アメリカで洗濯 洗剤の選び方、洗濯機・乾燥機・コインランドリーの使い方

アメリカで洗濯
こんにちは!ハナセルです!

日常の家事の1つ「お洗濯」も、日本とアメリカでは違うことがたくさん。
この記事では、アメリカで一軒家、アパート、寮などで生活をする際のお洗濯の方法、そしてオススメの洗剤や注意点などをご紹介します。

1. アメリカ暮らしの洗濯方法

アメリカでの洗濯スタイルは、住居形態によって主に3つのパターンに分かれます。

一軒家では自宅内設置が一般的ですが、アパートや学生寮では建物内の共用施設や外部のコインランドリー(Laundromat)を利用することも多く、それぞれ費用や利便性が異なります。

ご自身の生活環境に合わせて最適な方法を選べるよう、主な特徴を以下の表にまとめました。

アメリカの洗濯スタイル比較表表
項目 自宅(一軒家など) 共用ランドリー(アパートや寮) コインランドリー
費用 水道代や電気代のみ 1回1.5〜2ドルくらい 1回1.5〜2ドルくらいに加えて、洗剤代などが少しかかることもある
手間 とても少ない(家の中で済む) やや手間がかかる(建物内を移動したり、小銭を用意したりする) 手間がかかる(お店まで行って帰ってくる必要があり、荷物も運ぶ)
かかる時間 自由に使える(いつでも洗濯できる) 洗濯機が空いているかどうかで変わる 行き帰りの時間と待ち時間が必要(洗濯を代わりにやってくれるサービスもある)
向いている人 郊外の一軒家や、広めの家に住んでいる人 都市部のアパートや学生寮に住んでいる人 大きいものを洗いたいときや、家の洗濯機が壊れたときに使いたい人

1-1. アメリカの一軒家の洗濯機

アメリカの一般的な一軒家の場合は、洗濯機、乾燥機と一緒に、洗濯物を畳んだり、アイロンがけやズボンのプレスなどの衣類のお手入れ道具と作業スペースのある、「ランドリールーム」があったり、ベースメント(地下室)に洗濯機と乾燥機が設置してあったりします。

洗濯機は水を使うので、故障の時のリスクを考えて地下にあることが多いですが、1階、2階にあることもあります。タウンハウスやアパートでは2階にあることも多く、万が一の際に水漏れの被害を抑えるために、洗濯機の下に大きな受け皿のようなものを置く場合もあります。

1-2. アメリカのアパートや寮での洗濯

アパート、大学などの寮など集合住宅の場合、州やカウンティの規定にもよりますが、洗濯機・乾燥機は個々の世帯に設置されていない場合も多く、共用のランドリールームを利用したり、コインランドリー(Laundromat, laundry)を利用したりする場合があります。共用の洗濯機・乾燥機は有料の場合も多く、アパート内でもお金やカードが必要な場合もあります。

1-3. アメリカのコインランドリー(Laundromat, laundry)

もともと洗濯機がない物件だったり、もし自宅の洗濯機が壊れてしまった場合には、コインランドリーを利用することになります。

通常はクォーター(25セント硬貨)を機械に入れるか、プリペイドカードを支払いに使います。現金をマシンに挿入する場合、大量のクォーターが必要になります。

洗剤なども自分で用意し、自分で洗濯・乾燥を済ませ自宅に持って帰りますが、最近は洗濯物を預けると全部やってくれて、綺麗に畳んで家まで宅配してくれる店舗やコースもあります。このサービスだと割高ですが、コインランドリーで待っている時間がない忙しい人には嬉しいですね。

ネットの地図で「Laundromat Near Me」などと検索すると、最寄りのコインランドリーを見つけることができます。コインランドリーは家庭用洗濯機では対処できない大型の布団なども洗えるので、ご自宅に洗濯機がある場合も、場所を知っていると安心です。

