アメリカのイベント・年中行事を季節毎に紹介!

アメリカのイベント

こんにちは、ハナセルです!この記事でアメリカでは季節ごとに行われるさまざまなイベントをご紹介します。アメリカのメジャーなイベント・年中行事にはどんなものがあるのか一緒に見ていきましょう!

もくじ

アメリカの季節と気候の特徴
 北東部(ニューヨーク・ボストンなど)
 南東部(フロリダ・ジョージアなど)
 西海岸南部(ロサンゼルス・サンディエゴなど)
 西海岸北部(シアトル・ポートランドなど)

主要都市の季節ごとの気候と特徴
 ニューヨーク
 ロサンゼルス
 サンフランシスコ
 マイアミ

主要都市の季節ごとの気候

アメリカの春のイベント
 春(3〜5月)の気候と服装
 グッドフライデーとイースター(3月か4月のどこかの金曜日と日曜日 毎年変わります)
 アカデミー賞授賞式(3月)
 セント・パトリックス・デー(3月17日)
 エイプリルフール(4月1日)
 シンコ・デ・マヨ(5月5日)
 母の日(5月の第2日曜)

アメリカの夏のイベント
 夏(6〜8月)の気候と服装
 メモリアルデー(5月最後の月曜)
 ジューンティーンス(6月19日)
 父の日(6月の第3日曜)
 プライドニューヨーク(6月最終日曜)
 独立記念日(7月4日)
 レイバーデー(9月の第1月曜)

アメリカの秋のイベント
 秋(9〜11月)の気候と服装
 コロンバスデー(10月の第2月曜)
 上司の日(10月15日前後)
 ハロウィン(10月31日)
 ベテランズデー(11月11日)
 サンクスギビング(11月の第4木曜日)

アメリカの冬のイベント
 冬(12〜2月)の気候と服装
 クリスマス(12月25日)
 ニューイヤーズ・イブ(12月31日)
 元旦(1月1日)
 マーティン・ルーサー・キングの日(1月の第3月曜)
 サンダンス映画祭(1月中旬から下旬)
 旧正月(2月中旬ごろ)
 マルティグラ(2月)
 スーパーボウル(2月上旬の日曜日)
 バレンタインデー(2月14日)
 プレジデンツ・デー(2月の第3月曜)

アメリカを訪れるならハナセルのアメリカSIMがおすすめ!

まとめ

アメリカの季節と気候の特徴

アメリカは日本の約25倍の広大な国土を持ち、地域によって気候や季節の感じ方が大きく異なります。同じ「夏」でも、地域によって湿度や気温、降水量がまったく違うため、訪れるエリアに合わせた準備が必要です。ここでは、アメリカの主な地域ごとの気候の特徴を紹介します。

北東部(ニューヨーク・ボストンなど)

北東部は日本に近い温帯気候で、四季の変化がはっきりしている地域です。

春は桜や新緑が美しく、5月頃から観光シーズンが始まります。夏は高温多湿で、30℃を超える日も多くなりますが、朝晩は比較的過ごしやすいのが特徴です。

一方で冬は厳しく、氷点下になる日が続くこともあります。積雪量も多いため、スキーなどウィンタースポーツを楽しむ観光客も多く見られます。

南東部(フロリダ・ジョージアなど)

南東部は年間を通して温暖な気候で、冬でも10〜20℃前後と過ごしやすい地域です。ただし、夏は非常に湿度が高く、日中は35℃を超えることもあります。6〜11月はハリケーンシーズンにあたるため、旅行やイベント参加の際は天気情報の確認が欠かせません。

フロリダのビーチリゾートやテーマパークは一年中人気があり、特に春休みシーズン(3〜4月)は国内外から多くの観光客が訪れます。

西海岸南部(ロサンゼルス・サンディエゴなど)

