アメリカの祝日・祭り・イベント一覧|有名イベント・参加方法も紹介

アメリカの祝日

こんにちは!ハナセルです!アメリカに旅行や移住を計画する際に知っておきたいことの一つに、米国の祝日があるかと思います。レジャーや生活のプランを立てる際に、祝日を避けるか、祝日を体験するかを意識すると、計画も立てやすいですよね。

この記事では、アメリカの祝日と主要な祭り・イベントを通して、アメリカ文化の背景や人々の祝い方の違いを紹介します。観光イベントとして楽しめる行事だけでなく、日本とは異なる祝日の位置づけや過ごし方にも注目して見ていきましょう。

【観光客が押さえておきたい月別の祝日&イベント一覧】
区分 名称 イベント・祝日の特徴
1月 祝日 元日(New Year’s Day) 1月1日。年の始まりを祝う祝日
観光イベント ローズパレード 元日にカリフォルニア州パサデナで開催される花のフロートパレード
2月 観光イベント マルディグラ ニューオーリンズを中心に行われる世界的に有名なカーニバル
3月 祝日 セントパトリックスデー アイルランド系文化を祝う日。各地でパレードや関連イベントが行われる
音楽フェス SXSW 音楽・映画・ITが融合した複合型イベント(テキサス州オースティン)
3〜4月 祝日 イースター キリスト教の復活祭。年によって日付が変動
観光イベント 全米桜祭り ワシントンD.C.で開催される日米友好を象徴する春のイベント
4月 音楽フェス コーチェラ カリフォルニア州で開催される世界的に有名な音楽フェス
5月 祝日 メモリアルデー 戦没者追悼の日。夏の始まりを告げる連休
6月 祝日 ジューンティーンス 奴隷解放を記念する祝日
6〜7月 音楽フェス サマーフェスト ミルウォーキーで開催される世界最大級の音楽フェス
7月 祝日 独立記念日 7月4日。全米で花火やイベントが行われる
観光イベント メイシーズ独立記念日花火大会 ニューヨークで開催される全米最大級の花火イベント
観光イベント ネイサンズホットドッグ早食い大会 独立記念日の名物イベント(NY・コニーアイランド)
8月 音楽フェス ロラパルーザ シカゴ中心部で開催される都市型音楽フェス
9月 祝日 レイバー・デー 労働者を称える祝日。夏の終わりを告げる連休
10月 文化イベント ハロウィン 仮装やパーティーが全米各地で行われる(休日ではない)
観光イベント ヴィレッジ・ハロウィン・パレード ニューヨークで開催される大規模ハロウィンパレード
11月 祝日 サンクスギビング(感謝祭) 家族で食事を囲む重要な祝日(11月第4木曜)
観光イベント メイシーズ・サンクスギビング・デー・パレード 感謝祭当日にNYで行われる大型パレード
祝日 選挙の日 11月最初の火曜日。一部の州では休日
12月 祝日 クリスマス アメリカで最も重要視される祝日
観光イベント クリスマスイルミネーション 各都市で街全体が装飾される冬の風物詩
観光イベント カウントダウンイベント タイムズスクエアなどで開催される年越しイベント

もくじ

アメリカで休みになる祝日は意外と少ない
日本の国民の休日の日数は?
米国の全州共通の祝日の日数は?

観光客に人気のアメリカの祭り・フェスティバル
1月1日 ローズパレード
2月上旬〜3月上旬 ニューオーリンズ・マルディグラ
3月下旬〜4月上旬 全米桜祭り
音楽フェスティバル
 └3月 SXSW
 └4月 コーチェラ
 └6~7月 サマーフェスト
 └8月 ロラパルーザ

連邦で制定されているアメリカの祝日リスト
注意点① アメリカの祝日は、休みにならない場合も

アメリカで最も盛大に祝う&休むのはこの祝日!
7月12日 独立記念日(Independence Day)
 └メイシーズ独立記念日花火大会
 └ネイサンズホットドッグ早食い大会
11月第4木曜 サンクスギビング(Thanksgiving Day/感謝祭)
 └メイシーズ・サンクスギビング・デー・パレード
12月25日 クリスマス(Christmas Day)
 └年越しよりもクリスマス
注意点② アメリカの祝日は、営業時間や閉店に注意

