人も多く住んでいる。

まとめ

アメリカ合衆国にある50州の中から、今回はケンタッキー州をご紹介しました。

アメリカの州一覧と各州の特徴はこちらの記事で解説していますので、各州の特徴をまとめて読みたいという方はぜひご覧になってください。

アメリカ合衆国にある州と各州の特徴を紹介します。アメリカ合衆国には全部で50の州があります。また、首都であるコロンビア特別区(通称ワシントンD.C.)は、どの州にも属していません。全米50州に1特別区を加え、各州の特徴を解説します。

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監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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