西海岸南部は地中海性気候に属し、年間を通して温暖で乾燥しています。

冬でも15〜20℃程度と過ごしやすく、雨も少ないため観光には最適です。夏は日差しが強く、日中は30℃を超えることもありますが、湿度が低いためカラッとした暑さが特徴です。

この地域では一年を通してイベントやフェスティバルが開催され、屋外でのアクティビティを楽しむ人々で賑わいます。

西海岸北部(シアトル・ポートランドなど)

西海岸北部は海洋性気候で、冬は雨が多く曇りの日が続きます。

夏は涼しく快適で、20℃前後の日が多いため避暑地として人気があります。雨具を持参すれば一年を通して観光が可能で、緑豊かな自然とカフェ文化を楽しめるエリアです。

年間を通して大きな気温変化が少なく、穏やかな気候を好む人に向いています。

主要都市の季節ごとの気候と特徴

アメリカの主要都市は、地域や地形によって気候が大きく異なるため、旅行やイベントの計画を立てる際は、訪れる都市の気候を知っておきましょう。ここでは人気の4都市を中心に、季節ごとの特徴を紹介します。

ニューヨーク

ニューヨークは四季がはっきりしており、春(5月頃)と秋(9〜10月)が最も過ごしやすいシーズンです。

春はセントラルパークの花々が咲き誇り、観光にも最適。夏は30℃を超える日も多く、湿度が高く蒸し暑くなります。冬は氷点下10℃前後まで冷え込み、雪が積もることもありますが、ホリデーシーズンのイルミネーションは見応えがあります。

気候の変化が大きいため、重ね着しやすい服装が便利です。

ロサンゼルス

ロサンゼルスは年間を通して温暖な地中海性気候で、春(4〜6月)と秋(9〜11月)が特に快適です。

日中は20〜25℃前後でカラッとした晴天が続きます。夏は乾燥しており、30℃を超えても湿度が低いため過ごしやすいのが特徴です。冬は雨季にあたり、12〜2月頃は雨の日が増えますが、それでも15〜20℃前後と温暖。

ビーチや屋外フェスなど、年間を通してアウトドアを楽しめる都市です。

サンフランシスコ

サンフランシスコは、アメリカでも珍しい冷涼で霧の多い気候が特徴です。

夏でも最高気温が20℃前後と涼しく、特に7〜8月は朝晩の霧が濃くなることがあります。
一年を通して気温変化が少なく、15〜20℃程度で安定していますが、風が強く体感温度が低く感じられるため、上着は必須です。

霧が晴れる秋(9〜10月)が観光のベストシーズンで、市街地の景色もきれいに見渡せます。

マイアミ

マイアミは熱帯気候で、一年を通して高温多湿です。

ベストシーズンは11〜4月の乾季で、気温は20〜25℃前後と過ごしやすく、ビーチや野外イベントを満喫できます。5〜10月は雨季に入り、スコールやハリケーンのリスクが高まるため注意が必要です。

夏は30℃を超える日が続くため、軽装に加えて帽子やサングラスなどの紫外線対策を忘れないようにしましょう。

主要都市の季節ごとの気候

アメリカは地域によって気候が大きく異なるため、行き先や目的に合わせて訪れる時期を選ぶのがポイントです。下の表では、主要都市ごとのベストシーズンと、目的別のおすすめ時期をまとめました。

地域・都市 ベストシーズン 気候の特徴
ニューヨーク 5月
9〜10月
四季がはっきり。春と秋が最も快適で、観光・ショッピングに最適。
ロサンゼルス 4〜6月
9〜11月
晴天率が高く、湿度が低い。屋外イベントやドライブにおすすめ。
ハワイ 5〜10月(乾季) 日差しが強く、ビーチアクティビティに最適な季節。
フロリダ 11〜4月 乾季で快晴が続き、ディズニーなどテーマパーク観光にも最適。