州によっては祝日になる日を紹介
2月2日 グラウンド・ホッグ・デイ (Ground hog Day)
3月17日 セント・パトリック・デー (Saint Patrick’s Day)
3月または4月 イースター (Easter)
11月最初の火曜日 選挙の日 (Election Day)
有名だけど祝日ではないイベントも
 └ヴィレッジ・ハロウィン・パレード

まとめ

アメリカで休みになる祝日は意外と少ない

日本の祝日、年間何日あるかご存知ですか?ゴールデンウィーク、お盆、年末年始は郷里に帰省するためにも1週間から10日のお休みをとったりできる人も多い日本ですが、アメリカは実は、国民の休日というのは日本と比べてとても少ないです!

日本の国民の休日の日数は?

日本では定められた国民の祝日は16日あります。日曜日に重なれば振替休日も発生したりしますね。

お正月、5月のゴールデンウィーク、夏にはお盆、年によっては秋のシルバーウィーク。有休を少し使えば海外旅行や国内の帰省のチャンスになる「大連休」が社会人にとっても、かなり多いです。

米国の全州共通の祝日の日数は?

一方、アメリカでは、日本の「国民の祝日」にあたる全州共通の祝日というのは計11日しかありません。さらに、そのうち約半数は、政治的な理由で学校や企業が休みにならない可能性が高いです。

日本のゴールデンウィーク、お盆、年末年始のような大連休になる可能性があるのは、クリスマス~年末と、年によってはイースターくらいと言っても良いでしょう。

しかしながら、米国では有休消化に理解がある企業が多く、個人の都合で休暇をとりやすい文化的背景もあります。日本では有休を使って長期間休みづらい雰囲気がある職場も多いでしょうから、日本の国民の祝日が多く、大連休がもともとあることは、実はいいことかもしれません。

ちなみに、米国の祝日は、土曜に当たった場合は前日の金曜日に振替休日となったり、日曜日に当たった場合は、次の月曜日となったりする決まりもあります。3連休になりやすい工夫はあるようです。

観光客に人気のアメリカの祭り・フェスティバル

アメリカには、世界的に知名度が高く、毎年多くの観光客を集めるお祭りやフェスティバルが数多くあります。宗教行事を起源とする伝統的な祭りから、現代文化を象徴する音楽フェスまで、その内容は非常に多彩です。ここからは、海外観光客から特に人気の高い代表的なイベントを紹介します。

1月1日 ローズパレード

ローズパレードは、毎年1月1日(1日が日曜日の場合は翌2日)にカリフォルニア州パサデナで開催される、アメリカを代表する新年イベントです。100年以上の歴史を持ち、新年を祝う伝統行事として国内外に広く知られています。

ローズパレード最大の特徴は、すべて本物の植物を使って装飾されたフロート車です。企業や大学、地域団体が趣向を凝らしたフロートを制作し、音楽隊や騎馬隊とともに街を行進します。その美しさから「動く花の芸術」とも呼ばれています。

テレビ中継は全米だけでなく海外でも放送され、毎年数千万人規模が視聴するといわれています。例年およそ70万人、多い時には100万人近い観客が訪れるともいわれ、アメリカの年始を象徴する最大級のイベントです。観覧は基本無料ですが、良い場所を確保するには早朝からの待機が一般的。観光客の多くは、より良い席で見るために有料観覧席を利用します。

2月上旬〜3月上旬 ニューオーリンズ・マルディグラ

ニューオーリンズのマルディグラは、ブラジルのリオのカーニバル、イタリアのヴェネツィア・カーニバルと並び、世界最大級のカーニバルです。起源はキリスト教の四旬節前に行われる祝祭で、開催期間中は街全体が華やかな雰囲気に包まれます。

最大の見どころは、豪華なフロート(山車)が街を練り歩くパレードです。仮面や紫・緑・金を基調とした衣装を身にまとった参加者が、ビーズやコインを観客に投げながら行進し、街は非日常的な熱気にあふれます。観光客も仮装して参加できるため、見学するだけでなく体験型のイベントとして楽しめる点が特徴です。

