アメリカでよく使われる「テキスト」(SMSメッセージ)とは?

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アメリカでは携帯電話でメッセージを送る場合にテキスト(SMS)が利用されます。

そもそも、テキストって何?
日本の携帯メールとはどう違うの?
テキストで日本語は送れるの?
・・・などなど、日本では馴染みの薄いテキスト(SMS)に関する疑問にお答えします。

1.テキスト(SMS)メッセージとは?

テキストメッセージとは、ガラケーやスマホなどのモバイル端末の電話番号同士で短い文章を送受信するサービス・機能のことで、SMS(ショート・メッセージ・サービス)とも呼ばれます。

現在当たり前のように使われている機能ですが、発案は1984年フィンランド人のマッティ・マッコエン氏によるものでした。
90年代始めごろにボーダフォンが電話番号同士でSMSの送受信に成功し、下記のように急速に世界に普及していきます。

SMSは、電話番号宛に送信する。プッシュ型電子メールと同様に、携帯電話の電源が入っていれば自動的に受信する。メッセージは、SMSセンター(SMSC)を経由して送られる。送信先が圏外の場合は、受信可能になった時に再度送信される。(中略)
SMSは日本を除く全世界で、携帯電話を利用して短いテキストを送受信する際の主流の通信手段である。
携帯電話のサービスとしては通話よりも安価なため、若い世代を中心にSMSの送受信が頻繁に行われるようになった。
引用:ショートメッセージサービス – Wikipedia

日本ではLINEなどのメッセージアプリや、SNSのDM機能がコミュニケーションとしてよく使用されますが、アメリカではWhats App等のメッセージアプリの他でもテキストメッセージがよく使われています。

日本でSMSの理由が低かった理由としては、
・2バイトで全角文字を送るのが難しかった
・他キャリアだと送受信できなかった
・携帯電話が普及するタイミングでインターネットとキャリアメールが広まった
・以前はキャリアが違うと絵文字が使えなかった
などの理由が考えられます。

国内でキャリアに関係なくSMSが送れるようになったのは2011年7月のこと。
海外に遅れること10年という周回遅れぶりでした。

先んじてテキスト(SMS)が普及していたアメリカでテキストメッセージは動詞としても使われ、「I’ll text you later.」なら「後でテキスト送るね」となり、「Text me.」は「連絡してよ」のように日常会話の定番フレーズとなっています。

多くの人に利用されメッセージの開封率もE-mailより高いことから、アメリカの大統領選時のマーケティングにもテキストメッセージが使われるほどです。

1-1.短いメッセージに思いを載せよう!

アメリカではSMSが定番電話するまでもないけど、伝えたい用件がある。そのようなときって、携帯メール機能は本当に便利ですよね。

日本で使われているメールとの大きな違いは、メールの場合はメールアドレス宛にメッセージを送りますが、SMSでは携帯電話番号宛にメッセージを送ることです。アメリカで新しくお友だちができた時に、携帯電話番号を教えると、メッセージもやり取りできるようになります。

2.国際SMSとは

携帯電話番号同士でのメッセージのやりとりができるSMSには、「国際SMS」と呼ばれる国外のスマートフォン・携帯電話宛に送ることのできるメッセージサービスがあります。

主要の各キャリアでも申込みの必要なく利用できますが、文字数を基準に1通ごとに料金が発生します。
例えば、全角70文字までなら1通100円、といった感じですね。キャリアによって、送信可能な最大文字数にも違いがあります。
料金は送信の際のみで、他国からのSMSを受信するだけでは申し込みはもちろん、料金も必要ありません。

送信方法は、基本的にはどのキャリアでも同じです。

宛先に「010」(「+」で代用できる場合もあります)→それぞれの国の国番号→相手の携帯電話番号と入力し、あとは本文を打ち込んで送信するだけです。
例えば日本からアメリカに送る場合はアメリカの国番号が「1」になるので、「010 1 XXXXXX(相手先電話番号)」といった感じですね。

注意しなければならないのは、相手の電話番号が「0」から始まるものであった時には最初の「0」を除いた番号を入力すること、全角は他国の携帯で上手く表示されない可能性があるので、本文を半角で入力するのが好ましい、ということです。

料金や文字数等に気をつければ気軽に利用できるサービスですので、国外の友達とやり取りする際などぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