また、目的別のおすすめ時期は以下の通りです。

目的 ベストシーズン 備考
ビーチリゾート 夏(6〜8月) 西海岸や南部の海沿い都市で人気。紫外線対策を忘れずに。
紅葉観賞 秋(10〜11月) ニューイングランド地方を中心に絶景シーズン。
スキー・スノーボード 冬(12〜3月) コロラド・ユタ・バーモントなど山岳地帯がベスト。

旅行の目的によって理想の時期は変わりますが、春と秋は全体的に過ごしやすく、観光にもイベント参加にもおすすめです。計画を立てる際は、目的地の気候とあわせてベストシーズンをチェックしておきましょう。

アメリカの春のイベント

アメリカの春のイベント

アメリカの春のイベントと言えば、日本でも有名なイースターがあります。それ以外にも様々なイベントやお祭りが開催されていますよ。

動画で確認したい方はこちらをご覧ください。

春(3〜5月)の気候と服装

アメリカの春は地域によって気温差が大きく、3月はまだ寒さが残る北部でも、南部ではすでに初夏の陽気になります。

北東部(ニューヨークなど)では朝晩10℃を下回る日も多く、軽めのコートやカーディガンがあると安心です。西海岸(ロサンゼルスなど)は乾燥した晴天が多く、昼間は20℃前後と快適。薄手のシャツや羽織りものがあれば十分ですが、日中と夜の寒暖差には注意が必要です。

一方、南部(テキサス・フロリダなど)は25℃を超える日も多く、半袖やワンピースなど夏の装いが合います。どの地域でも重ね着できる服装を意識すると、気温変化にも対応しやすいです。

旅行の際は折りたたみ傘や薄手のストール、紫外線対策グッズも持っておくと安心でしょう。

グッドフライデーとイースター
(3月か4月のどこかの金曜日と日曜日 毎年変わります)

グッドフライデーはキリストが十字架に磔(はりつけ)にされた日で、イースターはその3日後、日曜日にキリストが復活したとされる日です。現在ではイースターは春分の日以降の初めての満月後の日曜日とされ、毎年変わります。

イースターを春休みにする企業や学校も多く、グッドフライデーを含んで1週間から10日ほどの連休にする自治体もあります。有名な恒例行事としてはホワイトハウスを一般人に解放してのイースターエッグハントがあり、子供たちはお菓子をたくさんもらえたりと、ファミリー色の濃いイベントです。ニューヨークではパレードがあり、春の訪れも祝うかのような華やかなパステルカラーの飾りがいっぱいの賑やかなフロートやファッションが目を惹きます。

アカデミー賞授賞式(3月)

毎年3月に行われる映画の祭典。受賞者にはかの「オスカー像」が授与される。全米・そして世界に生中継でテレビ放映されます。近年では受賞作品、受賞者ともにダイバーシティが進み、アメリカの姿の変化を垣間見ることもできます。

セント・パトリックス・デー(3月17日)

アイルランド系の人々の歴史を祝う日です。休日ではないですが、グリーンの洋服を着る日として浸透しています。レプリコンというケルト民話に登場する緑の帽子を被った小人のような妖精が虹の向こう側の麓に財宝を隠すという言い伝えがあり、プレスクールから低学年の子どもたちはこの日には学校で宝探しをすることもあります。

大人はバーなどに行って緑のビールを飲んだり、家庭ではベーコン、牛肉、キャベツを使った料理、アイルランドのパン、シャムロック(三つ葉のクローバー)のマークがあしらわれたクッキーやケーキなどを食べて祝います。

エイプリルフール(4月1日)

日本でもお馴染みのエイプリルフール。特に午前中に面白いジョークやドッキリを仕込みます。新聞社が信じられないような冗談を誌面で発表したり、企業もインスタやFacebook、ホームページなどで至極の冗談を投稿してフォロワーを驚かせます。

シンコ・デ・マヨ(5月5日)

