講座2. 携帯電話の仕組み|アメリカ携帯電話 初心者のための基礎講座 |日本人のためのアメリカ携帯 HanaCell
アメリカのスマホ・携帯・SIMカード契約の基礎講座

講座2. 携帯電話の仕組み

海外で必須のデータローミングとは、どのようなサービスか?

データローミングとはどのようなサービスか、ご存知でしょうか?
海外旅行の前などに設定して利用するサービスなのですが、具体的にどのようなものかを知っている人は意外と少ないのです。
しかし、知らないまま利用してしまうと、大変なことになりかねません。
データローミングとは何か、そして海外で利用するべきサービスは何かを解説します。

 

1.データローミングとは?

まずは、データローミングとはどのようなサービスなのか、解説します。
これは、海外に行った際にその現地の通信事業者のネットワークを通じて、日本の携帯電話会社の通信網と通信できるようにするサービスです。

日本には、docomo、au、ソフトバンク、楽天といった通信事業者があります。
それぞれ、独自で通信網を構築しているのですが、それはあくまでも日本国内に限ったものです。

海外に行くと、原則としてそれらの通信事業者の通信網がないので、直接接続することはできません。

そこで、日本の通信事業者と提携している現地の通信事業者の回線を利用して、データ通信ができるようにしているのです。

海外に行くと、原則としてそれらの通信事業者の通信網がないので、直接接続することはできません。通常、スマートフォンは契約している通信事業者の通信網にしか接続できません。
しかし、データローミングをオンにすることで、海外の通信事業者の通信網にも接続できるようになります。
そうすることで、日本で契約したスマートフォンをそのまま海外でも使用できるようになるのです。

 

2.データローミングの落とし穴

海外でもそのままスマートフォンが使えるようになるデータローミングは、一見非常に便利なように思えるでしょう。
しかし、実はそこに落とし穴があるのです。

それは、データ通信量です。
現在のスマートフォンの場合、通信料金は定額もしくは段階的定額のプランが多いため、あまりデータ使用料を気にしていない人も多いでしょう。

ところが、データローミングを使用した場合は、国内で使用しているデータ通信料金とは別の計算となります。
そのため、いくら国内で定額プランに加入していても、海外での使用分はそれとは別に計算されるのです。

データローミングについては、それぞれ別に定額プランが用意されています。
使い放題プランの場合、段階的定額を用意していることが多く、最大でも1日あたり2,980円等の料金になっています。
また、追加料金を支払うことで国内のプランのデータ量から差し引くものもあります。

 

2-1.事前の申し込み必須

しかし、こういったプランは全て、事前の申し込みが必要です。
決して、自動的に適用されるものではありません。
そして、定額プランに申し込まなかった場合は従量課金制となってしまうのです。

そうなると、1パケットあたり0.2円かかります。
8パケットで1KBとなり、その場合は1.6円です。
1MB使用すると、1600円かかってしまいます。

1MBは、写真1枚表示するだけでもそのくらいのデータ量となることもあります。
国内の定額プランは10GB、20GBというものも多いため、国内で使用する時と同じように使用していてはあっという間に1GBを超えるでしょう。
そうなると、従量課金制では160万円にもなります。

その為、海外でデータローミングを使用するのであれば、必ず定額プランにも加入するべきなのです。
それを忘れてしまうと、思わぬ高額請求に苦しむこととなるでしょう。

ちなみに、海外からショートメッセージを送信した場合、1通につき100円かかります。
これには、データローミングの申込は必要ありません。
受診に関しては、海外でも無料です。

 

3.海外でのデータ通信には何を利用するべきか

データローミングは、定額サービスに申し込まなければ高額な請求をされてしまうこともあるので、利用する際は注意が必要です。
そして、たとえ定額サービスを利用したとしても、その料金は1日最大で2,980円と安くはないのです。

では、海外でデータ通信を気兼ねなく使えるようにしたければ、どのような方法があるでしょうか?
データローミングと定額サービス以外の方法について、解説します。

 

3-1.モバイルルーターをレンタルして利用

まず考えられるのが、海外で利用できるモバイルルーターをレンタルして利用することです。
空港などで受け取れるように申し込むことも可能で、複数台の接続もできます。

複数人で海外に行く場合や、スマホとノートパソコン、タブレットなど多くのデバイスで接続するのであれば、この方法も悪くはありません。
しかし、料金面ではデータローミングほどではないものの、それほど安くはありません。

例えば、人気のあるモバイルルーターレンタルの料金を見ると、1日300MB限定のプランで1日あたり600円弱、無制限プランだと1日1,000円近くかかります。
1カ月にすると、18,000~30,000円ほどかかるのです。

また、通話料などはまた別途かかります。
その際、国際電話や国際ローミングなどを利用していると、アメリカからアメリカにかける際も料金が通常の通話量よりかなり高くなります。
そのため、トータルでは結構な料金になってしまうでしょう。

 

3-2.海外のSIMカードと差し替えて利用

やはり、利用するなら現地のものが最も安くなります。
そこでおすすめしたいのが、海外のSIMカードと差し替えて利用することです。
SIMフリースマホなら、SIMを差し替えることでその現地のスマホと同様に利用できます。

現在、docomoやau、ソフトバンクなどで利用しているスマートフォンも、SIMロック解除をすればSIMフリースマホになります。
そうなったら、SIMカードを差し替えるだけで海外でも利用できるのです。

その方法で利用する場合は、いくつかのプランがあります。
月額1,000円前後のプランなら、通話料が1分30円、データ通信量も1MBあたり30円と、データローミングよりかなり安い価格で利用できます。