1-4. アメリカのクリーニング

ワイシャツやスーツなどは日本と同様にクリーニングに出すと思いますが、お店によって価格やサービスの質がまちまちです。評判のいい信頼できるお店を探すのにはいろいろ試すよりもご近所に聞いてしまうのが早いでしょう。

アメリカではクリーニングでのトラブルもつきものなので、セーターくらいだったら後で紹介する毛糸用洗剤 Woolite を使って自分で洗う人が多い印象です。

1-5. 洗濯にかかる料金と25セント硬貨の準備の仕方

1回の洗濯機の利用料は、立地にもよりますが大体1.5〜2ドルくらいで設定されています。
コインランドリーもそうですが、古いアパートや学生寮の共有洗濯機ではなぜか25セント硬貨(クォーター)にしか対応していないことがほとんど。

新しい施設では利便性や防犯上の理由からプリペイドカードを購入するか、クレジットカードで払えるスタイルを導入している傾向がありますが、ニューヨークなど古いアパートメントが多い地域ではクォーターが大量に必要になります。

日本から留学や就労に行く場合都市部で暮らすことが多く、アパートメントに住む確率が高いので、「洗濯する度に細かい小銭が必要」と覚えておきましょう。

とはいっても、普通の買い物はクレジットカードなどキャッシュレスで行うことがほとんど。
コインランドリーやゲームのあるモールには、1ドル札を25セントに両替できる両替機がありますが、大量の硬貨取得には不向きです。

大量のクォーターを用意するには、
・銀行窓口
・スーパーのレジ
などを利用します。

これらの窓口で10ドル分のクォーター硬貨がまとめられた棒金に両替してもらえます。
銀行ではクレジットカードかデビットカードを出してと言われるので、口座を持っている銀行で手続きしましょう。(車用のドライブスルー窓口もあります。)

「I’d like to change my 20$ into quarters.(20ドルを25セント硬貨に両替したいのですが)」などと伝えればOKです。

ただスーパーによっては現金払いに対応していないか、両替お断りとしているお店もあるのでよく確認しましょう。

2. アメリカの洗濯機・乾燥機の使い方

アメリカの電化製品全般に言えることですが、日本の家電と比べて大きく、パワフル、そして機能がシンプルなものが多いです。洗濯機、乾燥機もいくつか注意しておきたいことがあります。

アメリカの洗濯機・乾燥機

2-1. アメリカの洗濯機の注意点

洗濯槽がとても大きい場合、少量の洗濯物を力の強いコースで洗う場合はとても痛みやすいので注意が必要です。洗濯ネットはAmazonなどでも買うことができますが、ブラジャーを入れるネットなどは日本で売られているものの方が優秀ですので、日本から持って来ておきたいところです。

また、身長によっては洗濯層の底まで手が届かない場合もあるので、踏み台を使ったり、トングのようなものを使ったり(笑)工夫が必要なことも。

2-2. 日本から持ち込んだほうがいい洗濯グッズ

日本と比べてアメリカでは洗濯グッズは売られておらず、スーパーなどでも洗濯ネットを見つけるのは至難の技です。

マスクや手袋など入れて洗うネット、ブラジャーを入れて洗うネット、毛布など入れて洗うネットなど、洗濯ネットはできれば渡米前にしっかりしたものを多めに日本から持ってきた方がいいです。

洗濯ネットの材質はなるべくしっかりしたものだと、アメリカの洗濯機でも破けることなく耐えてくれます。柔らかい材質のネットだと、洗濯機のパワーに負けてすぐに避けたり、穴が開いたりしてしまいます。

洗濯ボールは、アメリカでは驚くことにとても認知度が低く、スーパーで見かけることは稀です。Bed Bath Beyond などの家事や生活品に特化したお店に行って探すか、通販が一番見つけやすいかと思います。

