アメリカでも日本食を料理しよう!スーパー等で買える日本食材や代用食材

シェアする

こんにちは!ハナセルです!

アメリカで暮らすと、地域によって、住んでいる日本人や日系人、アジア人の割合が大きく違います。

カリフォルニア州、ワシントン州の西海岸、ニューヨーク、ニュージャージー州などの東海岸、そしてテキサス州などは住んでいる日本人の数が多く、また中国や韓国系のアジアンマーケットも他の州よりも多い傾向があります。

こうした州では比較的アジアの食材が手に入りやすかったり、アジア系のレストランもまあまあの数あったり、とあまり苦労しませんが、その他の大多数の地域では日本食を作る材料も入手困難な場合がほとんどです。

皆さまのお住いのエリアはどうでしょうか?

この記事では、アメリカでも日本と同様のお食事を作る際の豆知識やハックをたっぷりご紹介します!

アメリカでも日本食

アメリカの米系スーパーで手に入る日本の食品は?

アメリカは広いので一概に言えませんが、日本人がとても少ない地域でも、大手の米系のスーパーに行けば、インターナショナルコーナーなどに、意外といろいろと売られています。

周りにアジアンマーケットなどはないけれど、普通のスーパーにどのくらい日本のものがあるのかな?と探す時は、マイナーな小さいフードマーケットやコンビニタイプのお店ではなく、大手の大きめのスーパーに行ってみましょう。

スーパーで意外と手に入る日本の食品

• 海苔
• 醤油
• みりん風調味料
• カツソース
• 天ぷらのタレ
• ポン酢
• ワサビ
• 乾麺(うどん・そば・そうめん・ひやむぎ)
• ラーメン(袋、カップラーメン)
• ポッキー
• ハイチュウ
• 冷凍餃子
• 豆腐(インターナショナル冷蔵コーナー)
• 味噌(インターナショナル冷蔵コーナー)

これらのものはアメリカの現地の日系の会社が頑張っているおかげで、置いてある確率がとても高いです。特にキッコーマン、マルちゃん、日清、味の素あたりの商品はよく見かけます。

日本のメーカーの商品がない場合も、根気よく韓国や中国のメーカーの商品を見ていると、ポン酢や醤油、カツソースなどは置いてある確率が高いです。

アメリカで売られている日本のお米は?

日本ではお米といったらコシヒカリ、ササニシキ、など銘柄や品種で選んだり、産地で選んだりできましたが、アメリカでは日系のスーパーやアジアンマーケットに行かないと、日本と同じようなお米の選び方はなかなかできません。

しかしながら、普通の米系のスーパーマーケットでも日本のお米に似たものとして、カリフォルニア米などが売られています。カリフォルニア米?と思うかもしれませんが、日本のお米と比べて劣らない物も多くあります。

代表的な銘柄は ”Botan”、”Kokuho Rose”、”Nishiki”、”Tamanishiki” などがあります。また、レンジで加熱すれば良いタイプの小分けのパックご飯もよく売られていますよ。

これらの銘柄はAmazonで通販もされていますし、コストコでも大変リーズナブルに売られています。ちなみに、コストコの店舗がお近くに無い!とお嘆きの方、コストコは通販もしていますので、ホームページをチェックしてみましょう!アメリカは全般的に大手のお店は通販やインスタカート(食料品の即日配達サービス)、デリバリー食料品の即日配達サービスが本当によく発達していますよ。

アメリカでのお米の分類の仕方

アメリカで暮らすと気づくのが、スーパーやファーマーズマーケット(後で詳しく述べます。)で多種多様な国や文化の食材を売っていること。このような環境で、お米を探すとなると色々な種類のお米を見かけます。

アメリカの様々な種類のお米

まずお米の形の分類として、
• Long Grain Rice (長いお米)
• Medium Grain Rice (やや長いお米)
• Short Grain Rice (短いお米、日本の白米はここに入ります)
があります。

さらに、お米の色もバリエーション豊富に売られています。
• Polished Rice / White Rice (白米)
• Brown Rice(玄米 胚芽が残されている。アメリカの南部料理にもよく使われる)
• Black Rice / Forbidden Rice (黒や深い紫の古代米)

また、風味のあるお米として、
• Basmati Rice(バスマティ米 独特の風味があり、インド料理・カレーに向いた長いお米)
• Jasmin Rice(ジャスミン米 タイ米。炊いている時にジャスミンの香りがすることでこの名が。長いお米)
などがあります。

それぞれに合ったお料理がありますが、日本の白いご飯が食べたい!という時は、Short Grain Riceの、Sushi Grade などを目印に探すといいですよ。

だしが売っていない?!