スペイン語で「5月5日」という意味のメキシコのお祭りです。お休みではありませんが、アメリカではこう言った異文化由来のイベントが多数あります。平日のイベントにしてはかなりの盛り上がりを見せます。

メキシコの独立記念日と誤解しているアメリカ人も少なくないですが、由来は19世紀にフランスに攻められた際にメキシコ軍が勝利した記念日です。祝う規模は本国メキシコよりもアメリカの方が盛大と言われ、各地でパレードやお祭りが開催され、鮮やかな民族衣装、陽気なマリアッチの音楽、さらにビールやテキーラを沢山飲んで美味しいメキシコ料理を食べるのが浸透しています。

母の日(5月の第2日曜)

米国の母の日の祝い方もまた大々的です。デパートなどでは衣料品、アクセサリー、化粧品、香水などがセールになります。子供達の母の日にかけるエネルギーと父の日のあっさりさがよく比較されますが、母親を非常に大事にする国民性なのだと思い知らされます。

アメリカの夏のイベント

アメリカの夏のイベント

夏のイベントで最も大きいものは独立記念日ですが、アメリカが独立した記念日ということで、日本では馴染みが薄いです。他にも日本では知られていないイベントもありますので、見ていきましょう。

夏(6〜8月)の気候と服装

アメリカの夏は地域によって暑さのタイプが異なります。東部や中西部では湿度が高く、30℃を超える蒸し暑さになる一方で、西海岸や高地では乾燥してカラッとした暑さが特徴です。

南部(フロリダ・ルイジアナなど)は連日35℃を超える極暑で、紫外線と熱中症対策が欠かせません。Tシャツやショートパンツなど通気性の良い服装を中心に、冷房の効いた屋内では軽い羽織りを用意しましょう。

外出時はサングラス・帽子・日焼け止めが必須で、屋外イベント時は飲み物の持参も大切です。また、地域によっては夕立やスコールもあるため、折りたたみ傘やレインジャケットを携帯しておくと安心です。

メモリアルデー(5月最後の月曜)

南北戦争の頃からあった祝日ですが、1971年から公式の連邦の祝日として制定されました。この日はアメリカの戦没者を偲び、お墓やモニュメントを訪れたり、各地で記念のパレードがあります。この頃から暖かい地域では夏休みが始まり、バーベキューをしたり、旅行やキャンプ、プールで過ごす家族も多いです。

ジューンティーンス(6月19日)

2021年にバイデン大統領が制定した新しい祝日。もとは黒人奴隷の解放記念の日でしたが、祝う州、祝わない州が混在していました。これは州によって奴隷制に反対・賛成の政治的スタンスの違いに大きく依りました。

連邦(すべての州)の祝日に制定された現在では、人種、性別、文化などで差別を行わず、すべての人々に平等な人権をと問いかける日にもなっています。各地で人権の啓蒙的なパレードや、ブルースやジャズの祭典、奴隷解放宣言の朗読などのイベントが開催されます。

父の日(6月の第3日曜)

父の日は母の日と比べてあまり目立ちませんが、バーベキューをしたり、スポーツ観戦をしたり、アウトドアをして祝うことが多いようです。

プライドニューヨーク(6月最終日曜)

世界最大の同性愛者の人権を訴えるイベント。元々はデモ行進から始まりましたが、現在ではヤンキースのプライド・ナイト、ビッグアーティストによるコンサート、パレード、行進、パネルディスカッションなどさまざまな催し物が約1週間の中にぎっしり詰まって開催されます。

独立記念日(7月4日)

米国の祭日の中でもクリスマス、サンクスギビングと並んでトップ3に入る大事な祝日です。アメリカがイングランドから独立したことを記念して祝いますが、各地で花火、パレードが行われます。家庭では家族や友人を呼んでバーベキューを遅くまでして賑やかに過ごします。

特にワシントンD.C. でのパレード、花火は有名で、そのほかにコンサートやお祭り、移動遊園地などのイベントも開催されます。

レイバーデー(9月の第1月曜)