特に洗剤がなくても汚れを落とす機能が備わった洗濯ボールはなかなか取扱いがありません。ヨーロッパや日本では洗剤や化学物質の利用をなるべく減らそうという流れの中、アメリカはやはりエコに対する意識はとても低いままです。余談ですが、液体洗濯洗剤の詰め替えパックやシャンプーの詰め替えなどもほぼ存在していないです。これからアメリカ全体の環境・エコの意識が上がるといいのですが…。

2-3. 乾燥機は使い方をしっかり確認

日本で乾燥機を使ったことがなかった方も多いかと思います。その場合、使い方をまず色々覚える必要がありますが、一番いいのは面倒でも取扱説明書を読むことです。

洗濯物の布の材質によっては乾燥機では乾かせないもの、低温(デリケート)を使用しないと痛むものもあるので、全部一緒に乾燥機に入れるのではなく、分ける必要もありますね。特に、日本から持って来ている衣料品は乾燥機に対応していない材質のものも多く、室内干しや陰干しをする必要がある場合もあります。

乾燥機にはガスタイプと電気タイプがあり、両者それぞれ長所・短所があります。ガスタイプは安価でとても早く乾燥することですが、設置は専門業者にやってもらう必要があります。電気タイプはガスよりも少し光熱費はかかるものの、故障の際にガス乾燥機よりも安価で修理できる、設置の際も自分でしやすいことなどがあげられます。

2-4. 糸くずフィルターを掃除しよう

洗濯機・乾燥機の使い方の注意としては、両者とも、毎回使用前に必ずリント(糸くず、埃)フィルターを綺麗にしてから使うようにと言われます。これがとても大事で、アメリカで育つとお母さんから口すっぱく言われるようです。リントはフィルターから必ず取り除いてからスイッチを入れましょう。

2-5. ベント(排気管)クリーニングが義務の場合も

集合住宅の場合は1、2年に一度(カウンティによって規定が違います)ベントクリーニングと証明書の提出が義務付けられている場合も多いです。

これは乾燥機の排気管内に溜まったホコリが静電気などで引火した場合、大惨事になるためです。一軒家の場合は自己責任で管理するのが多いですが、コンドミニアムやタウンハウスなどの場合は提出時期に証明書を提出しないと罰金などが発生する場合もあります。管理事務所に証明書の提出時期や所定の書類、特定の業者があるかなどを問い合わせてみましょう。

2-6. アメリカでは外干しが禁止されている場合もあるので注意!

アメリカでは乾燥機と洗濯機がペアであることが一般的と冒頭でお話ししましたが、米国では多くの地域では外干しが禁止されています。これは治安と景観の意識が影響しているようです。

外干しができるかできないかは、カウンティや州のサイトで調べる必要があります。ご近所で外干しをしている人がいれば大丈夫かもしれませんが、トラブル防止のために法律をチェックしましょう。

外干し禁止地域の特徴として、そのエリアのホームセンターで、地面に刺して使う外干し用のラックなどが売られていないことが挙げられます。ホームセンターの人に思い切って聞いてみれば「この地域では外に干したらダメなんだよ」という会話に発展するかも?

乾燥機を使うことがほぼ前提のアメリカのお洗濯。部屋干しは一般的ではありませんが、デリケートなものを洗った際や、乾燥機が壊れてしまった際には必要ですね。Amazonなどでは洗濯用の紐、洗濯バサミは Clothesline、Laundry Pintch と検索すると出てきます。

2-7. コインランドリーの使い方ステップ

アメリカのコインランドリーは、家に洗濯機・乾燥機がない場合に役立ちます。利用料金は、洗濯機1回につき1.5ドルから3ドルくらいが目安ですが、場所や機械の大きさによって変わります。

古いアパートや学生寮の共用ランドリーでは、今でも25セント硬貨だけしか使えない場所が多くあります。1回の洗濯で硬貨がたくさん必要になるので、銀行やスーパーの窓口で、前もってまとまった硬貨に両替しておくと安心です。最近では、プリペイドカードやクレジットカードが使える場所も増えてきています。