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3.テキスト(SMS)とキャリアメールとの違い

テキスト(SMS)とキャリアメールは、同じ文字メッセージを送受信する機能ではありますが仕様が大きく違います。

3-1.送信先

テキスト(SMS)は電話番号、キャリアメールはメールアドレス宛てに送信されます。
どちらの機能も標準機能としてプリインストールされているため、新たにアプリをダウンロードしたり、会員登録などをする必要はありません。

携帯番号は契約してから変わりませんが、キャリアメールは契約後も自分の好きなタイミングで変えられます。
テキスト(SMS)もキャリアメールも受信拒否設定可能で、迷惑なメッセージの送信者をブロックできます。

3-2.送信料金

テキスト(SMS)の送受信にかかる料金は、日本とアメリカで扱いが異なります。
日本ではSMSの受信は無料で、送信料金は文字数によって下表の通りに変わります。

文字数送信料
~70字3円
71~134字6円
135~201字9円
202~268字13円
269~335字16円
336~402字19円
403~469字23円
470~536字26円
537~603字29円
604~670字33円

アメリカでは送受信共に1通あたり0.15~0.2USD程度の料金がかかります。
キャリアによっては5~USDで300~通のテキストがやり取りできるオプションもあったりしますが、最近はテキスト送受信は無料のプランが多いです。
ただ、キャリアやプランによって異なる可能性があるのでよくご確認ください。

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キャリアメールは1通あたりの値段ではなく、データ通信量で換算されます。
とはいえ、文字だけのやりとりではせいぜい1通数KBなので、料金が負担となることは考えにくいです。

Wi-Fi接続時はプランで定められた通信容量は使われないので、料金を気にせずにメッセージの送受信ができます。
画像や動画、音楽のデータを送る時はWi-Fi環境下にすると良いでしょう。

3-3.文字数制限

テキスト(SMS)で送れる文字数はアメリカだと半角英数字160字まで、日本は全角670字・半角1530字まで1つの送信で送受信できます。
アメリカの場合半角英数字160文字、日本の場合は全角670字・半角1530字、を超えるとテキストが分割され、送信されます。
分割された部分については、利用料金が増加します。
日本も以前はアメリカと同じく全角70字・半角160字が上限だったのですが、2019年に仕様が変わり、長めの文章もSMSで送れるようになりました。

キャリアメール(MMS)は文字数ではなく、データサイズで上限が定められています。
キャリアによってMMSで送れるデータ容量は2~10MBと差がありますが、文字数に換算すると100万字以上の容量となるので、キャリアメールには字数制限は実質ないと言って良いでしょう。

ひとつ注意したいのがテキスト(SMS)は件名がつけられないこと。
利用するアプリによっては件名をつけられる場合がありますが、SMSとして送るつもりでも、件名をつけてしまうとキャリアメールとして送信されてしまいます。

3-4.データ送信

テキスト(SMS)は基本的に文字で送るメッセージのため、画像や動画などデータは添付できません。
絵文字は日本・アメリカ共に使えますが、スタンプは使用できません。
SMSとして送るつもりでも、スタンプを付けて送信をするとキャリアメールとして送信されてしまいます。
日本ではSMSを使ったメッセージアプリの「+メッセージ」ではスタンプなどが使えますが、シェア率がそれほど高くないという問題があります。

4.テキスト(SMS)の使い方

テキスト(SMS)はアメリカで広く浸透しているとご説明しましたが、具体的にはどのように使われているのか解説していきます。

4-1.個人間のコミュニケーション

テキスト(SMS)の活用方法として最も一般的なのが、個人同士でのコミュニケーションです。

元々電話するよりも料金が安いことからテキストでやりとりをする人が多かったこのテキスト(SMS)。
現在でも電話と違ってスマホで他の操作がしやすかったり、席を外していても自分のタイミングで返信できるという利点があるため、連絡の主流として使用しやすいようです。

4-2.サービス予約・リマインド

病院・レストラン・フライト通知・公共機関などへの予約、予約日時が近づいた時のリマインド通知などもテキストで行われます。
電話と違い通知が証拠として残りますし、相手の都合に関係なくメッセージが送れるため、様々な分野でテキストによる予約確認が導入されています。

