
アメリカに滞在していると、国自体がとても大きく、各州に見所がたくさんあるため、他国に旅行する方はそれほど多くないかもしれません。しかし、1年に一度、もしくは2年に1度など、日本へ一時帰国される方は多いのではないでしょうか?
「帰国したら友達と会いたい」、「日本食レストランで、心ゆくまで日本食を堪能したい」など、さまざまな楽しみかたがあるでしょう。その際、友だちとの待ち合わせやレストランの予約に役立つのは、携帯電話です。
今ではその姿を見かけなくなった公衆電話を探すよりも、携帯をレンタルするよりも、アメリカで使っている機種がそのまま米国外で利用できたら便利ですよね?
この国外でも携帯電話が使えるサービスを、国際ローミングといいます。
当ページでは、国際ローミングに関する基礎知識や、普段アメリカで使っている携帯を日本で使う方法を紹介します。
アメリカ携帯の基本(契約の仕組み・キャリア比較・滞在期間別おすすめ)はこちら
もくじ
1. ローミング/eSIM切替/SIM入れ替えの使用判定フロー
2. 国際ローミングの基礎知識
└ 2-1. 国際ローミングとは?
└ 2-2. 国際ローミングの利用方法は?
3. アメリカ携帯ハナセルを日本で使う(国際ローミング)
└ 3-1. 私のハナセル携帯は日本でも使えますか?
└ 3-2. 日本ではどのキャリアが使えますか?
└ 3-3. 必ず渡航前に、データローミング設定をオフにしましょう
└ 3-4. 日本で電話する方法と料金
└ 3-5. 日本でテキストする方法と料金
└ 3-6. 日本以外への旅行でも使えますか?
└ 3-7. アメリカのSIMキャリアごとに見る、日本でのローミング対応
└ 3-8. アメリカ携帯ハナセルについて
4. HanaCellの一時帰国SIM「ジャパンSIMカード」(国際ローミングを使わない)
└ 一時帰国SIM「ジャパンSIMカード」とは
└ 「ジャパンeSIM」の申し込みから使えるようになるまでの流れ
1. ローミング/eSIM切替/SIM入れ替えの使用判定フロー
日本に一時帰国したときの通信手段は、滞在期間や日本の電話番号が必要かどうかで選ぶと、迷わずに済みます。
海外で使っている携帯電話は、特別な設定をしなくてもそのまま日本で使えることがほとんどです。ただし、インターネットを使うデータ通信の料金は高くなりやすいため、用途に合わせて手段を使い分けることが大切です。
以下の流れで、自分に合った通信手段を確認してみてください。
【使用判定フロー】
-
日本の電話番号(090等)が必要?
- はい ➡ 長期滞在や日本のアプリ認証が必要なら:SIM入れ替え(ジャパンSIM)
- いいえ ➡ 次の質問へ
-
日本でデータ通信(インターネット)をたくさん使う?
- はい ➡ 安くデータを使いたいなら:eSIM切替(プリペイド型eSIM)
- いいえ ➡ 通話とSMSだけで十分なら:国際ローミング
2. 国際ローミングの基礎知識
一時帰国のときに使える通信手段には主に3つのパターンがあり、それぞれ料金や特徴が異なります。
アメリカの番号で着信を受けたいなら「国際ローミング」、インターネットを安く使いたいなら「eSIM切替」、日本の番号で通話やSMS認証が必要なら「SIM入れ替え」が最適です。
なかでもローミングでのデータ通信は料金が高くなりやすいため、データをどのくらい使うかによって選ぶ手段が変わってきます。滞在のスタイルに合わせて、自分に合った方法を選んでみてください。
| 項目 | 国際ローミング(ハナセル) | eSIM切替 | SIM入れ替え(ジャパンSIM) |
|---|---|---|---|
| 料金 | 通話1分あたり$0.27 | 利用日数とデータ容量に応じて料金が設定 | SIM代金$69、年間維持費$12(初年度無料) |
| データ容量 | 従量制のため使った分だけ料金がかかる | 1GB程度から無制限までプランに応じて選択 | 実際に使った月のみ3GB 月額$29 |
| 電話番号 | アメリカの番号をそのまま利用可能 | なし(データ通信専用) | 日本の番号(090などから始まる番号)が発行される |
国際ローミングとは?
国外に行くと、普段使っている携帯キャリアの電波は飛んでいませんよね。
しかし、あなたが契約している通信事業者が他国の事業者と提携を結んでいれば、携帯電話を持って海外旅行に行った場合に、海外の通信事業者の電波を利用する事ができます。これを国際ローミングといいます。
ただ、海外のネットワークを借りることになるので、通常、国際ローミングの料金は高くなってしまいます。
国際ローミングの利用方法は?