利用するときの流れと、気をつけたいポイントを表にまとめました。

洗濯機・乾燥機の使い方
ステップ 操作 内容と注意点
ステップ1 コインやカードを入れる 決まった枚数の硬貨を入れるか、カードを使って支払う
ステップ2 洗剤を入れる ポッドタイプの洗剤は、洗濯物を入れる前にドラムの底に置く。液体や粉の洗剤は、決まった場所に入れる
ステップ3 洗濯物を入れる 洗濯物を入れる。衣類が傷むのを防ぐため、洗濯ネットを使うとよい
ステップ4 コースを選ぶ 素材に合わせて、温度や洗い方の強さを選んでスタートする
ステップ5 乾燥機に移す 洗濯が終わったら乾燥機に移す。火事を防ぐため、使う前にフィルターのほこりを取り除く

3. アメリカでおすすめの洗濯洗剤

アメリカのスーパーの洗剤コーナーには、液体・粉末・ポッドタイプ(1回分ずつ袋に入ったもの)など、たくさんの種類が並んでいます。

よく使われているのは液体タイプですが、最近は計量しなくてもよいポッドタイプが広まってきました。洗剤や汚れ落とし、色落ち防止などの成分が一つにまとまっているタイプは、コインランドリーへ持っていくのにも便利なので、人気があります。

アメリカの洗剤は香りが強めに作られていることが多く、日本人には強く感じられる場合があります。最初は小さいサイズで試してみると安心です。

肌が敏感な人や赤ちゃんに使う場合は、香料や着色料が入っていない、無香料・無着色タイプと書かれた洗剤を選ぶとよいでしょう。

アメリカで買える洗剤・柔軟剤のタイプ別の特徴
タイプ 特徴・おすすめポイント 入手先
Tide(タイド) 汚れを落とす力が強いと評価されているタイプで、靴下などの頑固な汚れにも向いている スーパー、ネット通販、ドラッグストア
Persil(パーシル) シミを落とす力が高いと言われているタイプで、頑固な汚れ用の製品もある スーパーなど
Gain(ゲイン) 香りの種類が多く、洗濯物に香りをしっかり残したい人に好まれている 各種スーパー、ネット通販
OxiClean(オキシクリーン) 衣類用の漂白剤として定番で、生地を傷めずに黄ばみやシミを落とせる。キッチンや浴室の掃除にも使える スーパー、ネット通販、量販店
Seventh Generation 植物由来の成分を使った自然派タイプで、肌が敏感な人や赤ちゃん向けの無香料・無着色シリーズがある スーパー(オーガニック系を含む)、ネット通販

アメリカの洗剤

3-1. アメリカで人気の液体洗剤

液体洗剤は種類も多く、いろいろな選択肢があります。特に人気なのは Tide、Persil、Gain、Seventh Generationなどで、大体のスーパーに置いてあると思います。パッケージを読むと、頑固な汚れ向け、ニオイを取る、色物でも安心、自然派、など特徴がわかるかと思います。

洗剤の匂いは、日本人からするとキツいと感じる商品も多いので、最初は小さいボトルで買ってみて、気に入ったものを見つけてから大きな容器を買うのがいいかもしれません。

シミを薄くする、取る効果が強いものは Tide Ultra Stain Release、Tide Ultra Stain Release Free、Persil ProClean Stain Fighter、Kirkland Signature Ultra Clean(コストコ) などがよく汚れを落としてコスパもとても優秀!と人気があるようです。

赤ちゃん向けの優しい洗濯用洗剤としては、 Dreft Liquid Baby Laundry Detergent、Charlie’s Soap Laundry Liquid、Biokleen Baby Laundry Liquidなどが人気です。赤ちゃん向けとなっていますが、アトピーやアレルギー、敏感体質の方にも勧められています。香りも薄いか、ないものが揃っています。

