アメリカで洗濯 洗剤の選び方、洗濯機・乾燥機・コインランドリーの使い方

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こんにちは!ハナセルです!

日常の家事の1つ「お洗濯」も、日本とアメリカでは違うことがたくさん。
この記事では、アメリカで一軒家、アパート、寮などで生活をする際のお洗濯の方法、そしてオススメの洗剤や注意点などをご紹介します。

アメリカで洗濯

1. アメリカ暮らしの洗濯方法

アメリカの家庭には洗濯機(Washing machine)と乾燥機(Dryer)が両方デフォルトでついていることが多いです。ですが、これは一軒家、コンドミニアム、タウンハウスなど比較的物件の大きさにゆとりがある場合です。 二台横に置くスペースがない場合には上下に重ねるタイプもあります。

1-1. アメリカの一軒家の洗濯機

アメリカの一般的な一軒家の場合は、洗濯機、乾燥機と一緒に、洗濯物を畳んだり、アイロンがけやズボンのプレスなどの衣類のお手入れ道具と作業スペースのある、「ランドリールーム」があったり、ベースメント(地下室)に洗濯機と乾燥機が設置してあったりします。

洗濯機は水を使うので、故障の時のリスクを考えて地下にあることが多いですが、1階、2階にあることもあります。タウンハウスやアパートでは2階にあることも多く、万が一の際に水漏れの被害を抑えるために、洗濯機の下に大きな受け皿のようなものを置く場合もあります。

1-2. アメリカのアパートや寮での洗濯

アパート、大学などの寮など集合住宅の場合、州やカウンティの規定にもよりますが、洗濯機・乾燥機は個々の世帯に設置されていない場合も多く、共用のランドリールームを利用したり、コインランドリー(Laundromat, laundry)を利用したりする場合があります。共用の洗濯機・乾燥機は有料の場合も多く、アパート内でもお金やカードが必要な場合もあります。

1-3. アメリカのコインランドリー(Laundromat, laundry)

もともと洗濯機がない物件だったり、もし自宅の洗濯機が壊れてしまった場合には、コインランドリーを利用することになります。

通常はクォーター(25セント硬貨)を機械に入れるか、プリペイドカードを支払いに使います。現金をマシンに挿入する場合、大量のクォーターが必要になります。

洗剤なども自分で用意し、自分で洗濯・乾燥を済ませ自宅に持って帰りますが、最近は洗濯物を預けると全部やってくれて、綺麗に畳んで家まで宅配してくれる店舗やコースもあります。このサービスだと割高ですが、コインランドリーで待っている時間がない忙しい人には嬉しいですね。

ネットの地図で「Laundromat Near Me」などと検索すると、最寄りのコインランドリーを見つけることができます。コインランドリーは家庭用洗濯機では対処できない大型の布団なども洗えるので、ご自宅に洗濯機がある場合も、場所を知っていると安心です。

1-4. アメリカのクリーニング

ワイシャツやスーツなどは日本と同様にクリーニングに出すと思いますが、お店によって価格やサービスの質がまちまちです。評判のいい信頼できるお店を探すのにはいろいろ試すよりもご近所に聞いてしまうのが早いでしょう。

アメリカではクリーニングでのトラブルもつきものなので、セーターくらいだったら後で紹介する毛糸用洗剤 Woolite を使って自分で洗う人が多い印象です。

2. アメリカの洗濯機・乾燥機の使い方

アメリカの電化製品全般に言えることですが、日本の家電と比べて大きく、パワフル、そして機能がシンプルなものが多いです。洗濯機、乾燥機もいくつか注意しておきたいことがあります。

アメリカの洗濯機・乾燥機

2-1. アメリカの洗濯機の注意点

洗濯槽がとても大きい場合、少量の洗濯物を力の強いコースで洗う場合はとても痛みやすいので注意が必要です。洗濯ネットはAmazonなどでも買うことができますが、ブラジャーを入れるネットなどは日本で売られているものの方が優秀ですので、日本から持って来ておきたいところです。

