カンザス州 ~アメリカ50州大解剖~

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カンザス州

アメリカ合衆国にある50の州をそれぞれ紹介するアメリカ50州大解剖シリーズ。今回はカンザス州を紹介します。

カンザス州について

州都:トピカ
地域:中西部
最大都市:ウィチタ
人口:2,937,880人(2020年)
愛称:The Sunflower State

カンザス州の地理

アメリカ合衆国の地図を開いたらど真ん中にあるのがカンザス州。北はネブラスカ、西はコロラド、南はオクラホマ、東はミズーリの4つの州に囲まれている。

アメリカのほぼ中心に位置するカンザスの中でも、スミスカウンティのレバノンという地域が「アメリカの真ん中」とされている。

カンザス州の西側ほぼ半分は大平原を意味するグレートプレーンズの上にある。平原と言われることもあり、穏やかで平らな土地が広がっている。反対の東側には緩やかな丘陵と森林が広がる。アメリカの中でも最も「パンケーキのような」平たい州として例えられることも多い。

カンザス州の気候

西部は夏は暑く乾燥し、冬は寒暖の差が激しく推移する亜乾燥気候、東部は暑く湿った夏と寒い冬の大陸性気候、南部は湿った夏と比較的穏やかで暖かな冬が特徴的な温暖湿潤気候に属す。

カンザス州はその位置と平たい地形のため、竜巻の発生数が多い。オクラホマ州などと同様にトルネードアレイの地帯に入っている。カンザスは竜巻発生数1位のテキサス州に続き、全米2位となっている。件数も多い上に非常に強力で大きなスケールの竜巻が昔から発生している。

カンザス州を舞台にしたアメリカで初めてのアメリカを舞台にしたファンタジー児童文学「オズの魔法使い」シリーズにもこの特徴的な竜巻が登場する。

カンザス州の人口構成

白人約85%、黒人約6%、アジア系約2%、ネイティブアメリカン約1%となっている。全米の中ではヒスパニック系の人口が伸びていない数少ない州でもある。

近年はカンザス州の中でも、東隣のミズーリ州との境にあるカンザスシティ大都市圏などの都市部に人が集まる傾向が強まっており、従来の農業が主力産業の田園地帯の過疎化が進んでいる。

ちなみに、カンザスシティはカンザス州ではなく、ミズーリ州である。

カンザス州の州都トピカ

州都トピカはネイティブ部族のカンザ族の言葉で「ジャガイモがとれる場所」という意味だそう。

トピカでの有名な歴史常の出来事として、ブラウン対教育委員会裁判がある。かつて白人と有色人種が分けられて扱われていた米国だったが、このような人種分離が教育の場でも実施されるは不平等である、と最高裁が判決を下した。この出来事は60年代の公民権運動への門を開く、アメリカにおける人種差別撤廃の法整備に向けての大きな一歩として知られている。

その他トピカには、オートレースが開催されるハートランド・パーク、鉄道ファンなら聞いたことがあるサンタフェ鉄道の機関車などが展示された大迫力のカンザス歴史博物館、戦闘機のフライトシムレーターが体験できるコンバット・エア博物館など面白いミュージアムもある。

カンザス州の名所あれこれ

カンザス州のの至る所にまだみられるカウボーイの文化。牧場やカウボーイの体験学習ができる施設も多い。幌馬車が進んだサンタフェ・トレイル、ブート・ヒル博物館、オールド・カウ・タウン博物館など、ネイティブアメリカンや開拓者の文化や歴史を学べる博物館や史跡も豊富にある。

ネイティブアメリカンが土地を譲渡する契約を結ぶことになったカウンシル・オークツリー、バイソンがうろつくフリント・ヒルズ、モニュメントロックスなども見逃せない観光名所。

バーベキュー、フライドチキン、パイ、ステーキなど古き良き郷土料理は忘れずに食べたい名物。

まとめ

アメリカ合衆国にある50州の中から、今回はカンザス州をご紹介しました。

アメリカの州一覧と各州の特徴はこちらの記事で解説していますので、各州の特徴をまとめて読みたいという方はぜひご覧になってください。

アメリカ合衆国にある州と各州の特徴を紹介します。アメリカ合衆国には全部で50の州があります。また、首都であるコロンビア特別区(通称ワシントンD.C.)は、どの州にも属していません。全米50州に1特別区を加え、各州の特徴を解説します。

アメリカ携帯ハナセルが運営する「アメリカ新生活・移住ブログ」では、本記事のように、アメリカでの生活や旅行で困ったときの解決方法や、アメリカに行く前に知っておきたい知識など、アメリカで役立つ様々な情報を発信しています。

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監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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