マルディグラのシーズンは1月6日頃から始まりますが、最も盛り上がるのは2月です。クライマックスは「ファット・チューズデー」と呼ばれる最終日で、年によっては3月初旬にあたることもあります。開催地はルイジアナ州ニューオーリンズ市内各所で、特別なチケットは不要ですが、宿泊施設は早い段階で満室になるため、事前予約が欠かせません。

3月下旬〜4月上旬 全米桜祭り

全米桜祭りは、ワシントンD.C.で毎年春に開催されるイベントで、日本から寄贈された桜を記念して行われています。1912年に東京市から贈られた桜がきっかけとなり、現在では日米友好を象徴する祭りとして定着しています。

ポトマック川周辺やタイダル・ベイスン一帯に咲き誇る桜は見応えがあり、満開の時期には街全体が淡いピンク色に染まります。期間中はパレードや文化イベント、音楽ステージなどが開催され、観光と文化体験を同時に楽しめます。

日本人観光客にとっては、日本文化が海外でどのように親しまれているのかを体感できる貴重な機会です。日本語案内が用意されるイベントもあり、海外イベントに不慣れな人でも参加しやすい点が魅力です。桜の開花時期は年によって前後するため、渡航前に公式情報を確認することが重要です。

音楽フェスティバル

アメリカは音楽フェスティバルが盛んな国としても知られています。都市ごとに特色のある大型フェスが開催され、音楽を目的に渡航する観光客も少なくありません。フェスそのものが旅行の主な目的になるケースも多く見られます。

3月 SXSW

SXSWは、テキサス州オースティンで開催される世界最大級の複合型イベントです。会期前半はIT・テクノロジーや映画、後半は音楽フェスティバルへと主軸が移り変わる構成になっており、街全体が数日ごとに異なる熱気に包まれます。

昨今では音楽だけでなく、AIや最新技術、社会課題を議論する場としても世界的に注目されています。クリエイターやビジネスパーソンにとっての登竜門であり、常に「次」のトレンドが生まれる場所であるため、知的好奇心の強い旅行者におすすめです。

4月 コーチェラ

コーチェラは、カリフォルニア州インディオで4月に2週末にわたって開催される、世界最大級の音楽フェスティバルです。ロック・ポップ・ヒップホップ・エレクトロニックなど幅広いジャンルのアーティストが出演し、毎年その年を代表するトップアーティストや話題の新鋭が集結することで、大きな注目を集めています。

音楽だけでなく、ファッションやアート、SNSでの発信の場としても注目度が高いイベントです。来場者の個性的なファッションがトレンドとして拡散されることも多く、音楽フェスでありながらカルチャーイベントとしての側面も持っています。会場は砂漠地帯に位置しており、キャンプサイトでの滞在や近隣都市からのシャトル利用など、広大なエリアの中で数日間にわたって非日常的な空間を楽しめる点が魅力です。

6~7月 サマーフェスト

サマーフェストは、ウィスコンシン州ミルウォーキーで毎年6月下旬から7月上旬にかけて開催される、大規模な音楽フェスティバルです。世界最大級の音楽フェスとしてギネス世界記録にも認定されており、ロック、ポップ、ヒップホップ、カントリーなど幅広いジャンルのアーティストが出演します。開催期間中は複数日に分けてステージが展開され、延べ出演アーティスト数の多さも特徴の一つです。

会場はミシガン湖畔に広がるフェス専用エリアで、湖を望む開放的なロケーションの中、音楽を楽しめます。都市中心部からのアクセスも比較的良く、音楽フェスと街観光を組み合わせやすい点も魅力です。地元グルメやクラフトビールのブースも充実しており、音楽だけでなくアメリカ中西部ならではの食文化を味わえるイベントとして、国内外の観光客に親しまれています。

8月 ロラパルーザ

ロラパルーザは、シカゴ中心部の公園で開催される都市型音楽フェスティバルです。市街地の高層ビル群を背景に開催され、屋外フェスでありながら都会的で洗練された雰囲気を味わえます。観光とフェスを無理なく組み合わせやすく、海外の音楽フェスが初めてという人でも挑戦しやすいイベントとして知られています。