日系やアジアンマーケットの日本コーナーに行かないと、「粉末だし」や、「めんつゆ」は、なかなかお目にかかれません。そして運良くあったとしても、日本より結構割高です。

「昆布、いりこ、しいたけのだし調味料が欲しいけど…高い。そこまでしても買うか、いや、なければ和風のおかずが作れない…」の狭間は結構辛いですね。多くの方が割高な値段を見て売り場で考えてしまったことがあるのではないでしょうか。

韓国のダシダが万能!

もし、ちょっとこれは高くて買えないなと悩んでしまう場合は、韓国の粉末調味料「ダシダ」を探してみてください。ハングル語が読めず、パッケージに書いてあることがわからない方が大半だと思いますので、「다시다」を目印に。これは日本の粉末だしを探すよりもかなり見つかりやすいです。

ダシダには色々なフレーバーがありますが、牛、ハマグリ、魚などがあります。粉末状なので、日本で使っていたような「中華味の素」や「チャーハンの素」、「粉末だしの素」などと同様に使うことができます。

これがあるとチヂミ、ビビンバ、プルコギ、チゲなど韓国料理の味付けはもちろん、中華風炒め物、スープ、そして、和風のうどんやそばの出汁の下地、お味噌汁、お吸い物、茶碗蒸し、煮物、炊き込みご飯なども作ることができます!一気にレパートリーが増えますね。

アメリカでも薄いお肉が食べたい!

アメリカのスーパーはお肉が安いです。そしてびっくりするほど大きい!

でも、かたまり肉やステーキ肉、ひき肉などはよく見かけますが、しゃぶしゃぶ、すき焼き、牛丼、アスパラ巻きなどに使いたい「薄切り」のお肉がなかなか見つかりません。

アメリカでは珍しい薄切り肉

アメリカでは薄切り肉は需要がないの!?

アメリカでは薄切り肉を使う料理はないの?と疑問に思いますが、ペンシルバニアのフィラデルフィア名物の「フィリーステーク」やメキシコ料理、ヨーロッパの料理などは薄い牛肉を使います。しかしながら、なぜか薄切り肉を見かけることは米系のスーパーでは稀です。(あることもあります。)

アジアンマーケットがあれば、火鍋(Hot Pot)などに使うしゃぶしゃぶ向けのようなお肉は簡単に入手ことができます。アジアンマーケットがない場合は、Trader Joe’s や Whole Foodsなどでも売られているという情報もあるので行ってみましょう!

ちなみにアジアンマーケットには薄切り肉以外にも、レバーやホルモン、タンなども売られていることがあります。牛タンはヒスパニックのみなさんも食べるので、ヒスパニック系のスーパーや、ウォルマートなどでも売られています。しかし大抵一本丸ごと売られているので、お家で処理することになります。

薄切り肉は注文できる場合も

米系スーパーの場合は、お肉コーナーにて ”Could I order shaved beef?” などと聞いてみましょう。できない場合もあったり、凍らせなければいけないため予約制の場合もあります。

アメリカ英語では、薄切りのことは”thin sliced” などとは言わず、”shaved meat” と呼ばれています。ここが文化と言葉の違いでおもしろいのですが、”thin sliced” だと5ミリ以上の、日本人にとっては全然 “thin” じゃない(笑)切り方のようです。こちらはむしろ焼肉などに適しています。

こうなったら自宅で薄切り肉を切る!

店頭で薄切り肉が見つからないし、わざわざ注文するのも…という方!AmazonなどではMeat Slicer という、お肉を切る機械が売られています。だいたい一台$100からという感じです。

この機械があれば、大きなお肉、しかも好きな部位を買ってきて凍らせて、自宅で好きな厚さにスライスすることができますよ。牛でも、豚でも、牛タンでも、ラムでも、お好みのお肉の薄切りを大量に準備して、しゃぶしゃぶやすき焼きの食べ放題が自宅で開催できます!