また、身長によっては洗濯層の底まで手が届かない場合もあるので、踏み台を使ったり、トングのようなものを使ったり(笑)工夫が必要なことも。

2-2. 日本から持ち込んだほうがいい洗濯グッズ

日本と比べてアメリカでは洗濯グッズは売られておらず、スーパーなどでも洗濯ネットを見つけるのは至難の技です。

マスクや手袋など入れて洗うネット、ブラジャーを入れて洗うネット、毛布など入れて洗うネットなど、洗濯ネットはできれば渡米前にしっかりしたものを多めに日本から持ってきた方がいいです。

洗濯ネットの材質はなるべくしっかりしたものだと、アメリカの洗濯機でも破けることなく耐えてくれます。柔らかい材質のネットだと、洗濯機のパワーに負けてすぐに避けたり、穴が開いたりしてしまいます。

洗濯ボールは、アメリカでは驚くことにとても認知度が低く、スーパーで見かけることは稀です。Bed Bath Beyond などの家事や生活品に特化したお店に行って探すか、通販が一番見つけやすいかと思います。

特に洗剤がなくても汚れを落とす機能が備わった洗濯ボールはなかなか取扱いがありません。ヨーロッパや日本では洗剤や化学物質の利用をなるべく減らそうという流れの中、アメリカはやはりエコに対する意識はとても低いままです。余談ですが、液体洗濯洗剤の詰め替えパックやシャンプーの詰め替えなどもほぼ存在していないです。これからアメリカ全体の環境・エコの意識が上がるといいのですが…。

2-3. 乾燥機は使い方をしっかり確認

日本で乾燥機を使ったことがなかった方も多いかと思います。その場合、使い方をまず色々覚える必要がありますが、一番いいのは面倒でも取扱説明書を読むことです。

洗濯物の布の材質によっては乾燥機では乾かせないもの、低温(デリケート)を使用しないと痛むものもあるので、全部一緒に乾燥機に入れるのではなく、分ける必要もありますね。特に、日本から持って来ている衣料品は乾燥機に対応していない材質のものも多く、室内干しや陰干しをする必要がある場合もあります。

乾燥機にはガスタイプと電気タイプがあり、両者それぞれ長所・短所があります。ガスタイプは安価でとても早く乾燥することですが、設置は専門業者にやってもらう必要があります。電気タイプはガスよりも少し光熱費はかかるものの、故障の際にガス乾燥機よりも安価で修理できる、設置の際も自分でしやすいことなどがあげられます。

2-4. 糸くずフィルターを掃除しよう

洗濯機・乾燥機の使い方の注意としては、両者とも、毎回使用前に必ずリント(糸くず、埃)フィルターを綺麗にしてから使うようにと言われます。これがとても大事で、アメリカで育つとお母さんから口すっぱく言われるようです。リントはフィルターから必ず取り除いてからスイッチを入れましょう。

2-5. ベント(排気管)クリーニングが義務の場合も

集合住宅の場合は1、2年に一度(カウンティによって規定が違います)ベントクリーニングと証明書の提出が義務付けられている場合も多いです。

これは乾燥機の排気管内に溜まったホコリが静電気などで引火した場合、大惨事になるためです。一軒家の場合は自己責任で管理するのが多いですが、コンドミニアムやタウンハウスなどの場合は提出時期に証明書を提出しないと罰金などが発生する場合もあります。管理事務所に証明書の提出時期や所定の書類、特定の業者があるかなどを問い合わせてみましょう。

2-6. アメリカでは外干しが禁止されている場合もあるので注意!

アメリカでは乾燥機と洗濯機がペアであることが一般的と冒頭でお話ししましたが、米国では多くの地域では外干しが禁止されています。これは治安と景観の意識が影響しているようです。

外干しができるかできないかは、カウンティや州のサイトで調べる必要があります。ご近所で外干しをしている人がいれば大丈夫かもしれませんが、トラブル防止のために法律をチェックしましょう。

外干し禁止地域の特徴として、そのエリアのホームセンターで、地面に刺して使う外干し用のラックなどが売られていないことが挙げられます。ホームセンターの人に思い切って聞いてみれば「この地域では外に干したらダメなんだよ」という会話に発展するかも?