テキストメッセージに返信すれば、そのまま予約変更やキャンセルができるので便利ですよね。

4-3.キャンペーン施策

メーカーやショップがキャンペーンを始めた時のお知らせも、テキストで送られてきます。
URLを送ってキャンペーンサイトへアクセスを促したり、テキストでクーポンコードが送られてくる時もあります。

テキストを使ったキャンペーン施策は民間だけでなく、政治や選挙の場でも用いられています。
先ほども軽く触れましたが、大統領選の時などは共通番号から大量にメッセージを送ります。
これはテキスト(SMS)が他のメッセージサービスと比較して開封率が高いためなのですが、問題もあるようです。

テキサス大学の研究ではテキストは不特定多数の人が見られるSNSとは違い、クローズドなやり取りで受信者が親しみを感じやすく影響力も強いことが分かっています。

こうしたサービスに法律が追いついていないため規制もされないことから、プロパガンダやフェイクニュースの温床になりやすいという深刻な課題があり、近い将来法改正される可能性も高いでしょう。

4-4.本人確認

日本でも何かのサービスを始めるときの確認としてテキストメッセージが使用されますが、アメリカでも本人確認の手段として用いられています。

クレジットカードの不正利用の可能性がある場合や、サービスの不正ログインが疑われる場合の確認にも利用されます。
「この操作が正しい場合は承認し、不正の場合は拒否を選択してください」
「この支払いが自身によるものの場合はYES、不正使用の場合はNOと返信して下さい」
というように、SMSで迅速に対応してくれます。

4-5.カスタマーサポート

日本では企業への問合せは、
・電話
・メール
・公式サイトのお問合せフォーム
・ECサイトなどプラットフォーム上でのやり取り
などが一般的です。

LINEで問い合わせることもできるショップもありますが、それほど割合は高くありません。

ところがアメリカでは、多くの企業やサービスがテキストで問合せを受け付けており、チャット感覚で手軽に問合せや確認、相談が行えます。

5.アメリカから日本の友達へもSMSを送れます♪

SMSはアメリカ国内だけでなく、他の国へ送ることもできます。

アメリカと日本でもSMSのやり取りができます。
お互いの携帯電話が日本語に対応していれば、日本語でSMSを送ることもできます。

国外にSMSを送る場合は、送信先を国際電話をかける時と同じにします。下記を参考に、日本にいるご家族、ご友人にSMSを送ってみてはいかがでしょうか?

SMSのメッセージを入力後、送信宛先(「To:」)に、プラスを表示させ、続けて「国番号」、「最初の「0」を除いた相手先番号」を入力します。

日本の携帯電話番号(090-666-8888)にSMSを送信する場合

81(日本の国番号) 906668888

* 市外局番、携帯電話番号の一番最初についている「0」は省きます。
* 携帯電話によっては「0」を長く押すと表示されます。

5-1.ハナセルはSMSが使い放題!

ハナセルのアメリカ携帯電話プランは、月額基本料金$9.99から。
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アメリカ携帯ハナセルのプラン

6.短縮文字&絵文字を使いこなせるようになれば一人前!?

一回で送信できるメッセージは、半角英数字160文字まで。
もしもそれ以上になった場合は、メッセージは分割送信され、2件分以上の料金が課金されます。そのため、1回で用件が済むように短縮文字や絵文字を使用する人が多くいます。アメリカ人など、英語圏の友人とSMSのやり取りをする際、不思議なSMSが送られてきて、思わず首をひねってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

下記に、テキストでよく使用される略語、絵文字を挙げておきます。これらを使いこなせるようになったら、ネイティブの友人からは「あれ?英語が上達したんじゃない?」って思われるかも!?ただ、使いすぎにはご注意。正確なスペルを忘れてしまう恐れがあります!

略語意味
ASAPAs soon as possible
B4Before
BTWBy the way
CUSee you
CUL8RSee you later
tmrwtomorrow
2to, too
4for
:-) または :) または :D嬉しい
:-( または :(悲しい
;-) または ;)ウィンク
:-O または :oびっくり
:-*キス

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アメリカ携帯ハナセルが運営する「アメリカ新生活・移住ブログ」では、本記事のように、アメリカでの生活や旅行で困ったときの解決方法や、アメリカに行く前に知っておきたい知識など、アメリカで役立つ様々な情報を発信しています。

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吉田店長の写真

監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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