後10年もすると、みんなiPhoneは止めてモジュラーフォンになっていたりして。

2013年10月に公表された、グーグルのプロジェクトアラ(Ara)。
スマートフォンのそれぞれの機能を、モジュールとして
携帯電話のフレームに付けたし、差し替えをするコンセプトです。
レゴみたいに、携帯電話のあらゆる部品(カメラ、メモリなど)を一つのスマートフォンに組み立てます。
まだまだ発売までには数年かかりそうですが、2015年のローンチが楽しみですね!
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このプロジェクトは、元々スマートフォンを持っていない人口も意識され実行されているようです。個人が自由に携帯電話をカスタマイズし、本体の買い替えをしなくてもアップグレードを可能とするこのスマートフォン。フレームは、Gray Phoneとして呼ばれています。カスタマイズする前は灰色のようにDrab(面白みのない、とでもいいましょうか)だから、という意味のようです。

 

 

確かに携帯電話の利用方法は、人によってかなり違いますよね。
HanaCellのお客さまでも、色々な利用をされてるお客さまがいらっしゃいます。
利用が長い人は、それだけ長時間対応可能なバッテリーが必要ですし、
アプリをがんがん利用される方はメモリがより多く必要ですね。
お子様がいらっしゃる方は間違いなく高画質なカメラがほしいですね。

どちらかというとアップル派でない私ですが、その理由のひとつとして
一般の方にはアップル商品はハイスペック過ぎと考えています。
必要の無い機能や余分なファンクションが、プライスをあげているという考えですね。
自分の必要に応じて携帯電話カスタマイズし、節約できるとなるとうれしいです。

今月のカンフェランスでプロジェクリーダー、Paul Eremenkoが開発状況や
コンセプトをより詳しく公開しました。
ディベロップメントキット、バージョン0.1がローンチされたようです。
スマートフォンのフレームは、Endoskeleton (Endo) とも呼ばれています。
フレームは、3つのサイズで(ミニ、ミディアム、ラージ)展開。
カメラなどモジュールによりフレームから少し飛び出す形でも、
そのまま開発は進んでいるようです。

このプロジェクトは、モータローラがグーグルの子会社だった時、
元々はモータローラ開発部署が担当をしていました。
Lenovoにモータローラが買収された後も、プロジェクトアラは
アンドロイドの部署内に維持したようです。

ZTEもEco-Mobiusという、レゴ式携帯電話を発明しています。
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古いものは使い捨て、新しいものに直ぐ買い替える習慣に少しでも歯止めをつけ携帯電話だけでなく、普段の生活の資源の有効な利用について考えたいものです。

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監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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