乾燥機を使うことがほぼ前提のアメリカのお洗濯。部屋干しは一般的ではありませんが、デリケートなものを洗った際や、乾燥機が壊れてしまった際には必要ですね。Amazonなどでは洗濯用の紐、洗濯バサミは Clothesline、Laundry Pintch と検索すると出てきます。

3. アメリカの洗濯洗剤の選び方

アメリカのスーパーに行くと実にたくさんの洗濯洗剤が売られていて、どれを選べばいいのかわからなくなりがちです。

洗濯洗剤は大まかに分けて、液体、粉、ポッド(1回分小分けのパック)があります。また、色物・おしゃれ着用の洗剤や、衣類用漂白剤や柔軟剤なども販売されています。一つずつ解説していきますね。

アメリカの洗剤

3-1. アメリカで人気の液体洗剤

液体洗剤は種類も多く、いろいろな選択肢があります。特に人気なのは Tide、Persil、Gain、Seventh Generationなどで、大体のスーパーに置いてあると思います。パッケージを読むと、頑固な汚れ向け、ニオイを取る、色物でも安心、自然派、など特徴がわかるかと思います。

洗剤の匂いは、日本人からするとキツいと感じる商品も多いので、最初は小さいボトルで買ってみて、気に入ったものを見つけてから大きな容器を買うのがいいかもしれません。

シミを薄くする、取る効果が強いものは Tide Ultra Stain Release、Tide Ultra Stain Release Free、Persil ProClean Stain Fighter、Kirkland Signature Ultra Clean(コストコ) などがよく汚れを落としてコスパもとても優秀!と人気があるようです。

赤ちゃん向けの優しい洗濯用洗剤としては、 Dreft Liquid Baby Laundry Detergent、Charlie’s Soap Laundry Liquid、Biokleen Baby Laundry Liquidなどが人気です。赤ちゃん向けとなっていますが、アトピーやアレルギー、敏感体質の方にも勧められています。香りも薄いか、ないものが揃っています。

米国で売られている液体洗剤の入れ物ですが、小型のものから、タンクのような大型のものまでいろいろあります。大型のものの場合、平らな場所に設置して、丸いゴム製のボタンを押してカップに洗剤を入れ、使います。タンクタイプの洗剤はコスパはいいのですが、洗濯機の近くにちょうどいい棚がある必要があります。

3-2. アメリカの粉洗剤

日本と同様に、アメリカでも最近では粉洗剤の種類がとても少なくなりました。やはり液体洗剤やポッドが人気だからですね。でも、粉洗剤にもそれなりの特徴があります。

粉洗剤と液体洗剤の効用の違いは、粉洗剤の方が泥などの汚れに効きやすく、液体は汗や油の汚れに効きやすいようです。また、粉の方が液体より安価で消費期限が長く、環境にも負担が少ないと言われています。

しかしながら液体洗剤は水によく溶けやすく、汚れが落ちて色も鮮やかになるなどの利点があるのも事実です。粉洗剤は冷たい水に溶けづらかったり、箱が重くて扱いづらい、などの残念な特徴もありますね。

3-3. アメリカのポッド洗剤と注意点

ポッド(Laundry Pod)洗剤は小さなパウチに一回分の洗剤が詰まった商品です。この5、6年で広まりましたが、使い方も簡単です。

使い方は、洗濯物を入れる前の空のドラム(洗濯槽)の底に一つだけ入れ、そのあと洗濯物を入れ、スイッチを入れる。これだけです。液体や粉洗剤のように毎回計量する必要がなく、効能の異なる濃縮タイプの洗剤が複数ブレンドされているので洗濯の効果も高いです。一回の洗濯につき1個の利用でいいので、コインランドリーに持っていくのも楽ですね。

