Pause と Wait について

電話番号のダイアルが、2ステップ必要な場合がありますよね。

会社などに電話をする時に要求されるエクステンションや、国際電話サービスなどに電話する時に入力するアクセス番号やアカウント・国際電話番号などです。
例えば、HanaCell 「888-634-8226」 に電話をして、その後エクステンション番号 「1234」で吉田につながるとします。電話帳に初めからエクステンションも含めて保存できると便利ですよね。

電話番号の保存には、Pause と Waitという機能が存在します。
電話帳の画面

Pause(p)を番号の中に保存すると、2、3秒保留します。
例えば、「8886348226p1234」と保存しておくと、まず先に「8886348226」にダイアルして、2、3秒経過してから「1234」をダイアルしますので、2ステップダイアルする必要があります。

Wait(w)を番号の中に保存すると、ユーザーが発信ボタンを押すまで、残りの番号がダイアルされるのを保留します。
例えば、「8886348226w1234」 と保存すると、まず先に「8886348226」 にダイアルします。画面に(残りの番号をダイアルしますか)と言ったコマンドが表示されますので、OKまたはSendキーを押すと残りの番号「1234」がダイアルされます。

番号の保存を行う際に、「P」 と 「W」 がダイアルパッド表示されますが、機種によっては、「P」はカンマ「、」に、「W」はセミコロンに「;」入力上変換されますが、同じ役目を果たしますので、ご安心ください。

2ステップのダイアルをされている方には、重宝するかもしれませんので、是非お試しください。

ちなみにダイアルパッドによっては、N も存在します。これは、「Negotiation for Carrier Speed」の略で、携帯電話をモデム代わりとして利用する際にスピードを指定する機能のようです。

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監修者
ハナセル店長 吉田

モベルコミュニケーションズ取締役
アメリカ携帯電話業界に20年携わる専門家

小学生の頃に日本を離れた後、海外の大学に進学。海外携帯電話会社に入社し、現在も海外生活を続ける。
2007年、一時帰国の度に感動する日本品質のサービスを米国在住者にお届けしたいという想いから、日本人のためのアメリカ携帯サービス「HanaCell(ハナセル)」を立ち上げる。
コラムでは、一般の方にもわかりやすいアメリカ携帯電話に関する情報や、バイリンガルを活かしたアメリカ生活情報の発信・監修を行っている。

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