アメリカで上手に離乳食と付き合う方法

こんにちは!ハナセルです!
これからまたは現在、アメリカで赤ちゃんの育児をされている方、することになる方向けに、今回はアメリカの離乳食についての記事です。

アメリカの赤ちゃんは何を食べて大きくなるんだろう?と思ったことはありませんか。アメリカの一般的な離乳食や、日本とは異なる離乳食や育児に対する価値観、手作りする際に便利なハックなど、アメリカで上手に離乳食と付き合う方法を紹介します。

アメリカの離乳食

1. 「離乳食は手作り」神話はアメリカにはありません!

子育てに関して、とてもアメリカらしいと感じるのは、「お母さんはただでさえ大変なのだから、どんどん市販のベビーフードを頼っていい」という文化です。

アメリカでは赤ちゃんが生まれてすぐにフルタイムのお仕事に復帰される人がとても多いこと、また、日本と比較した場合、元々お料理に時間や手間をかける文化があまりないことなどが伺えます。

忙しいのにすべて手作りしなくてはいけない、というプレッシャーは捨てて、のびのび子育てをしよう。赤ちゃんの離乳食を用意すればそれでいい!という感じです。

ということで、アメリカのスーパーのベビーフードコーナーは結構充実しています!

2. アメリカで離乳食を始める時期は?

米国で妊娠・出産をすると、妊娠後期から徐々に離乳食に接する機会があります。産婦人科医のところで粉ミルクの試供品をもらったり、離乳食のサンプル申し込みをしたりする場合があります。

離乳食の開始時期は赤ちゃんの成長が順調にいけば、5、6カ月で徐々に始めるように、と毎月の検診の際に小児科医から指導があります。

3. アメリカの離乳食初期:ベビー用シリアルって何?

小児科医からもらう離乳食に関する資料には「シリアルなどを作って粉ミルク(Formula)と混ぜて…」など書いてありますが、ここでいう「シリアル」というのは粉末のオートミールのことです。朝食のコーンフレークのようなものかと思いきや、粉末のオートミールのこともシリアルって呼ぶんですね。

アメリカの離乳食は、一番初めの段階では日本のお米のおかゆのように、オートミールのおかゆを食べさせることが多いです。その後、徐々に野菜や果物などのピューレを与えていきます。

スーパーでは赤ちゃん用のオートミールシリアルが売られています。中身は単なるオートミールの粉末です。大人用のオートミールをフードプロセッサにかけて粉末にすれば、わざわざ買わなくても自家製することができます。

4. アメリカには色々な市販の離乳食があって便利

アメリカのスーパーに行くと、旅行や外出の時に便利なように飲み口がついているパウチ入りの離乳食や、お家でたっぷり食べられるように大き目の容器に入った離乳食など、たくさんの種類のペースト状の離乳食が売られています。

日本ではあまりなさそうなフレーバーは、ターキー、イチゴやラズベリー、ブルーベリーなどのデザート系、ビーツ、ケール、アボカドなど。

プロバイオティクスの効果もあるスナックなどのフィンガーフードも色々種類が出ています。

色々売られてはいますが、やはりアメリカでは和風の味付けのベビーフードは売られていません。

当たり前のことながら、アメリカではご飯系の離乳食はメジャーではなく、市販のパウチや瓶詰めの商品には、おかゆやおじやなど、日本でのおなじみの製品がありません。

また、煮魚やそぼろ肉などが入ったレトルトの離乳食もほぼないと考えていて間違いない印象です。

お近くにアジアンマーケットや日系マーケットなどがない地域にお住いで、お米のおかゆの中にお肉や魚などを混ぜたような日本の離乳食を与えたい場合は、やっぱり手作りになりますね。

5. 離乳食を手作りする際の便利&節約ハック

アメリカの市販の離乳食も安全で便利ですが、できることなら自家製で!という方のために、ハックをご紹介します。

1. 離乳食やペースト状の食品を大量生産します。ペースト状にする際はフードプロセッサやハンドブレンダー、ミキサーなどがあるととても便利です。

2. 作った離乳食を製氷皿に入れ、冷凍庫で凍らせます。凍った後でタッパーやジッパー付きバッグに移し替えてしっかり保存。

3. 食べるたびに一個取り出して電子レンジで加熱すればOK!

離乳食を毎回少量ずつ作るのはなかなかの手間ですので、この方法でまとめて作ってしまいましょう!

6. まとめ

アメリカの離乳食事情や、種類、手作りする際のハックなどを紹介してきました。

アメリカいても、日本風の離乳食を手作りするものいいですし、郷に入っては郷に従えということで、市販の離乳食に頼ってしまうのもありです! この記事の情報が少しでもお役にたてば幸いです。

また、他の記事でアメリカでの出産アメリカのベビー用品ついても解説していますので、合わせてご覧ください。

アメリカでの出産は日本とどこが違うの? アメリカ流の育児を知るために、妊娠中に読んでおきたい定番の子育て本はどれ? アメリカでの出産・育児の経験がある筆者が米国の事情を紹介します。
アメリカのママさん・パパさんのマストアイテムになっているベビー用品や育児グッズをご紹介します。アメリカではチャイルドシートが無いと退院できない?おすすめのベビーカー、赤ちゃんをお風呂に入れるためのグッズなど。アメリカで赤ちゃんを育てる方は必見!

アメリカ携帯ハナセルが運営する「アメリカ新生活・移住ブログ」では、本記事のように、アメリカでの生活や旅行で困ったときの解決方法や、アメリカに行く前に知っておきたい知識など、アメリカで役立つ様々な情報を発信しています。

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監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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