ハワイ旅行では、現地の回線でデータ通信を行うことができる「eSIM」が便利です。本記事では、eSIMがどのようなサービスなのか、ハワイ旅行でeSIMを使用するメリット・デメリットを解説します。これからハワイ旅行に行く予定の人は、eSIMの使用を検討してみてください。eSIMを使うことで、現地でのインターネット利用が、安く、スムーズに行えるようになります。
1.【基本情報】eSIMとは?

eSIMとは、デバイス本体にICチップが組み込まれた本体一体型のSIMです。SIMは、契約情報や電話番号が記録されており、SIMが無ければ通信も通話もすることができません。
以前は物理的なSIMカードが使用されていましたが、2018年にeSIM対応端末が導入されて以降、eSIMが主流となりつつあります。
ハナセルでは、アメリカeSIMを取り扱っています。
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2.eSIMとSIMカードの違い
eSIMとSIMカードの役割・機能は同じです。しかし、使い方が大きく異なります。eSIMの場合、通信事業者を変更したり海外SIMを使用するときは、SIMに記録されている情報を変更するだけで通信・通話が使用できるようになります。SIM情報の書き換えは、オンライン上からインストールして、セットアップするだけという手軽さです。
一方、SIMカードは、ICチップを人の手でセットして初めて使用できます。通信事業者を変更する。海外SIMを使用するときは、SIMカードを差し替えてからセットアップする手間があります。
eSIMについては以下に詳しく解説しております。合わせてご覧ください。
3.ハワイでeSIMを使うのメリット

・現地に到着してすぐに使える
・1台のスマホで複数回線を使える
・オンライン上で手続きが完結する1つずつeSIMの特徴と併せて確認していきましょう。
3-1.紛失・破損の心配がない
eSIMはsim機能がデバイス本体に内蔵されているため、物理的なSIMカードのように紛失したり破損したりする心配がありません。物理的なSIMカードの場合、ハワイ旅行中に差し替えて保管しているSIMカードが紛失・破損するリスクがあります。
3-2.荷物を減らせる
eSIMならスマホ1台あればインターネットが使えるので、最小限の荷物でハワイを楽しむことができます。SIMカードであれば紛失する心配があるからとWi-Fiルーターにする場合、持ち歩く際の荷物が増えます。
Wi-Fiルーターには充電の減りが早いものも多く、ルーターが使えなくなるとインターネットが使えなくなり、連絡や検索、目的地案内を利用できなくなります。丸1日外で過ごすのであれば、Wi-Fiルーター用のモバイルバッテリーが必要になるため、さらに荷物が増えてしまいます。
3-3.事前に購入しておける
eSIMはSIMカードやWi-Fiルーターと同様に日本で購入しておくことができます。事前にインストールしておけば、現地に着いてからSIMを差し替えたり設定したりする手間はありません。現地でもSIMカードは購入できますが、販売店を探す必要があり、料金も割高になりがちです。
3-4.現地に到着してすぐに使える
日本でeSIMをインストールしておけば、ハワイに着いた瞬間からインターネットを使用することができます。到着後、スマホの設定から使用したい回線を選択するだけで、データ通信が使用可能です。従来のSIMカードであれば、現地に着いてから差し替えるひと手間がありました。
3-5.1台のスマホで複数回線を使える
eSIMを使えば、1台のデバイスで複数回線を追加し、使用する場所によって使い分けることができます。日本で使う回線・ハワイで使う回線だけでなく、アメリカ本土やカナダ、ヨーロッパなど複数の国を移動する場合でも、スムーズにネットワーク環境を切り替えられます。
3-6.オンライン上で手続きが完結する
eSIMの利用では、申込・購入から回線の開通まで、すべての手続きがオンライン上で完結します。SIMカードの場合、購入後はSIMカードが自宅に届くまで待つ必要がありました。eSIMなら、最短で申込当日から使用が開始できます。
3-7.日本に帰ってからの返却が不要
eSIMは一時的なSIM機能の付与なので、日本に帰ってから返却する手間がありません。契約期間が終わると、現地でのネット回線が使えなくなるだけです。eSIMの情報はスマホ内に残りますが、帰国時にスマホの設定からデータを削除し、日本で使っていた回線を選択すれば普段の回線に戻せます。
4.ハワイでeSIMを使うデメリット