一般的な国際ローミングの利用方法を紹介します。
※アメリカ携帯ハナセルの国際ローミング方法はこちらをご覧ください
国外に行く前に
携帯電話プランによっては国際ローミングが無効となっている場合があります。また、国際ローミング自体が利用できない場合もあります。利用するのが初めての場合は、国際ローミングが有効になっているかどうかを携帯電話キャリアに確認することをお勧めします。また、料金も確認しておきましょう。
なお、アメリカのプリペイド携帯やSIMでは、ほとんどの場合、国際ローミングができないので注意しましょう。すでに契約している携帯電話プランが国際ローミングできないものだった場合は、普段使っている携帯に旅行先の国のSIMカードを入れて利用する方法もあります。
旅行先に着いたら
携帯電話の電源を入れると、自動的にその国の電波を拾い、通話とテキスト(SMS)が使えるようになります。
データ通信を利用する場合は、スマートフォンのデータローミング設定をオンにします。データローミングは高額となることも多いのですので、設定をオンにする前に、お使いのプランの国際ローミング料金を必ず確認しましょう。
3. ハナセルのアメリカ携帯を日本で使う
ハナセルのアメリカ長期滞在SIM・eSIMは、国際ローミングがご利用いただけます。初めから国際ローミングが有効になっていますので、ご利用前の連絡なしで、すぐにご利用いただけます。
しかも、日本を含む世界170カ国で$0.27/分の格安料金で電話ができるんです!
テキスト(SMS)も1通$0.10で送ることができます。
なお、データ通信は米国外では高額となるので、米国外に渡航する前に、必ずスマートフォンのデータローミング設定をオフにしておきましょう。こちらの設定方法についても詳しく解説します。
皆さまに安心して日本でも使っていただけるよう、利用方法と料金の仕組みをご案内します。
私のハナセル携帯は日本でも使えますか?
日本で使うには、携帯電話機が日本の電波の周波数に対応している必要があります。
| ハナセル販売機種 | 現在販売中の機種は日本で使えます。
販売を終了した日本で使えるハナセル機種は以下です。
|
|---|---|
| iPhone | 日本で使えます |
| 日本で買った機種 | 日本で使えます |
| アメリカで買った機種 | 3G(UMTS、W-CDMAまたはHSDPA): 2100MHz (band 1)に対応していれば、日本で使えます |
日本ではどのキャリアが使えますか?
日本では、ドコモまたはソフトバンクに繋がります。
どちらのネットワークに接続しても料金に違いはありません。
必ず渡航前に、データローミング設定をオフにしましょう
米国外でデータ通信を利用すると、$0.27/MBのデータ通信料金がかかります。これは1GBに換算すると$276と、非常に高額です。アメリカにいるうちにデータローミングをオフにし、米国外でデータ通信を利用しないようにしましょう。
以下の設定でデータローミングをオフにすると、アメリカ国外ではデータ通信を利用せず、通話とテキスト(SMS)のみが使えるようになります。
iPhoneの場合
[設定]→[モバイル通信]→[通信のオプション]の順に選択し、「データローミング」がオフ(灰色)になっていることをご確認ください。
Androidの場合
[設定]→[その他]→[モバイルネットワーク]の順に選択し、「データローミング」がオフ(灰色)になっていることをご確認ください。
または、[設定]→[ネットワークとインターネット]→[モバイルネットワーク]の順に選択し、「ローミング」がオフ(灰色)になっていることをご確認ください。
※アンドロイドのバージョンにより操作方法が異なります
日本でデータ通信を使いたい場合は、ハナセルの一時帰国専用SIM「ジャパンSIMカード」に差し替えてご利用いただくことをおすすめします。
会員専用のログインページからジャパンSIMカードをお申込みいただくと、HanaCellクレジット$5をプレゼント。
ジャパンSIMカードについては、この記事の後半で詳しく紹介します。
日本で電話する
【料金】
すべてのプランで、国内発信・国際発信・着信が一律$0.27/分です。
※$49・$59・$79プランでアメリカへ通話する場合も、アメリカ国外では$0.27/分がかかります。ご了承ください
【電話をかける】
- 日本国内にかける: 相手の電話番号をそのままダイヤルします。$0.27/分の発信料金がかかります。
※つながらない場合は、 +81 初めの0を除いた電話番号にダイヤルします - アメリカにかける、海外にかける: 国際電話をかける方法でダイヤルします。$0.27/分の発信料金がかかります。
※$49・$59・$79プランでアメリカへ通話する場合も、アメリカ国外では$0.27/分がかかりますアメリカの電話番号にかけるには、+1 電話番号
例)123-456-7890にかける場合、+1 123 456 7890とダイヤル
【電話をかけてもらう】