米国で売られている液体洗剤の入れ物ですが、小型のものから、タンクのような大型のものまでいろいろあります。大型のものの場合、平らな場所に設置して、丸いゴム製のボタンを押してカップに洗剤を入れ、使います。タンクタイプの洗剤はコスパはいいのですが、洗濯機の近くにちょうどいい棚がある必要があります。

3-2. アメリカの粉洗剤

日本と同様に、アメリカでも最近では粉洗剤の種類がとても少なくなりました。やはり液体洗剤やポッドが人気だからですね。でも、粉洗剤にもそれなりの特徴があります。

粉洗剤と液体洗剤の効用の違いは、粉洗剤の方が泥などの汚れに効きやすく、液体は汗や油の汚れに効きやすいようです。また、粉の方が液体より安価で消費期限が長く、環境にも負担が少ないと言われています。

しかしながら液体洗剤は水によく溶けやすく、汚れが落ちて色も鮮やかになるなどの利点があるのも事実です。粉洗剤は冷たい水に溶けづらかったり、箱が重くて扱いづらい、などの残念な特徴もありますね。

3-3. アメリカのポッド洗剤と注意点

ポッド(Laundry Pod)洗剤は小さなパウチに一回分の洗剤が詰まった商品です。この5、6年で広まりましたが、使い方も簡単です。

使い方は、洗濯物を入れる前の空のドラム(洗濯槽)の底に一つだけ入れ、そのあと洗濯物を入れ、スイッチを入れる。これだけです。液体や粉洗剤のように毎回計量する必要がなく、効能の異なる濃縮タイプの洗剤が複数ブレンドされているので洗濯の効果も高いです。一回の洗濯につき1個の利用でいいので、コインランドリーに持っていくのも楽ですね。

湿気に弱く、手が濡れている状態では掴めない(外側が溶けて穴が開くため)のが欠点ですが、種類も豊富で人気があります。外側のパックは水に溶けやすく、また保管容器の中の湿度が高いとくっついてしまいやすいので、必ず乾燥した手で使い、保管容器はしっかり蓋をする必要があります。

人気なのはオールマイティに効く Tide PODS 3-in-1、シミに効く Tide Pods Ultra Oxi、ナチュラル系では Grab Green Natural 3-in-1、敏感肌向けでは Seventh Generation Free & Clear が人気があるようです。

3-4. アメリカの色物・おしゃれ着用洗剤

色落ちする恐れがあるものを洗う際は別にして洗うことが鉄則ですが、色物向けの洗剤で人気があるのは Woolite Darks Liquid Detergent などです。

Wooliteは毛糸のセーターなどをおうちで洗う際の洗剤ですが、セーター以外にも繊細なレースや絹製品などを洗うときにも利用できます。

3-5. アメリカの衣類用漂白剤と注意点

米国のスーパーに行って、洗濯洗剤のついでに漂白剤を買おうとする際、これも種類がありすぎて戸惑うかと思います。パッケージの色の使い方などが日本の商品の特徴と全然違うんですよね。

気をつけたいのが洗濯向けではない漂白剤を買ってしまうことです。日本でいうキッチン向け漂白剤(まな板の脱色や台所周りをつけ置きして消毒する塩素系のもの)が洗濯用洗剤の真横に置いてあることもあるので、それを洗濯に使ってしまわないように気を付けましょう。慣れるまでとても紛らわしいです。

色がバッチリ脱色されてしまうキッチンやバスルーム用の漂白剤は、英語では Bleach といいます。お洗濯の色をスッキリ、明るくする際に使う漂白剤は Brightener などと言われています。洋服の発色をよくする、という意味ですね。Brightnerは通常の洗濯洗剤にプラスして使います。

人気のあるBrightener は Oxi Clean、Arm & Hammer などがあります。オキシクリーンは日本でもおなじみと思いますが、洗濯物以外にも絨毯、浴室のタイル、プールの掃除やパティオの家具の掃除にも重宝します。