レイバーデーは夏の終わりを告げる休日ですが、次の日が新学年の始まりという地域も多く、子供たちにとっては夏休み最後の場合も多いです。各地でパレード、花火などが行われ、バーベキューをして過ごします。

アメリカの秋のイベント

アメリカの秋のイベント

秋のイベントと言えば、日本でもハロウィンが有名ですね。また秋の終わりごろには、その年の収穫を祝うサンクスギビングを大々的に祝います。その翌日のブラックフライデーの方が日本では知られているかもしれません。

動画で見たい方はこちらをご覧ください。

秋(9〜11月)の気候と服装

秋のアメリカは過ごしやすい気候で、観光やイベントに最適なシーズンです。

東部(ニューヨークなど)では紅葉が始まり、気温は15〜20℃前後。日中はシャツ一枚でも快適ですが、朝晩は冷え込むためセーターやジャケットが活躍します。西海岸(カリフォルニア)では引き続き温暖で、日中は25℃前後。夜は海風が冷たく感じるため、軽めのアウターがあると安心です。

南部ではまだ夏のような暑さが残ることもありますが、湿度が下がって快適に過ごせます。一方、北部や山岳地帯では10月以降に一気に気温が下がるため、防寒対策が必要です。重ね着+秋色コーデを意識しつつ、ブーツやスカーフなど季節感を取り入れるとおしゃれも楽しめます。

コロンバスデー(10月の第2月曜)

アメリカ大陸を発見したとして教わるクリストファー・コロンバスですが、最近は彼の行動がが残虐だったということで祝うことを拒否し、別の名前で休日にしている州、またお休みしない州もあります。
ちなみに、最近の子供達は学校によってはコロンバスはアメリカ大陸を「最初に」発見しておらず、歴史上最初に記録があるのは北欧からのバイキングによる航海記録での記述だと教わる場合もあるようです。

上司の日(10月15日前後)

この日は上司に感謝の気持ちを伝える日で、カードやちょっとしたお菓子などを差し入れする人もいます。休日ではありません。

大型量販店のグリーティングカードコーナーにはしっかりとボスの日用のカードも多数揃えて売られています。カレンダーによってはご丁寧に”Boss’s Day”と印刷されているものもあります。

ハロウィン(10月31日)

アメリカ人はハロウィンが大好き!休日ではない年中行事の中でおそらく最も大規模なイベントです。8月中頃からコスチュームやデコレーションが出始め、9月ごろからは庭に怖い飾りを施したりと、かなりの人が気合を入れて年に一度の日に臨みます。

当日は子供たちを中心に住宅街を仮装して練り歩き、一軒一軒尋ねては ”Trick or Treat!”(お菓子をくれなければ悪さをするぞ)と言いながらキャンディーを山ほどもらいます。

子供だけではなく、大人は仮装してバーに行ったり、真剣なコスプレコンテストをするイベントもあります。

動画での解説をみたい方はこちらをご覧ください。

ベテランズデー(11月11日)

日本語には復員軍人の日、または退役軍人の日として訳される。こちらもパレードが各地で行われ、国のために命を落とした戦士に敬意を払います。

サンクスギビング(11月の第4木曜日)

アメリカの一年を締めくくる一大イベント、1か月以上にわたる「ホリデーシーズン」に突入するイベントでもあるサンクスギビング。もとは入植者がネイティブアメリカンに助けられ、食糧が収穫でき、アメリカで生き残れた祝いから伝統的に行われています。

各地から家族が里帰りのために結集し、飛行機やホテルの価格はハイシーズン扱い。また年末商戦の幕開けでもあるブラックフライデー、サイバーマンデーなど、一年でアメリカ人がお金を最も消費する大セールが控えている時期でもあります。サンクスギビングは木曜のため、前日から休みになる学校や会社も多く見られます。