湿気に弱く、手が濡れている状態では掴めない(外側が溶けて穴が開くため)のが欠点ですが、種類も豊富で人気があります。外側のパックは水に溶けやすく、また保管容器の中の湿度が高いとくっついてしまいやすいので、必ず乾燥した手で使い、保管容器はしっかり蓋をする必要があります。

人気なのはオールマイティに効く Tide PODS 3-in-1、シミに効く Tide Pods Ultra Oxi、ナチュラル系では Grab Green Natural 3-in-1、敏感肌向けでは Seventh Generation Free & Clear が人気があるようです。

3-4. アメリカの色物・おしゃれ着用洗剤

色落ちする恐れがあるものを洗う際は別にして洗うことが鉄則ですが、色物向けの洗剤で人気があるのは Woolite Darks Liquid Detergent などです。

Wooliteは毛糸のセーターなどをおうちで洗う際の洗剤ですが、セーター以外にも繊細なレースや絹製品などを洗うときにも利用できます。

3-5. アメリカの衣類用漂白剤と注意点

米国のスーパーに行って、洗濯洗剤のついでに漂白剤を買おうとする際、これも種類がありすぎて戸惑うかと思います。パッケージの色の使い方などが日本の商品の特徴と全然違うんですよね。

気をつけたいのが洗濯向けではない漂白剤を買ってしまうことです。日本でいうキッチン向け漂白剤(まな板の脱色や台所周りをつけ置きして消毒する塩素系のもの)が洗濯用洗剤の真横に置いてあることもあるので、それを洗濯に使ってしまわないように気を付けましょう。慣れるまでとても紛らわしいです。

色がバッチリ脱色されてしまうキッチンやバスルーム用の漂白剤は、英語では Bleach といいます。お洗濯の色をスッキリ、明るくする際に使う漂白剤は Brightener などと言われています。洋服の発色をよくする、という意味ですね。Brightnerは通常の洗濯洗剤にプラスして使います。

人気のあるBrightener は Oxi Clean、Arm & Hammer などがあります。オキシクリーンは日本でもおなじみと思いますが、洗濯物以外にも絨毯、浴室のタイル、プールの掃除やパティオの家具の掃除にも重宝します。

3-6. アメリカの柔軟剤 タイプと使用法

柔軟剤は洗濯する際に洗濯機にセットする液体(Softener)のものと、シート式(Dryer Sheet)、固形ビーズのタイプがあります。特に柔軟剤は香りづけとして使う人も多く、良い香りを売りにした商品が多数あります。また、化学物質過敏症やアレルギーの方向けに、香りを抑えたもの、香りのないものも売られています。

液体柔軟剤では Downy Liquid Fabric Softener、Mrs. Meyer’s Liquid Fabric Softener、Downy Nature Blends Fabric Conditioner が人気があります。日本でもおなじみの Downy ですね。香りなしでは Seventh Generation Free & Clear Fabric Softener が人気。

シート式は Dryer Sheetと呼ばれて売られています。こちらは洗濯した衣類を乾燥機に入れる際にシートを1~2枚一緒に入れると、洗濯物の水分で薬剤が溶けて衣類に満遍なく行き渡るというものです。Bounce Fabric Softener and Dryer Sheets、Love Home & Planet Lavender and Argan Dryer Sheets がいい香りで人気があります。香りなしではこちらも Seventh Generation Fabric Softener Sheets が人気があります。

固形ビーズタイプは Downy のものが人気がありますが、こちらは洗濯する際に適量を一緒に入れて洗います。乾燥機で乾燥させてから12週間香りが持続するというのが売り文句です。長期間クローゼットにしまっておくものや、フレッシュな香りを楽しみたいなどのニーズに応えてくれます。

4. まとめ

いかがでしたか?アメリカの生活でもお洗濯は欠かせないですが、ところ違えばいろいろと注意点も異なります。どなた様も米国移住後も楽しいお洗濯ライフをお送りください!

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