・複数の端末で使用できない
・SIMロックを解除する必要がある
・電話番号が使えるサービスが少ない人によっては、eSIMの利用に向いていないという可能性もあるため、一度確認しておきましょう。
4-1.使用できる機種が限定される
新しい機種ではeSIMが使えますが、古い機種であればeSIMを利用できない可能性があります。iPhoneだとiPhone XS・iPhone XR以前のモデル、GoogleならPixel 3以前のモデルは、eSIMに非対応です。事前に、自分の使用しているスマホがeSIM対応かを確認しなければなりません。
4-2.複数の端末で使用できない
eSIMはスマホ本体に内蔵されたSIMの情報を書き換えることで使用できるようになります。そのため、複数の端末で接続して使うということはできません。複数端末で使いたい場合は、日本での使用と同じようにインターネット共有(テザリング)が必要です。ただし、eSIMによってはインターネット共有ができないものもあるため、どうしてもインターネット共有を使いたい場合は事前に確認しておきましょう。
4-3.SIMロックを解除する必要がある
一部の端末では、契約している通信事業者の回線以外を使用できないように制限する「SIMロック」がかかっていることがあります。eSIMを使用するためには、SIMロックを解除する必要があります。SIMロックの解除は、現在契約している通信事業者にWebサイトや電話で申し込まなければなりません。ハワイ旅行でeSIMを使いたい場合は、事前にSIMロックがかかっているのか確認し、かかっている場合はSIMロック解除の手続きが必要です。
4-4.電話番号が使えるサービスが少ない
ハワイで使える海外SIMは、基本的にデータ通信に特化したサービスです。LINEやdiscordといったインターネット回線を使用した通話は可能ですが、現地の電話番号は使えません。ちなみに、通話は大量のデータ通信量を必要とするため、使用時には注意しましょう。また、日本の電話番号をそのまま使用して、ハワイのホテルやレストラン、同行者に電話をかけた場合、国際通話となるため通話料が高額になることがあります。
なお、ハナセルのアメリカ短期eSIMは、データはもちろんのこと、通話やSMSも利用可能。米国内通話が使い放題なので、旅行中にハワイのホテルやレストラン等にも電話できます。SMSは国際SMSも含めて使い放題です。
eSIMに繋がらない場合については以下に詳しく解説しております。合わせてご覧ください。
5.ハワイで使える主なeSIMを比較
旅行中の使い方を考えながら、自分に合ったサービスを選びましょう。
代表的なハワイ向けeSIMを比較すると、以下の通りです。
| サービス | 料金の目安 | データ容量 | 利用可能日数 | 電話番号 | 日本語サポート |
|---|---|---|---|---|---|
| ハナセル | eSIM代9ドル+月額9.99ドル~ | 従量制~使い放題 | 長期利用可 | あり(全プラン) | あり |
| World eSIM | 250円~ | 500MB~無制限 | 1~30日など | 一部プランあり | あり |
| Airalo | 1,658円~※ | 1GB~無制限など | プランによる | 一部プランあり | あり |
| trifa | 2,970円~※ | 1GB~無制限など | プランによる | なし(データ専用) | あり |
| Saily | 3.99ドル~ | 1GB~無制限 | 7~30日など | 別途追加可能 | あり |
※参考サイト掲載時のハワイ向け料金。料金やプランは変更される場合があるため、契約前に各サービスの公式サイトをご確認ください。
ハナセル
月額9.99ドルから利用でき、すべてのプランにアメリカの電話番号が付いている点が特徴です。
さらに、日本人スタッフによる日本語サポートを受けられるため、ハワイでデータ通信だけでなく電話も使いたい人や、英語での契約・トラブル対応に不安がある人でも利用しやすいサービスです。
World eSIM
少量から無制限まで幅広いデータ容量が用意されており、旅行日数やスマホの使い方に合わせて選びやすいeSIMです。
ハワイ向けには500MB・10日間250円、1GB・7日間667円などのプランがあり、データ通信をあまり使わない人なら費用を抑えられます。
無制限プランもあるため、旅行中に動画やSNSを頻繁に利用したい人にも向いています。
Airalo
世界200以上の国と地域に対応しているeSIMサービスで、ハワイでも利用できます。
ハワイ向けには1GBから無制限まで複数のデータ容量が用意されており、必要な通信量に合わせて選択できます。
24時間対応のサポートが用意されているため、時間帯を気にせず問い合わせやすい点も特徴です。
trifa
1GBから無制限まで複数のデータ容量から選べる、海外旅行向けのeSIMサービスです。
24時間365日の日本語チャットサポートに対応しているため、初めてeSIMを利用する人や、ハワイ滞在中の通信トラブルを日本語で相談したい人にも利用しやすいでしょう。
Saily
1GB・7日間3.99ドルから利用でき、3GB・5GB・10GB・20GBや無制限など、複数のプランが用意されています。
広告ブロッカーやウェブ保護などの機能も備えているため、料金だけでなくセキュリティ面も重視してeSIMを選びたい人に向いています。
なお、ハワイ向けのeSIMにはT-Mobileのネットワークを利用するサービスが多くあります。
World eSIMやAiraloなども、渡航先によってT-Mobile回線を利用しています。
利用するネットワークはサービスやプランによって異なるため、料金やデータ容量だけでなく、対応回線や利用可能エリアも確認したうえで選びましょう。
6.ハワイのeSIMは日本で買う?現地で買う?
日本でeSIMを購入して事前に設定を済ませておけば、ハワイ到着後に通信設定を切り替えるだけで利用を開始できます。
空港からホテルまでのルートを調べたり、家族に到着を知らせたりする際にも、すぐにインターネットを使えるのがメリットです。
一方、現地でもSIMを購入できますが、ダニエル・K・イノウエ国際空港にはSIMカードを購入できる場所がありません。
ワイキキやアラモアナセンター周辺のキャリアショップや店舗まで移動する必要があり、購入するまではモバイル通信を利用できない点に注意しましょう。
現地購入のほうが安く済む場合もありますが、店舗によっては英語で購入手続きや設定を行う必要があります。
日本語で手続きを済ませたい人や、到着直後からスマホを使いたい人は、日本出発前に日本語対応のサービスからeSIMを購入しておくと安心です。
7.ハワイではスマホを使うなら?eSIM・海外ローミング・Wi-Fiルーター比較