動画で解説を見たい方はこちらをご覧ください。

アメリカの冬のイベント

アメリカの冬のイベント

アメリカの冬のイベントと言えば、やっぱりクリスマスです。また、大晦日やお正月はアメリカでどう祝うのでしょうか?様々なアメリカの冬のイベントを見ていきましょう。

冬(12〜2月)の気候と服装

冬のアメリカは、北部と南部でまったく異なる世界になります。

北東部や中西部は氷点下10℃以下まで冷え込み、雪や氷に覆われる地域も多く、ダウンコートや手袋・マフラーが必須です。西海岸(ロサンゼルスなど)は15℃前後と比較的温暖で、厚手のニットやジャケット程度で十分ですが、朝晩は冷えるので軽いアウターを持っておくと安心です。

南部(フロリダなど)は冬でも20℃近くあり、軽い上着で快適に過ごせます。ただし、屋内の暖房が強めなので、脱ぎ着しやすい服装を心がけましょう。雪の多い地域では滑りにくい靴を選び、乾燥対策として保湿クリームやリップクリームも携帯しておくのがおすすめです。

クリスマス(12月25日)

アメリカのクリスマスは家族が帰省して集い、年末を過ごすイベントでもあります。12月23日ごろから休みになる学校や企業が多いですが、25日はほとんどのお店やレストランも閉まるので注意が必要です。25日は朝クリスマスツリーの下のプレゼントを開けたり、家庭でターキーやパイなどご馳走を食べたり、教会に行ったりします。また、各地の観光地・リゾート地も非常に混雑します。

ニューイヤーズ・イブ(12月31日)

大晦日はアメリカも休日です。カウントダウンのパーティー、花火、そして蛍の光が流れて盛り上がりますが、日本の大晦日と比べたら静かなものかもしれません。多くの人はカウントダウンが終わったら(時には終わる前に)寝てしまったり。深夜初詣に行くような習慣もないので、ほとんどの人は家で過ごします。
有名なイベントとしてニューヨークのカウントダウンがありますが、人混みで動けないのと、公衆トイレの不足、またトイレまで人混みで移動が不可など問題が多いようで、参加者の間ではオムツを着用していくことが当たり前になっているとか。

元旦(1月1日)

一年の最初の日、元旦はアメリカでもお休みです。しかしアメリカの元旦にはおせちのようなものに匹敵する伝統的な料理や、大掃除をしてお飾りや門松を飾るなど、お正月限定のしきたりはこれと言ってなく、とてもシンプルなものです。クリスマスからの疲れを癒すように静かに家で過ごし、家の中や外にはまだまだクリスマスの飾りも残っています。

日本では三が日、そして学生は7日までお休みのことがほとんどかと思いますが、アメリカの場合は新年2日または3日から会社や学校に戻ることが多いです。また、日本とは違って年末も「仕事納め」「仕事始め」のような感覚は薄く、大多数の人々には歳神様を迎えて清々しい気持ちで新年を迎えるという文化もありません。

マーティン・ルーサー・キングの日(1月の第3月曜)

「I Have a Dream」の演説で有名なキング牧師の誕生日を記念して制定された比較的新しい祝日です。全米各地の大都市を中心に、黒人の人権や差別撤廃に関するパレードやお祭りがあります。

プレスクールや公立学校によってはこの時期にキング牧師がどんな人物であったのかをはじめ、奴隷制度があったこと、60年代のアフリカ系アメリカ人公民権運動、人種差別についてのあらゆることを教えます。ちなみに、2月は全米がブラック・ヒストリー・マンスを祝い、アメリカにおける黒人の歴史に焦点を当てて学びのイベントが開かれたり、本、映画、音楽などの作品が特集されたりします。

サンダンス映画祭(1月中旬から下旬)

世界的に有名な自主制作映画の祭典で、ユタ州パークシティに世界中のフィルムメーカーや俳優が集結します。

旧正月(2月中旬ごろ)