会場内では複数のステージでライブが同時進行し、ジャンルの異なるアーティストのパフォーマンスを一日中楽しめます。飲食ブースやアート展示も充実しており、音楽以外の楽しみが多い点も魅力です。海外からの来場者も多く、国際色豊かな雰囲気の中で、音楽と都市文化の両方を味わえるフェスティバルとして知られています。

連邦で制定されているアメリカの祝日リスト

それでは、肝心の米国全土で共通の「祝日」をご紹介します。これらの祝日は、米国で売られているカレンダーや手帳などでも目にすることができると思います。

• 元日(New Year’s Day 1月1日)
• キング牧師の日(Martin Luther King. Jr. Day 1月第3月曜日)
• 大統領の日 または ワシントン誕生日(Presidents Day 2月第3月曜日)
• メモリアル・デー(Memorial Day 5月最終月曜日)
• ジューンティーンス (Juneteenth 6月19日)
• 独立記念日(Independence Day 7月4日)
• レイバー・デー(Labor Day 9月第一月曜日)
• コロンブス・デー(Columbus Day 10月第2月曜日)
• ベテランズ・デー または 復員軍人の日(Veterans Day 11月11日)
• サンクスギビング・デー(Thanksgiving Day 11月第4木曜日)
• クリスマス(Christmas 12月25日)

いかがですか?おなじみの独立記念日、サンクスギビング(感謝祭)、そしてクリスマスなどはご存知の方も多いと思います。

しかし、そのほかはキング牧師、大統領、メモリアル・デー、レイバー・デー、ベテランズ・デー、など政治・軍事に関するものばかりで、日本のような「子供の日」、「文化の日」、「勤労感謝の日」などといった祝日が存在しないのが特徴的です。

最も新しい祝日は、2021年にバイデン大統領が制定したジューンティーンス。Juneと19thを合わせた言葉で、リンカーンの奴隷解放宣言によって自由の身となった奴隷のお祝いが元になった祝日です。近年では黒人の自由や平等だけに焦点が置かれるだけではなく、全ての人種、文化の平等と人権を祝う日となっています。

また、アメリカの面白いところとして、州やカウンティ(州よりも細かい区域)、会社、学校がそれぞれ独自にお休みを設けたり、逆に祝日を休みとしないという判断ができることがあります。例えば、ダイバーシティの進んだ地域の学校であれば、様々な文化のお祭り・祝日も休校にする場合もありますし、職場でも創設者の宗教や思想によって、特定の宗教の祝日が会社公式の休日になる場合もあります。

注意点① アメリカの祝日は、休みにならない場合も

先ほど、政治的な理由で祝日でも休みにならないものもあると書きましたが、特に10月のコロンブスの日は、歴史上の人物コロンブスのした残虐行為などが知られるようになったせいで、意図的に休まない場合が多くなりました。

コロンブス・デーは数年前まで多くの学校・会社では休日として扱われていましたが、この2、3年でボイコットが起き、米国全体の半数が休まない方向に転じました。しかし、カレンダーには書いてあるので、子供に学校をうっかり欠席させてしまう親御さんなどが絶たない日でもあります!とても紛らわしいですね。

また、キング牧師の日、大統領の日、退役軍人の日も学校や会社は通常通りに開かれるケースが多いです。

最終的に連邦で制定されている休日に休むかどうかという判断は、州、お住いのカウンティ、そして会社、学校によっての判断となります。あらかじめ、お勤めの会社、お子さんの学校などのカレンダーを見て、いつが休みなのかをしっかり確認しないと、泊りがけ旅行などの計画に大きく響きます。お父さんは休みなのに、子供の学校は通常通り、またその逆というのは結構あります。

アメリカで最も盛大に祝う&休むのはこの祝日!