3-6. アメリカの柔軟剤 タイプと使用法

柔軟剤は洗濯する際に洗濯機にセットする液体(Softener)のものと、シート式(Dryer Sheet)、固形ビーズのタイプがあります。特に柔軟剤は香りづけとして使う人も多く、良い香りを売りにした商品が多数あります。また、化学物質過敏症やアレルギーの方向けに、香りを抑えたもの、香りのないものも売られています。

液体柔軟剤では Downy Liquid Fabric Softener、Mrs. Meyer’s Liquid Fabric Softener、Downy Nature Blends Fabric Conditioner が人気があります。日本でもおなじみの Downy ですね。香りなしでは Seventh Generation Free & Clear Fabric Softener が人気。

シート式は Dryer Sheetと呼ばれて売られています。こちらは洗濯した衣類を乾燥機に入れる際にシートを1~2枚一緒に入れると、洗濯物の水分で薬剤が溶けて衣類に満遍なく行き渡るというものです。Bounce Fabric Softener and Dryer Sheets、Love Home & Planet Lavender and Argan Dryer Sheets がいい香りで人気があります。香りなしではこちらも Seventh Generation Fabric Softener Sheets が人気があります。

固形ビーズタイプは Downy のものが人気がありますが、こちらは洗濯する際に適量を一緒に入れて洗います。乾燥機で乾燥させてから12週間香りが持続するというのが売り文句です。長期間クローゼットにしまっておくものや、フレッシュな香りを楽しみたいなどのニーズに応えてくれます。

4. 地域によってはアパートでも室内に洗濯機が置けることも

地域によってはアパートでも室内に洗濯機が置けることも
ニューヨークなど人口密度が高い都市部のアパートメントでは室内の空間も限られているので洗濯機を置くのは難しいですが、空間の広いエリアであれば室内に設置できるケースもあります。

コロラド州など比較的のどかなエリアのアパートには部屋内に洗濯機が設置されていたり、小さなランドリースペースが設けられている物件もあり、洗濯機と乾燥機を置いて自分のペースで洗濯できます。

h3:レンタル洗濯機サービスもある
アメリカでは、洗濯乾燥機を月額料金を支払ってレンタルできるサービスもあります。
料金は洗濯機と乾燥機がセットで30〜40ドル/月ほど。

ドラム式や新しいモデルの製品だと、より高い料金設定となっています。

洗濯機が自分の部屋でも使えるか試したい場合、短期留学や数ヵ月単位での滞在等に便利です。

4-1. アメリカでの外干し禁止エリアとその事情

2-6. アメリカでは外干しが禁止されている場合もあるので注意!」でもご説明致しましたが、アメリカで洗濯物を外干ししてはいけないのは、主に治安と景観の意識が影響しているようです。
それ以外にも以下のようなこともアメリカで洗濯物を外干ししてはいけない要因につながっていると考えられています。

・効率性を求める国民性
・乾燥機が普及してから歴史が長い
・HOAの規約に取り入れられている
・都市部のアパートではバルコニーがない事も多い
・天候や害虫対策
・窃盗などの防犯対策

アメリカで乾燥機が普及したのは1950年代あたりからだと言われています。
第二次世界大戦後のアメリカでは、 Live Better Electrically(電化製品を使ってよい生活を送ろう)というマーケティングキャンペーンが大々的に打ちだされました。
より便利で快適な生活を送るために電化製品が売り込まれ、普及段階で「洗濯機と乾燥機はセット」と、現在に繋がる価値観が確立していきました。

外に干すのは乾燥機が買えない貧困層の多いゲットーや移民のようだといったイメージも付いてしまい、街の景観を損ねることからHOA(物件の管理組合)の規約にも「外干し禁止」が組み込まれています。
特に高級なコンドミニアムで外干ししていると、管理者からきつく注意されることもあるんだとか。