近年毎年着々と存在感が増している旧正月はアメリカでは Lunar New Year と呼ばれています。地域差がありますが、全米各地のチャイナタウンをはじめ、中国系や韓国系アメリカ人の多い都市やコミュニティではお休みになったり、公立学校でも大々的に祝う場合もあります。スーパーでも中国、韓国、台湾、ベトナムからの旧正月向けの食材、お菓子などが並ぶこともあります。

マルティグラ(2月)

多様な文化を持つルイジアナ州ニューオリンズでは毎年この時期にマルティグラと呼ばれるパレードをはじめとするお祭りが開催されます。世界的に有名なパレードが行われるのは1日だけですが、街全体のお祭りは1か月にわたって続きます。

スーパーボウル(2月上旬の日曜日)

アメリカン・フットボールの最大の大会で、規模の大きさと国民への浸透の深さで非常に大きな影響力があるイベント。全米で1億人以上が視聴し、経済効果は600億円以上と言われています。ハーフタイムには大スターが歌ったり、コマーシャルも話題の映画の特別仕様のトレーラーが使われたりと、アメリカ全体がお祭りムードに包まれます。

バレンタインデー(2月14日)

日本でもお馴染みのバレンタインデー。休日ではないものの、ショッピングモールやスーパーなどではプレゼント向けの商品が大量に売られます。日本と違うのは主に男性から女性へプレゼントを贈るのがしきたりな点。

1月中旬ごろからバレンタイン商戦は始まり、旅行、アクセサリーやバッグなど高額なプレゼント、チョコレートやキャンディーも大々的に展開されます。子供たちは学校でお友達全員に小さなバレンタインカードを送りあったり、お菓子や小さなおもちゃなども交換したりします。

プレジデンツ・デー(2月の第3月曜)

第一代大統領のジョージ・ワシントンの誕生日の祝日が転じ、歴代大統領全体を祝います。学校では前もってアメリカの歴史や政治を習ったりします。この日には首都ワシントンD. C. をはじめパレードも行われる都市も多いです。デパートやオンラインストアで大々的なセールが開催され、家具や家電など高額商品が目玉となり、冬の間の消費を活性化させています。

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質問にスピーディーにわかりやすく答えてくれた。とても親切だったのでまた利用したいと思う。


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まとめ

いかがでしたか?アメリカの年中行事やイベントはいろいろありますが、有名なものも多く、日本でもよく情報が入ってくるものもあったと思います。アメリカを訪れたらぜひ現地でイベントに参加して米国の文化を楽しんでみてください。

今回の記事では、アメリカでのイベントをお休みになる日もならない日も含めて紹介しましたが、以前投稿した記事ではアメリカの祝日について解説しています。アメリカでのメジャーなイベントのうち、お休みになる日はどの日なのでしょうか?気になる方は合わせてお読みください。

アメリカに旅行や移住を計画する際に知っておきたいことの一つに、米国の祝日があるかと思います。アメリカではいつが祝日・休みなのか、どんなことに気をつけるべきか、また祝日ではないイベントなども紹介しながら、日本と異なる祝日の文化をたっぷりお伝えします。

また、アメリカではイベントに合わせて大セールが行われます。アメリカのセール時期については別の記事でまとめていますので、お買い物を楽しみたい方はぜひご覧ください。

せっかくアメリカに旅行に行ったり、生活しているのなら、セール時期にあわせてショッピングを計画するのも楽しいですね。アメリカでは一年を通して、各シーズンの祝日に合わせた大セールが行われます。各セールの特徴や安くなりやすい商品なども解説します。

アメリカ携帯ハナセルが運営する「アメリカ新生活・移住ブログ」では、本記事のように、アメリカでの生活や旅行で困ったときの解決方法や、アメリカに行く前に知っておきたい知識など、アメリカで役立つ様々な情報を発信しています。

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吉田店長の写真

監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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