アメリカで大々的に休む祝日は何と言ってもクリスマス、その次にサンクスギビング独立記念日です。

クリスマスとサンクスギビングは、アメリカ中が帰省のために空の便も、陸路も、移動が最も激しいと言われています。また、レジャーに出かける人も多く、全米の観光地やテーマパークのホテルなどはハイシーズン扱いとなり、飛行機のチケットや宿泊料は、一年の中でも高くなります。

7月12日 独立記念日(Independence Day)

7月4日の独立記念日はクリスマス、サンクスギビングに次ぐ大々的な祝日ですが、子供達にとってはすでに夏休みの期間でもあり、前後が休みになるという雰囲気はありません。土日と日付が連ならない年の場合、子供と旅行など予定する人は、7月4日の前後に有休をとって連休を作る感じです。

お庭でバーベキューをしたり、プールで遊んだり、夜はお祭りに行って花火を見て、駐車場から帰る際に大渋滞に巻き込まれ、帰宅が深夜になるのが独立記念日の一つの典型的な過ごし方です。(笑)

メイシーズ独立記念日花火大会

メイシーズ独立記念日花火大会は、毎年7月4日のアメリカ独立記念日に合わせて開催される、全米最大級の花火イベントです。開催場所はニューヨークのハドソン川周辺で、約25分間にわたり5万発以上の花火が夜空を彩ります。音楽とシンクロした演出が特徴で、スケールの大きさと迫力は世界的にも高く評価されています。

当日は川沿いや公園、展望スポットなど、さまざまな場所から観覧できますが、人気エリアは早い時間から混雑し、厳しい手荷物検査や入場規制が行われます。安全確保のため入場制限や交通規制が行われることも多く、事前に観覧スポットやアクセス方法を確認しておくことが重要です。ニューヨークらしい華やかな独立記念日を体感できるイベントとして、観光客から高い人気を集めています。

ネイサンズホットドッグ早食い大会

ネイサンズホットドッグ早食い大会は、ニューヨーク・コニーアイランドで毎年7月4日に開催される、アメリカを代表するユニークなイベントです。老舗ホットドッグ店「ネイサンズ」が主催し、長い歴史を持つ伝統行事として知られています。

世界各国から選ばれた大食い選手が参加し、その様子は毎年全米でテレビ中継されるほど注目度が高い大会です。競技そのもののインパクトはもちろん、会場周辺の賑やかな雰囲気や観客の熱狂も見どころの一つです。独立記念日の祝祭ムードをよりカジュアルに楽しめるイベントとして、観光客にも親しまれています。

アメリカの祝日

11月第4木曜 サンクスギビング(Thanksgiving Day/感謝祭)

11月第4週のサンクスギビングは、感謝の気持ちを大事に、ターキーやパイなどのご馳走を家族で集っていただくイベントです。が、何しろ翌月にクリスマスという大物が控えているので、そんなに頻繁に帰省できない、里帰りはどちらか一方だけ、という方も多いです。

また、サンクスギビングは木、金、土、日の4日間しか(木曜日は祝日でも、金曜日は会社、学校が慣習的に休みにしていることが多い)休みにならないので、1、2泊のとんぼ返りになってしまって疲れる、短期間に集中しているが故に飛行機のチケットが取れないなどの悩ましい問題もあります。

メイシーズ・サンクスギビング・デー・パレード

メイシーズ・サンクスギビング・デー・パレードは、毎年11月の感謝祭当日にニューヨークで開催される、アメリカを代表する大規模パレードです。1924年に始まった歴史あるイベントで、現在では世界最大規模のパレードの一つとして知られています。マンハッタンの街を舞台に、音楽隊やダンサー、人気キャラクターが登場し、感謝祭の訪れを華やかに告げます。

最大の見どころは、空高く浮かぶ巨大キャラクターバルーンです。アニメや映画のキャラクターを模したバルーンがビル群の間を進む光景は圧巻で、子どもから大人まで幅広い世代を魅了します。当日は沿道に多くの観客が集まるだけでなく、テレビ中継を通じて全米で視聴され、視聴者数は毎年5,000万人以上にのぼるといわれています。現地で観覧する場合は早朝から場所取りが必要になるため、旅行者は混雑状況やアクセス方法を事前に確認しておくと安心です。

12月25日 クリスマス(Christmas Day)

クリスマスは米国の最も大きなイベントです。義務教育の学生たちは前日(クリスマス・イブ)や23日から冬休みに入っていることが多いです。これは日本の冬休みと似ていますね。大学生は早めに、12月中旬から休みが始まり、実家に帰省している場合も多いです。