一定量のデータを使い放題のプランや、通話使い放題などのプランもあります。
データも通話も使い放題のプランなら、月額1万円未満で利用できるものもあるのです。
そのようなタイプなら、気兼ねなく利用できるのではないでしょうか。

利用するには、SIMフリースマホを別途用意するか、携帯電話会社に申し込んでSIMロックを解除する必要があります。
ただし、通信事業者によってロック解除できる条件が決まっていることもあるので、注意してください。

手続き自体はそれほど難しいものではなく、オンラインで完結するところもあります。
また、ロックを解除したとしても今まで使用していたSIMカードが利用できなくなるということもありません。

海外のキャリアも、SIMカードのサイズは変わりません。
場合によっては、必要なサイズにSIMカードを調整して使用できるものもあります。
ほとんどのスマホで、利用は可能でしょう。

ただし、日本では以前、スマートフォンのSIMロック解除ができませんでした。
ロック解除が義務化され、ロック解除の機能を備えるようになったのは2015年5月以降に発売された機種です。
それ以前に発売された機種は、解除できないものが多いので注意しましょう。

 

まとめ

データローミングとは、海外でデータ通信ができるようになるサービスです。
しかし、利用時には従量制の通信料金がかかります。
定額サービスもありますが、それもあまり安いとは言い難いので使うのをためらう方も多いでしょう。

海外でなるべく安くスマホのデータ通信を使うのなら、海外のキャリアのSIMカードを利用するのがベストです。
料金的にも他の方法より安くなるので、まずはその料金から確認してください。
現在使用しているスマートフォンも、SIMロックを解除すれば使えるケースが多いので確認してみましょう。

アメリカで、お得にスマホでネット接続するには?

アメリカで、日本と同じようにスマホでLINEや地図アプリを使いたい人は多いでしょう。

アメリカで、安くスマホでインターネットを使うには、どんな方法があるのでしょうか?

アメリカでスマホを使う人

スマートフォンでインターネットに接続する方法は、大きく分けて2つあります。モバイルデータ通信WiFi(ワイファイ)です。このページを最後まで読んでいただければわかりますが、アメリカでスマホをお得に使うには、この2つの違いを理解することが重要です。
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アメリカSIMでテザリング

テザリング(インターネット共有)とは

スマートフォンは、 ご自宅にインターネットを引いていない場合や、インターネット環境が無い外出先にいる時も、 いつでもインターネットを使うことができます。

しかし、ノートパソコン、タブレットや電子書籍のWiFi専用モデル、ゲーム機、iPod touchなどは、WiFiが無い場所ではインターネットにつなぐことができません。

スマートフォンをWiFiの代わりにして、ノートパソコンなどをインターネットに接続できれば便利ですよね。そんな便利な機能を「テザリング」または「インターネット共有」といいます。

テザリングできないアメリカSIMも

そんな便利なテザリングですが、すべてのアメリカSIMで使えるというわけではありません。携帯電話会社によっては、有料オプションに加入しないとテザリングが使えなかったり、テザリングそのものが使えない場合もあります。

例えば、日本人向けにアメリカのプリペイド携帯サービスを行っているH2O Wirelessでは、テザリングを使うことができません

ハナセルのアメリカSIMは、テザリングが使えます
追加料金はかからず、オプション加入などの手続きもいりません。
ネットで申し込んで、渡米前に日本で手に入れることもできます。

アメリカの街中にはWiFiスポットが多いとはいえ、なかなか見つからないこともあります。そのような場合に、テザリングが使えると便利ですよね。

アメリカのSIMカードが日本で手に入る

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米国外で携帯を使う(国際ローミング)

国際ローミングのしくみ

アメリカに滞在していると、国自体がとても大きく、各州に見所がたくさんあるため、他国に旅行する方はそれほど多くないかもしれません。

海外旅行はなくとも、1年に一度、もしくは2年に1度など、日本へ一時帰国される方は多いのではないでしょうか?
「帰国したら友達と会いたい」、「日本食レストランで、心ゆくまで日本食を堪能したい」など、さまざまな楽しみかたがあるでしょう。その際、友だちとの待ち合わせやレストランの予約に役立つのは、携帯電話ですよね。今ではその姿を見かけなくなった公衆電話を探すよりも、携帯をレンタルするよりも、アメリカで使っている機種がそのまま利用できたら便利ですよね?

この国外でも携帯電話が使えるサービスを、国際ローミングといいます。
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国際電話のかけ方や日本とアメリカの国番号をご紹介

国際電話のかけ方を3STEPで解説

アメリカから日本のご家族に国際電話をかける時、日本へ国際電話をかけることになります。
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国際電話のかけ方は複雑なように思われる方もいらっしゃいますが、一度覚えてしまえば、とっても簡単なんです。
下記の流れを参考にしてくださいね。

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3Gと4G LTE、5Gとは?Wi-Fiについても解説

携帯電話の電波マークの隣に表示される「3G」「4G」「LTE」という文字。
なんとなく、4GやLTEだと速いというイメージはあるかと思いますが、どういう意味があるのかご存知でしょうか?

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2G GSM(ジー・エス・エム)

GSMを導入している地域(GSM Worldより)

日本では2012年に終了した2G通信サービス。最近になってオーストラリア、シンガポール、台湾が2G通信を終了しましたが、今でも2G通信が使える国がほとんどです。

そして、アメリカを含め、欧州、アジア、オセアニア、アフリカ、北米など、世界の80%以上のシェアを占めている携帯電話の2G通信規格方式GSM(Global System of Mobile communicationsの略)です。いわば、携帯電話業界の標準規格、といえます。3Gや4Gと比較してデータ通信速度は劣るものの、このGSMを搭載した携帯電話なら、世界中のほとんどの国で使うことができます
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