- アメリカからかけてもらう: 普段アメリカで使っているハナセル携帯電話番号に電話をかけてもらいます。日本にいても、普段のアメリカの番号にかかってきた電話に出ることができます。お友だちにはアメリカ国内通話料金がかかります。あなたには$0.27/分の着信料金がかかります。
- 日本からかけてもらう: アメリカに国際電話をかけるのと同じ方法でダイヤルしてもらいます。お友だちにはアメリカまでの国際発信料金がかかります。あなたには$0.27/分の着信料金がかかります。
日本の携帯電話からかけてもらう場合、010 1 ハナセル携帯電話番号 にダイヤルしてもらいます
日本のお友だちに国際発信料金を払ってもらうのは申し訳ない・・・という方には、日本の携帯電話番号が使えるジャパンSIMカードもございます。
アメリカ携帯(データ通信、アメリカの友だちとの通話用)とジャパンSIMカード(日本の友だちとの通話用)の2台持ちもお勧めです。 - 電話をかけてもらう場合の注意点: 日本にいる間にかかってきた電話が留守番電話につながると、着信料金がかかる場合があります。ボイスメールサービスの停止をご希望の場合は、メールでご連絡ください。
【日本で、ハナセルのアメリカ携帯同士にかける】
- +1 ハナセル電話番号にダイアルします。お互いに通話料金$0.27/分がかかります。
※$49・$59・$79プランの場合も、アメリカ国外では発着信に$0.27/分がかかります
日本でテキストする(SMS)
【料金】
すべてのプランで、送信は$0.10/通、受信は無料です。
【使い方】アメリカでテキスト(SMS)を使う場合と同じです。
- アメリカの携帯電話とのテキスト:宛先に相手の電話番号をそのまま入力します
※届かない場合は「+1 電話番号」 - 日本の携帯電話とのテキスト:ドコモ、ソフトバンクの国際SMS対応機種ならテキストのやり取りが可能です。また、日本語対応の機種同士なら、日本語でメッセージをやり取りすることもできます。
日本の携帯電話にSMSを送る場合、宛先に「+81 初めの0を除いた電話番号」を入力します。
日本の携帯電話からSMSを送ってもらう場合、宛先に「+1 電話番号」を入力してもらいます。お友だちにはアメリカまでの国際SMS送信料金がかかります。
日本以外への旅行でも使えますか?
はい。日本以外にも対象の170カ国で、日本と同じ料金でご利用いただけます。
在米中に、日本からなかなか行けない国に海外旅行したい!という方にもご活用いただけます。
対象の170カ国はこちらのページをご覧ください。
アメリカのSIMキャリアごとに見る、日本でのローミング対応
アメリカで契約しているSIMは、そのまま日本で使える「国際ローミング」の仕組みがとても便利です。ただし、契約しているキャリアやプランによって、日本で使えるかどうか、追加でどのくらい料金がかかるかが変わってきます。
まず気をつけたいのは、アメリカのプリペイドSIMや一部の格安SIMでは、海外でのローミング自体が使えない場合がある点です。
また、契約者数の多い大手キャリアのポストペイドプランでは、1日単位で使える定額パスが用意されているものの、1日あたり$10〜$12ほどかかり、事前の申し込みや設定が必要になる場合もあります。
一方、長期滞在向けのプランのなかには、事前の申し込みや追加の月額料金なしで、日本に着いたその場からすぐ使えるものもあります。
| キャリア | 日本での通話 | 日本でのSMS | データ通信 | 接続される日本キャリア | 追加申込 |
|---|---|---|---|---|---|
| ハナセル | $0.27/分 | $0.10/通 | $0.27/MB (OFF推奨) | ドコモ / ソフトバンク | 不要 |
| AT&T※ | $12/日 (Day Pass) | 無制限 (定額) | 無制限 (定額) | キャリア依存 | 必要 |
| Verizon※ | $12/日 (TravelPass) | 無制限 (定額) | 無制限 (定額) | キャリア依存 | 必要 |
| T-Mobile※ | プラン依存 (基本無料〜) | プラン依存 | プラン依存 (低速〜) | キャリア依存 | プランによる |
| Mint Mobile※ | パスに応じた無料枠 (60〜500分) | パスに応じた無料枠 (60〜500通) | パスに応じた高速枠 (1〜10GB) | キャリア依存 | 必要 (パス購入) |
| プリペイド一般 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | — |
このように、同じ「ローミングが使える」プランでも、料金や手続きの手間には差があります。契約内容を事前に確認しておくと、日本到着後に慌てずに済むでしょう。
※各社公式サイトの情報を基にした一般的なプラン内容です(2026年時点)。契約プランによって条件が異なるため、渡航前に必ずご自身の契約内容をご確認ください。
アメリカ携帯ハナセルについて
以上、ハナセルのアメリカ長期滞在SIM・eSIMをアメリカ以外で使う方法を解説してきました。日本や世界各国への旅行中も気軽に使えること、わかっていただけたでしょうか?