クリスマス・イブはお休みにしたり、半休にする会社も多いです。また、12月26日~31日まではお休みではない会社も多く、長期休暇として休みたい人や帰省する人は有休を利用して、26日から31日までのほぼ1週間を休みます。有休をここぞと使うのは日本の盆暮れと似ていますね。

年越しよりもクリスマス

アメリカに住んでいると、サンクスギビング前に始まりクリスマスまで続く「ホリデーシーズン」の消費文化・経済効果はものすごいとよく耳にします。しかしながらサンクスギビングのご馳走、パーティー、そしてクリスマスのプレゼント、ご馳走、旅費など、2ヶ月に渡る出費でかなり家計にダメージを受ける家庭も多いようです。一般的な家庭ではクリスマスが終わると、心身共に、そしてお財布もエネルギーが尽きる、という印象もあります。

アメリカの年越しですが、クリスマスのインパクトのほうが大晦日、元旦よりもはるかにが強く、「三が日はお休み」「(子供達は)1月7日まで正月休み」という前提がありません。新年は1月2日に早速、仕事や学校が始まります。大晦日はカウントダウンやパーティーで夜更かしをしても、元旦の夜は次の日のために早めに寝る、という感じです。12月末の仕事納め、という感覚もあまりありません。年末年始の特別なご馳走というのも、はっきりとありません。

注意点② アメリカの祝日は、営業時間や閉店に注意

特に、3大イベントの独立記念日、サンクスギビング、クリスマスはお役所、銀行はお休みになる傾向があります。後者二つは特に「万人に休息を」という意味合いも強くあるので、大手量販店でも閉店することが多く、個人商店やレストランはだいたいお休みだと思って間違いないでしょう。

街によっては、サンクスギビングの日は朝からどこもやっていない、人も歩いていないという光景があります。大都市以外はこうかもしれません。レストランも営業しているタイプのお店と、終日閉店するお店が分かれます。サンクスギビング、クリスマスのディナーを売りにしているレストランは事前に予約で埋まっていることも多く考えられるので、観光地以外で、感謝祭・クリスマスの夜に予約なしで外食をするのはお勧めしません。

観光でホリデーシーズンにアメリカを訪れる場合、サンクスギビング、クリスマスの夜はホテルのレストランなどを早め(数ヶ月前)に予約しておくと安心です。または、祝日前にスーパーなどで食べ物を少量でも一応買っておくなど、お店・レストランが全く営業していなかった場合の想定もしておくのも大事です。

州によっては祝日になる日を紹介

アメリカという国は50州が集合した「合衆国」ですが、一つ一つの州が独特の法律や決まり、文化を持っていて、州=一つの国というイメージで説明する方がしっくりいくことが多いです。

日本は1都1道2府43県、計47ありますが、違うのは県民の日くらいですよね。しかし、米国では州が独自に設定している祝日というのも時々存在します。

また、アメリカ全体の祝日リストの中に、私の知っているあの日がない!?と思われた方もいるかもしれません。日本でも知られるアメリカのイベントは、州ごとの祝日になっている場合や、お休みではない日もあります。

ここでは、州によっては祝日になる日の一部の例をご紹介しますね。

アメリカのイベント

2月2日 グラウンド・ホッグ・デイ (Ground hog Day)

春の訪れが早いか遅いかを予言すると言われる動物、グラウンド・ホッグ(大きめのプレーリードッグのような生き物)を地中から起こして、自分の影を見るか(その日が晴天か)、見ないか(影が現れづらい曇りか、雨か)で春が早く来るか、冬はまだ続くか占う行事です。

冬が長い地域の、春が待ち遠しいという気持ちが伝わって来るような発想の祝日です。ペンシルベニアのイベントが最も有名と言われています。学校、会社は通常通りのところが多いようです。

3月17日 セント・パトリック・デー (Saint Patrick’s Day)

この日はアイルランド、カトリックのお祭りです。マサチューセッツ州ではお休み、また、会社や学校によってはお休みのところもあるようです。

特に子供達が楽しめるイベントでもあり、幼稚園や学校(低学年)では三つ葉のクローバー、虹、レプラコーン(緑の衣装・帽子をかぶった小人のようなアイルランドの妖精)のモチーフの工作やお話、ゲームをしたりします。