アメリカ暮らしでみなさん悩まれた末に買ってしまう方も多い、魅惑の便利アイテムです。

小麦粉が日本と違う!

日本でよく見かける小麦粉というと薄力粉ですが、アメリカでよく見かけるのはAll-Purpose-Flourという中力粉のようなものです。

直訳すると「どんな用途にも」というのだから、日本では一般的だった薄力粉のことではないか?という頭でいると、大間違い。ケーキやパンを作る方は、最初はちょっと気をつけましょう。

小麦粉

小麦粉・粉物に関する英語

• Bread Flour (強力粉。パン作りに最適)
• All-Purpose-Flour (中力粉。たこやき、うどんに適していると言われます。が、挽き方が荒い場合もあり、うどんを作る際はPastry Flourの方がきめ細かなうどんが作れるようです)
• Cake Flour (薄力粉。クッキー、ケーキ、天ぷらなど、粘り気を求めない生地に最適です)

All-Purpose-Flour は中力粉ですのでケーキなど製菓に向きません。ケーキや天ぷらなどグルテン含有率が低いお料理にはCake Flourが最適です。また、パンなどに使う強力粉はBread Flourと呼ばれます。

そのほか、小麦粉に関連した言葉では Whole Wheat(全粒粉)、Bleached(漂白済み)、Unbleached(漂白していない)、そして Self-Rising(ベイキング用にすでにベーキングパウダーや塩が添加されている)などがあります。

そのほか、片栗粉は “Potato Starch / Potato Flour”、パスタには「デュラム・セモリナ粉」、大福やお団子などお餅系スイーツには “Mochiko”(餅粉)または “Rice Flour”(米粉)、ポンデケージョやわらび餅が作れるタピオカ粉は “Tapioca Flour”、ゼリーやジャム作りには”Geratin”(ゼラチン)、寒天は “Agar Agar”と言われています。

アメリカには見知らぬ野菜が沢山!

アメリカのスーパーマーケットには当然いろいろと野菜が売られており、陳列の綺麗さや規模の大きさなどに最初のうちはとてもワクワクしますね!日本で見かけたことがない野菜や果物もあるし、マンゴーやアボカドなどが日本よりも安くてウキウキします。ただ、日本食に使う野菜となると、見つけるのに苦労するものも多いです。

アメリカのスーパーの野菜

ファーマーズマーケットに行こう!

もしご近所に Farmer’s Market (ファーマーズマーケット)がある場合は、ぜひ行ってみましょう!ファーマーズマーケットのお野菜・果物の多くはご近所で採れたものの場合もあります。また、市場からくる珍しい野菜・果物も多く、価格もスーパーよりも安い場合があります。

アメリカのスーパーではキャベツ、人参、玉ねぎ、ジャガイモなど、一年を通して常に使いたいお野菜が常駐しているのが最大の売りだと思います。反対に、ファーマーズマーケットには旬の青果があるので、ちょくちょく覗くと楽しいですよ。

近くにアジアンマーケットがなくても、ファーマーズマーケットにはアジア料理に必要な野菜を見つけられる確率が高いです。

ファーマーズマーケットで見つけた嬉しい野菜

前述したようにファーマーズマーケットではいつもおなじ野菜が売られているわけではありませんが、以下のような野菜が売られている場合があります。

• しいたけ(Shitake Mushroom)
• まいたけ(Trumpet Mushroom)
• ゴーヤ(Bitter Gourd / Bitter Melon)
• 里芋(Eddo、Edo)
• さつまいも(Satsuma)
• かぼちゃ(Kabocha)
• 柿(Perssimon)
• 梨(Korean Pear とか Apple Pear などと言われて売られています。)
• 長茄子・日本のナス
• ししとう(Shishito)
• English Cucumber (日本のキュウリに似ていてカリポリしています。)