料金を減らし、安心感も得ることが出来ました
野上 春澄さん(在米2年、$29プラン利用)
ハナセルの前に、アメリカの電話会社のサービスを利用していました。プランの変更、機種変更、これらに伴う相談やトラブル対処を英語でするのが難しく、電話や店舗で確認するたびに違う回答となり、結局プランの変更・機種変更などを諦めていました。ハナセルに移行する際、過去解決できなかった他の電話会社との対応、機種変更等についても具体的なアドバイスを頂き、以前より費用を減らし、安心感を得ることが出来ました。使っている最中に発生するトラブルや疑問も丁寧に教えて頂き、満足しています。

WiFi+緊急通話時のみの子供用に
角田 健さん(在米2年半、$9.99プラン利用)
友人から紹介してもらいました。子供用にSIMフリーiPhoneを購入し、プロバイダを選考した際、やはり価格と日本語サポートが魅力で決めました。$9.99というプランは他には無く、WiFi+緊急通話時にしか使用しない子供用のスマートフォンには最適です。
ハナセルのアメリカ携帯の詳細はこちら
4. 一時帰国のジャパンSIMカード
ハナセルでは、アメリカ携帯電話プラン以外に、もう一つの携帯サービスを提供しています。
一時帰国SIM「ジャパンSIMカード」です。そして、どちらも日本で携帯が使えます。
しかし、既にお伝えしたように、ハナセルのアメリカ携帯電話プランは米国外でも通話やテキストは格安ですが、データは非常に高額なので利用しないことを推奨しています。日本でもデータを使いたい方は、ジャパンSIMカードがおすすめです。

一時帰国SIM「ジャパンSIMカード」とは
ハナセルのジャパンSIMは一時帰国のために作られたSIMです。
日本に到着後、普段利用している携帯電話機にジャパンSIMを差し込めば、日本で通話やデータ通信ができます。
使わない月は利用料金がかからず、維持費は年間$12のみ(初年度無料)。
次回の一時帰国でも繰り返し同じSIMカードを使っていただけます。
また、090や080、070から始まる日本の携帯電話番号で電話できることも大きな特徴です。
日本でスマホを使うには、WiFiをレンタルしたり、訪日観光客向けのプリペイドSIMを使うという方法もあります。しかし、これらは一時帰国のたびに新しく手配する必要がありますし、データ通信のみで電話をかけることはできません。
限られた一時帰国の期間に、できるだけ多くの友人と待ち合せしたい、行きたいお店を予約したい。そんな方には、繰り返し使えて、データ通信も使え、日本の番号で通話もできたほうが便利ですよね。
<こんな海外在住の皆さんに>
日本でもデータ通信が使いたい
一時帰国中は日本の携帯電話番号で通話やテキストがしたい
アメリカではハナセル以外を使っていて、日本で利用できない
ジャパンSIMは、日本の国際空港でお受け取りいただくか、世界各国へ無料配送します。
「ジャパンeSIM」の申し込みから使えるようになるまでの流れ
ハナセルの一時帰国向けサービスでは、物理SIMだけでなく「ジャパンeSIM」も選択可能です。
eSIM対応機種であれば物理SIM差し替えの手間がなく、既存のアメリカのSIMを入れたまま日本の番号を同時待受できるデュアルSIM利用が可能です。
申し込みから開通までの手順は、次のとおりです。
- 申し込み
公式サイトのフォームから、「ジャパンeSIM」を選んで契約します。料金は$69で、年間の維持費は初年度が無料、次年度以降は$12かかります。
- 本人確認とコードの受け取り
日本の法律により、本人確認が必要です。空港のカウンターでパスポートを提示してコードの用紙を受け取るか、身分証をアップロードして事前に海外の住所宛てに郵送してもらう方法があります。
- オンラインでの開通申請
Wi-Fi環境下でハナセルのお客さま専用ページにログインし、開通申請を行います。通常30分以内にeSIMの準備完了メールが届きます。
- プロファイルの追加
専用ページに表示されるQRコードをスマホで読み込み、インストールします。
・iPhone:「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」からスキャン
(※iOS17.4以降であれば、eSIMを設定する端末でQRコードを表示し、長押しすることでインストール可能)・Android:「設定」>「ネットワーク」>「SIM」からダウンロード
- 利用の開始
日本到着後、スマホの設定で回線を「ジャパンeSIM」に切り替えます。ソフトバンクのネットワークに自動接続され、日本の電話番号(070/080/090等)ですぐに通話・SMS・データ通信が利用可能になります。
まとめ
国際ローミングの仕組みはわかっていただけたでしょうか?
また、海外在住の皆さんはジャパンSIMカードを使って日本一時帰国を存分に楽しんでくださいね。