都市部の古いアパートには元々バルコニーが設置されていない建物も多く、バルコニーがあってもテーブルセットなどを置いてくつろぐ為に使われています。
また、テキサス州やアリゾナ州など砂漠のある地域では、外に洗濯物を干すと砂で汚れてしまうこともあって外干しは敬遠されがち。

しかし、近年環境への配慮や個人の権利の観点から一部に外干しを求めるムーブメントもあります。
2015年ごろから「Right to dry(乾燥する権利)」を勝ち取るため、フロリダ・コロラド・メリーランド・バーモント・メイン・ハワイの6州で裁判が起こされ外干しを禁止するのは違法という判決が出ています。

その他バージニア州なども外干し禁止条例の緩和に動くところもありますが、それ以外の州では依然として外干しを禁止しているようです。

ただ、緩和派の州でも依然としてHOAの規約では外干し禁止が記載されているようなので、アメリカで洗濯物を外に干すことはしばらくは難しいかもしれません。

5. アメリカでの洗濯トラブル対策: 衣類の縮みや色移りを防ぐポイント

アメリカの洗濯機や乾燥機は、日本のものに比べてパワーが強く、温度も高めに設定されていることが多いです。そのため、衣類が縮んだり、色が移ったりするトラブルが起きやすくなります。

日本から持ってきた衣類や、デリケートな素材の服を守るためには、前もって対策しておくことが大切です。

洗濯トラブルの典型例と、回避策のコツをまとめました。

【トラブルの典型例】

・激しい縮み: 乾燥機を「高温」に設定すると、温まった生地が冷えるときに繊維の間が狭くなり、衣類が大きく縮んでしまうことがあります。ウールやシルクだけでなく、乾燥機を使うことを想定していない日本の綿製品も注意が必要です。
・色落ち・色移り: アメリカでは、汚れをしっかり落とすために、お湯を使って洗うことが基本になっています。ただ、お湯は染料を溶かしやすいため、白い服に色が移ってしまうことがあります。

【回避策と設定のコツ】

・仕分けを徹底する: 白いものと色や柄のあるものは、分けて洗うようにします。色落ちしやすい新しい服やジーンズは、ほかの服と一緒にせず、単独で洗うと安心です。
・温度を「Cold/Low」にする: 日本の衣類を洗うときは、洗濯は水を使う設定、乾燥は低温か、デリケート向けの設定を選ぶと安全です。
・厚手の洗濯ネットを活用する: 洗濯機の中央にある棒との摩擦で衣類が傷むことがあるため、日本から持ってきた厚手のネットに入れて保護するとよいでしょう。
・乾燥時間を短くする: 縮みを少なくするために、乾燥機は30分くらいの短い時間にとどめ、まだ湿っているようなら乾燥時間を追加します。

6. まとめ

いかがでしたか?アメリカの生活でもお洗濯は欠かせないですが、ところ違えばいろいろと注意点も異なります。

一言でアメリカと言っても、州やエリアで習慣やルールは大きく違います。
アメリカで過ごす物件を探す際には家電が備え付けなのか、洗濯機は共有なのかよく確認しましょう。
異なる文化に慣れるまで時間はかかるかもしれませんが、本記事でご紹介したポイントや注意点が参考になれば幸いです。

どなた様も米国移住後も楽しいお洗濯ライフをお送りください!

他にもアメリカで生活していくうえでのコツやアメリカの生活習慣をまとめた記事もございます。是非ご覧ください。
アメリカの文化と生活習慣 留学・移住前に知りたい特徴を徹底解説!

アメリカ携帯ハナセルが運営する「アメリカ新生活・移住ブログ」では、本記事のように、アメリカでの生活や旅行で困ったときの解決方法や、アメリカに行く前に知っておきたい知識など、アメリカで役立つ様々な情報を発信しています。

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吉田店長の写真

監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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