アメリカ留学の携帯・スマホ・SIMはどうすればいい?
アメリカ留学にあたって、学校や飛行機のチケット、住む場所など、考えることがたくさんありますが、携帯電話(スマートフォン)もそのひとつ。
アメリカ留学中も、いつでもお友だちや家族と連絡をとりたいという人もいれば、留学中は勉強に集中してスマホはあまり使わないから、その分だけ携帯代を安く抑えたいという人もいるでしょう。
さまざまなアメリカでの携帯電話・スマホの持ち方や、アメリカのSIMだけ購入して使う方法などを紹介します。
あなたに最適な方法を考えてみましょう。

方法1: 日本のスマホをアメリカ留学中にも使う
一番簡単なのは、今日本で使っているスマホの契約のまま、アメリカで使うという方法です。
現在日本で販売されているスマホのほとんどが、アメリカでも利用することができます。
しかし、アメリカでは、ソフトバンクやドコモ、auの電波は飛んでいないので、アメリカの携帯会社の電波を借りることになります。 これを「国際ローミング」といいます。
ソフトバンクのアメリカ放題のような特別なサービスが使える場合を除き、日本の携帯をアメリカで利用すると通常の日本の携帯代に加えて国際ローミング料金がかかり、料金が非常に高くなります。
データ | 1分の通話 米国へ・着信 | |
---|---|---|
ソフトバンク | 無料(アメリカ放題) | |
ドコモ | 980円/24時間 | 125円・175円 |
au | 980円/24時間 | 120円・165円 |
また、携帯電話の契約は日本のままですので、留学中も日本の携帯電話番号を使うことになります。
あなたがアメリカにいても、アメリカから日本の携帯電話番号にかけると、アメリカから日本までの国際通話の料金がかかってしまいます。学校のお友だちやホストファミリーに電話をかけてもらうのは難しそうです。
1~2週間程度の短期留学以外では、この方法はおすすめできないです。
メリット アメリカ留学用に携帯やSIMを手配しなくていい
デメリット 携帯代が高い。アメリカの電話番号が使えない
方法2: 日本のスマホをWiFiのみで使う
アメリカ留学中は携帯電話の電波は拾わず、WiFiのみでスマホを利用するという方法です。学校内でWiFiが使えることが多いですし、この方法なら携帯代が全くかかりません。
しかし、WiFiがない場所では連絡ができないので、それでも構わないという人向けです。また、電話番号を持たないことになるので、書類の記入や予約時などに不便することがあるかもしれません。

長期留学の場合は、日本の携帯電話の契約は休止にするか、いったん解約するといいでしょう。
短期留学などで日本の契約をそのまま残していく場合は、モバイルデータ通信につながると、国際ローミング料金がかかってしまいます。スマホのデータローミング設定をオフにすることを忘れないでください。
メリット お金がかからない
デメリット WiFiが無い場所では連絡が取れない
方法3: 日本のスマホに、アメリカのSIMを入れて使う
若干の専門知識が必要になるものの、一番便利でお得になるケースが多いのが、日本のスマホにアメリカのSIM(シム)を入れて使うという方法です。
SIMというのは、スマホや携帯の中に入っているICチップのことで、自分の携帯電話番号や、どの携帯会社を使うかといった情報はSIMの中に記録されています。スマホから日本のSIMを取り出して、アメリカのSIMに差し替えれば、アメリカ現地の携帯電話サービスが使えるようになります。