特筆したいのは、ゴーヤはインド、中国でもよく使われるようで意外と浸透しているようです。さつまいもはアメリカのSweet Potatoと混同しがちですが、別の野菜。スイートポテトはとても水分が多く、ぺちゃぺちゃした質感。Satsumaはホクホクしたまさに焼き芋に最適な日本のさつまいもです。Kabochaも Punpkin と混同しがちですが、Pumpkinは空洞部が大きく、果肉はとても水っぽく、日本のかぼちゃとはずいぶん違います。硬くて身の詰まった日本のKabochaは最近秋口になるとよく売られるようになりました。

米系のスーパーでも買える日本の野菜

• 枝豆(Edamame 冷凍食品コーナーに必ずと言っていいほど置かれています。)
• 大根(Daikon)
• カブ(Turnip)
• 白菜(Napa)
• チンゲンサイ(Bok Choy)
• 小ネギ(Green Onions)

大根、白菜は日本よりもかなり小ぶりなことが多く、また割高です。でも味は一緒。たまには美味しくいただきたいですね。小ネギは下の白いところを残して切り取り、水栽培または植木鉢に入れておくと再生します。これもアメリカ住まいのみなさんが多くお家で実践されています。

日系・アジアンマーケットで見かける野菜

• にら
• れんこん
• たけのこ
• とろろいも
• もやし
• えのき・しめじ
• 梅

たけのこ、梅はかなり季節限定、そしてもやしは日本と比べたらかなりの高級品ですが、アジアンマーケットでは日本の青果だけでなく、様々なアジアの野菜が一年を通して売られています。中国や台湾からのライチ、ドラゴンフルーツ、マンゴスチンなども魅力的。せっかくだから世界の美味しいものも一緒にトライしたいですね。

生卵やお刺身は生食用のものを

在米日本人の間で度々話題になる「生卵」、「刺身グレードの生魚」ですが、アメリカの一般的なスーパーで売られている鶏卵・魚はもともと米国に生食の文化がないため、基本的に生食を想定して売られていませんので注意が必要です。

生卵

アメリカでの卵の生食について

鶏卵の場合はP卵(Pasteurized Eggs)、「パスチュライズド・エッグ」と呼ばれる卵なら生食前提の低温殺菌加工がされており、これなら卵かけご飯も大丈夫!と言われています。ただし、お値段がお高めです。

また、おうちでパスチュライズド・エッグと同じ低温殺菌をする場合は一定の温度を一定時間保つ必要がありますが、Anovaという低温調理器具を使うとできるようです。

「パスチュライズド・エッグ(低温殺菌)」と大変紛らわしい、Pasture Raised Eggs 「パスチャー・ライズド・エッグ」という卵あります。これも、在米日本人の間でSNSなどで時折話題になるのでご存知の方も多いかもしれません。パスチャー・ライズド・エッグは低温殺菌はしておらず、牧場で放し飼いにされて育った卵、という意味で、「健康志向」をアピールする名前となっています。

ぜひPasteurized Eggs は生食用殺菌の施されたもの、Pasture Raised Eggs は健康志向の放し飼い卵、と覚えておいてくださいね。本当に間違えやすいので、お買い物の際にこの記事をお気に入りにして持って行くことをお勧めします。

アメリカでの魚の生食について

また、お魚も鮮魚であっても刺身・寿司として食べることを想定していないので基本的に生食は不可となっているものがほとんどです。

スーパーのお魚担当の方に聞いてみましたが、冷凍してあっても、冷凍された魚でも ”Sashimi Grade” と書いていないものは寄生虫などを殺せていないので、一回冷凍されていてもマグロやサーモンを解凍してお刺身に、というのはやめてほしい(自己責任ですよ)という答えが返ってきました。

まとめ

ということで、アメリカに住んでから多くの方が悩むであろう、米国でどうやって日本の食べ物を作るかについてお伝えしました。

調味料、お肉、野菜などいろいろ揃えてお家で楽しく和食でヘルシーにお過ごしくださいね!

また、別の記事でアメリカで作れる日本食レシピを紹介しています。合わせて参考にしてくださいね。

アメリカのスーパーで買える食材で作れる日本食レシピを紹介します。アメリカの限られた食材でどう和食を作ればいいのか困っている!という方必見です。焼き鮭、ほうれん草のおひたし、いんげんの胡麻和え、鶏の唐揚げ、照り焼きチキン、魚の煮つけなど。

シェアする

フォローする