大人はアイリッシュパブで祝ったり、緑のものを身につけたりして楽しみます。お店でも緑の帽子やおもちゃのネックレス、旗、クッキー、ケーキなどの関連グッズが売られたり、お祭りムードが高まります。

3月または4月 イースター (Easter)

イースターの日は毎年の暦で変動するので、毎年調べる必要がありますが、キリスト教の復活祭で、休日になります。また、季節的に春休みと重なり、子供達は1週間ほど学校が休みになる州もあります。

子供達が楽しめるエッグハント(プラスチック製の空の卵におもちゃやお菓子を入れ、外の芝生などにばらまき、子供達が拾って楽しむ)をしたり、家庭で卵を染めて楽しんだり、イースターバニー(マスコット)と写真を撮ったりします。通常の年ですと、地域の自治体が子供や家族向けの雰囲気で、バニーと記念写真コーナー、エッグハント、ゲーム、屋台のお店などが大々的に開催されます。

11月最初の火曜日 選挙の日 (Election Day)

4年に一度、大統領選挙が行われ、朝から晩までニュース速報に釘付けになり、大変な盛り上がりを見せます。一部の州ではこの日は休日となります。

有名だけど祝日ではないイベントも

イベントとしてメジャーなものでも、祝日にならない日もあります。

例えばハロウィンですが、実は休日ではありません。子供たちは放課後、夕方から仮装してお菓子をもらいに家々を練り歩いたり、大人も夜はクラブやバーなどで仮装をしてパーティーを楽しみます。

ちなみに、お店では8月半ばごろからハロウィンのコスチュームや装飾品を売り出します。ちょっと早すぎる気もしますが、多くの家庭で9月ごろから庭に装飾を始めたり、家の中もデコレーションして秋の訪れを楽しみます。ハロウィンにかけるアメリカ人のエネルギーと真剣さは驚くほどです。

その他にも、祝日になる日・ならない日どちらも含めて、アメリカのイベントを別の記事で紹介しています。ぜひ合わせてお読みください。

アメリカのイベント・年中行事ってどんなものがある?日本と違う文化国ですが、どんなイベント・年中行事があるのかを詳しく解説していきます。

ヴィレッジ・ハロウィン・パレード

ハロウィン文化を象徴するイベントが、ニューヨークで開催される「ヴィレッジ・ハロウィン・パレード」です。マンハッタンのグリニッジ・ヴィレッジを中心に行われるこのパレードは、ニューヨーク最大規模のハロウィンイベントとして知られ、毎年多くの参加者と観客を集めています。

パレードには約5万人が参加し、沿道にはおよそ200万人もの観客が集まるといわれています。観光客は沿道から見学するだけでも十分に楽しめますが、仮装をすれば誰でも参加できるのが特徴です。参加者のコスチュームは非常に本格的で、手作りとは思えない完成度の衣装や、社会風刺を取り入れたユニークな仮装も多く見られます。アメリカにおけるハロウィンの熱量と文化的な存在感を実感できる代表的な例といえるでしょう。

まとめ

アメリカの国民の休日は意外と少ないですが、マイナーな祝日はいろいろあり、年間を通して季節の風物詩的なイベントがたくさんあります。旅行に行く前、移住する際の準備にお役に立てたら嬉しいです!

また、アメリカでは祝日に合わせて大セールが行われます。アメリカのセール時期については別の記事でまとめていますので、祝日のお買い物を楽しみたい方はぜひご覧ください。

せっかくアメリカに旅行に行ったり、生活しているのなら、セール時期にあわせてショッピングを計画するのも楽しいですね。アメリカでは一年を通して、各シーズンの祝日に合わせた大セールが行われます。各セールの特徴や安くなりやすい商品なども解説します。

アメリカ携帯ハナセルが運営する「アメリカ新生活・移住ブログ」では、本記事のように、アメリカでの生活や旅行で困ったときの解決方法や、アメリカに行く前に知っておきたい知識など、アメリカで役立つ様々な情報を発信しています。

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吉田店長の写真

監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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