7-1.【eSIM】
| 特徴 | 向いている人 |
| ・オンライン上ですべての手続きが完了する ・事前にeSIMの申込、ダウンロードが必要 ・安価なeSIMが多い ・通信品質が高い |
・安さと手軽さの両方にこだわりたい人 ・海外ローミングの対応エリア外に行く人 |
7-2.【海外ローミング】
| 特徴 | 向いている人 |
| ・日本で使っているスマホ、プランをそのまま海外で使える ・高額なローミング料金がかかることがある ・通信品質が落ちることがある |
・料金よりも手軽さを優先したい人 ・リーズナブルな価格で使用できるプランに加入している人 |
7-3.【Wi-Fiルーター】
| 特徴 | 向いている人 |
| ・自宅や空港で受取 ・返却の手間がある ・ルーターの充電 ・持ち運びが必要 ・複数人でシェアができる |
・グループでハワイ旅行に行く人 ・タブレットやパソコンでもインターネットを使用したい人 |
8.ハワイで使いやすいeSIMを選ぶコツ

ハワイ旅行で使えるeSIMは多くあります。選び方に迷ったときは、下記のポイントを重視して選びましょう。
・利用料金が安い
・日本語でサポートを受けられる
・通信速度・安定性
・データ容量の追加容量ができる
・口コミ・評判が良い
利用料金は重要なポイントですが、日本語でのサポートやデータ容量、通信品質も重要です。サービス内容や口コミ・評判を確認しながら、総合的にコストパフォーマンスの高いeSIMを選ぶようにしましょう。
データ容量は多いほうが便利ではありますが、その分料金が高くなります。料金を抑えるためには、少ない容量で契約して、動画の視聴やアプリのダウンロード、オンライン通話、SNSの動画・画像の読み込みなどは控えるのがおすすめです。
それでもデータ容量が足りなくなることもあるため、簡単に容量を追加できるサービスを選んでおくとよいでしょう。
eSIMについては以下の記事でも詳しく解説しております。合わせてご覧ください。
ハナセルでは、アメリカの電話番号付きアメリカeSIMを取り扱っています。
アメリカ国内での通話・SMSが使え、同行者やホテル、レストランへの連絡もスムーズご利用いただけます。
日本人のためのサービスで、サポートはすべて日本語なので、万が一のトラブル対応も安心です。
下記から詳細をご確認いただけます。
9.ハワイの無料Wi-Fi事情

ハワイの玄関口、ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル空港)では、一部エリアで無料Wi-Fiが設置されています。有料プランもあるため使用時には、間違えないよう注意しましょう。
ハワイにある有名な大型ホテルでは、多くで無料Wi-Fiを提供しています。ロビーやパブリックスペースでは、宿泊者でなくても無料Wi-Fiが使えるところも。
また、大手旅行代理店の営業所内も無料Wi-Fiが使用可能です。ただし、こちらは原則としてツアー参加者のみの利用となります。
10.ハワイのeSIMのよくある質問
ハワイでeSIMを利用する際によくある疑問をまとめました。
10-1.ハワイでeSIMは何日前に買えばいい?
eSIMは即日発行に対応しているサービスも多いため、数日前でも購入できますが、日本にいるうちに余裕をもって準備しておくのがおすすめです。
購入後は安定したWi-Fi環境でeSIMをインストールし、設定方法まで確認しておきましょう。
10-2.ハワイでLINEや通話は使える?
データ通信ができるeSIMなら、ハワイでもLINEのメッセージやLINE通話を利用できます。
ただし、通常の電話番号を使った音声通話ができるかは契約するeSIMによって異なります。
現地のレストランやホテルなどへ電話する予定がある場合は、アメリカの電話番号が付いているか確認しておきましょう。
10-3.eSIMとポケットWi-Fiはどちらがいい?
1人で利用するならeSIM、複数人で通信をシェアしたいならポケットWi-Fiが向いています。
eSIMはルーターを持ち歩いたり充電したりする必要がなく、スマホだけで通信できるのがメリットです。
一方、ポケットWi-Fiは1台に複数の端末を接続できるため、家族やグループで利用すると1人あたりの料金を抑えられる場合があります。
10-4.ハワイでeSIMが使えなかったときはどうする?
eSIMが使えない場合は、まずモバイルデータ通信やデータローミングなどの設定を確認しましょう。
設定に問題がないのに接続できない場合は、購入したeSIMサービスのサポートへ問い合わせてください。
海外でのトラブルに備えるなら、日本語サポートの有無や対応時間も契約前に確認しておくと安心です。