アメリカ留学用に新しく端末を購入しなくてもいいですし、WiFiが無い場所でもスマホを使うことができます。
アメリカ現地のサービスを使うので、国際ローミングよりもずっと安いです。
それに、アメリカの電話番号で通話やSMSができるので、現地の人との連絡に不便しません。
(ちなみに、SMSは日本ではあまり利用されませんが、電話番号宛にテキストメッセージを送るサービスです。アメリカでは「テキスト」とも呼ばれ、MessengerやWhatsAppなどのメッセージアプリに並び、一般的に使われます。)
日本のスマホにアメリカのSIMを入れて使うためには、スマホのSIMロックを解除する必要があります。これは日本の携帯を解約する前に日本で行います。解約後も手数料を払えばSIMロック解除できる場合があります。
iPhoneの場合は、iPhone 6s plus、6s、SEか、それより新しい機種で、購入から101日以上経っていれば、購入したキャリアでSIMロックを解除してもらえます。(100日以下でも、機種代金の支払いが終わっていれば解除可能)
キャリアのサポートサイトからネットで手続きすれば、手数料も無料です。
詳細なSIMロック解除条件はこちらをご覧ください。
また、日本のキャリアで販売されているiPhone 13やそれよりも新しいiPhoneは初めからSIMロックがかかっていませんので、SIMロック解除は不要です。
しかし、今使っているスマホのSIMロック解除できない場合は、この方法は使えません。また、SIMロックを解除できたとしても、日本専用に作られた機種や格安機種の場合、アメリカでは電波が拾えないことがあります。
SIMロックに関する解説は、ハナセルのウェブサイトでもご覧いただけます。
iPhoneのSIMロックを解除して、アメリカで使う方法
スマホのSIMロックを解除して、アメリカで使う方法
なんだか複雑そうに感じるかもしれませんが、私たちアメリカ携帯ハナセルのように、日本語で相談できる携帯会社もあります。SIMロック解除や対応機種について疑問がある場合は、問い合わせてみましょう。
メリット 初期費用が安い。いつでもスマホが使える。毎月の携帯代が安い
デメリット SIMロック解除などについて若干の知識が必要
アメリカ携帯ハナセルのご紹介
ハナセルのアメリカSIMは、日本またはアメリカへ送料無料でお届けします。開通手数料もかかりません。初期費用はSIM代金$15だけです。
ご利用いただける携帯電話機の条件があるので、難しく感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、わからないことは日本語でお気軽にお問い合わせください。日本人サポートチームが丁寧にご回答いたします。
用途別に選べるアメリカ携帯プランは、いつでも無料で解約でき、短期留学から長期留学まで、広くご利用いただけます。
方法4: アメリカ留学用のスマホを購入する
アメリカ留学中も普通にスマホを使いたいけれど、今使っているスマホではアメリカのSIMが使えない・・・
そんな場合は、アメリカ留学用のスマホを購入するという方法もあります。
アメリカにもスマホの端末代を1年や2年で分割払いするという制度はありますが、残念ながら留学生は審査に通らないことが多く、ほとんどの場合、端末代の全額を一度に支払うことになります。
スマホというと、高価なものというイメージあるかもしれませんが、アメリカでは手軽に買える価格のスマホも販売されています。たとえば、私たちハナセルのアメリカスマホは$199です。日本かアメリカに無料でお届けするので、留学前にスマホの準備もできます。アメリカのSIMカードも無料で付属します。
また、アメリカ留学後に日本でも使うことを想定して、思い切ってSIMフリーのハイスペック機種を購入するというのも手です。SIMフリーiPhoneはアメリカで買っても日本で使えますし、日本よりも安いことが多いです。iPhone以外のスマホは機種によっては日本で電波が拾えないこともあるので、日本とアメリカ両方の周波数に対応しているか確認しましょう。
SIMフリー機種を購入した場合は、別途アメリカのSIMカードを手配する必要があります。
ハナセルではアメリカのSIMが日本語のウェブサイトで手軽に注文でき、日本とアメリカへ送料無料でお届けします。
メリット いつでもスマホが使える。毎月の携帯代が安い
デメリット スマホの購入代がかかる
アメリカ携帯ハナセルのご紹介
ハナセルでは、アメリカで使えるスマホを$199で販売しています。日本またはアメリカへ送料無料でお届けし、開通手数料もかからないので、初期費用は端末代金のみです。
以上、アメリカ留学中の携帯電話・スマホの持ち方を4つ紹介してきました。
ご自身に合った方法は見つかりましたか?
記事内でも紹介してきましたが、私たちハナセルは15年にわたって日本人のためのアメリカ携帯電話サービスを提供している会社です。 ネットでお申し込みいただけ、日本とアメリカに送料無料でお届けします。
留学前にアメリカのSIMや携帯を手に入れることができますし、お子さまのアメリカ留学用のSIMや携帯を契約したい場合にもご利用いただけます。
自分の用途や予算に合ったスマホ・携帯の持ち方を見つけて、楽しく充実したアメリカ留学生活をお送りください。
アメリカ携帯ハナセルとは?


日本マーケティングリサーチ機構が、2019年8月にアメリカ携帯サービスにおけるインターネット調査を実施した結果、「ハナセル」が『日本人が選ぶアメリカ携帯サービス』部門で第1位となりました。

アメリカに住む日本人の皆さんの携帯電話サービスに対する不満を少しでも解消したい。そんな思いで誕生したハナセルは、これまでにご利用いただいた皆さまのおかげで2022年に15周年を迎えました。
店長の吉田をはじめ、スタッフ全員が海外在住経験のある日本人。日本とは違う携帯電話サービスに対し、皆さん同様の不満を抱くことが多々あったんです。 こうした自身の経験と、お客さまからのご意見を元に、他のアメリカの携帯電話会社にはない、日本人のためのさまざまなサービスを提供しています。

ハナセルのアメリカ携帯の詳細