GSM(ジー・エス・エム)

GSM(Global System of Mobile-Communications)の基礎知識

GSMを導入している地域(GSM Worldより)

日本はもちろん、海外各国でも携帯は一人一台の時代。
この携帯電話業界において、欧州、アジア、オセアニア、アフリカ、北米など80%以上のシェアを占めている通信規格方式がこのGSMです。

 

世界の80%で使用されている事実から、「日本の携帯電話もGSMに対応しているのでは?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。残念ながら、日本、韓国のみ、GSM方式が採用されていないのです。そのため、日本の携帯電話を海外に持ち込んでも、そのままでは使用できないのです。なお、近年、日本ではGSM圏内でも使える3Gという新しい通信規格、方式を採用した携帯電話端末が販売されております(例えば、2008年度に販売され、話題になったiPhoneが3G対応となります)。

 

もしも1週間程度の短期滞在だったら、新しい携帯端末を調達する労力よりも、日本の携帯電話を使用した方が楽かと思われます。ただし、留学や駐在などで滞在が長期になる場合は、現地携帯会社のサービスを利用したほうが金銭的に都合が良いでしょう。海外生活は何かとお金がかかるもの。余分なお金は極力かけたくないものですね。

GSMの種類

GSMには下記3つのネットワークがあります。

 

GSM900 基本周波数帯として欧州、アジア(日本・韓国をのぞく)、オセアニア、アフリカを中心に使用
GSM1800 GSM900を使用する国や地域の都市部を中心に普及。GSM1800単独ではなく、GSM900と共に販売
GSM850・1900 北米(ハワイ、グアム、サイパンを含む)を中心に利用

なお、携帯端末がどの周波数に対応しているかによって呼び名が変化します。
900MHzのみ対応した携帯電話をシングルバンド(Single Band)、
850MHz・1900MHzの2つの周波数に対応した携帯電話をデュアルバンド*1 (Dual Band)、
900MHz・1800MHz・1900MHzの3つの周波数に対応した携帯電話をトライバンド(Tri Band)、
そしてGSM方式を採用している全ての国で使用することができる4つの周波数に対応した携帯電話をクアッドバンド(QuadBand)といいます。

*1) 米国でデュアルバンドといえば850MHz・1900MHzを指しますが、米国以外では通常900MHz・1800MHzを指します。

「北米は850・1900MHz。だったら、1900MHzをカバーするトライバンド携帯をアメリカでも使えるの?」

?
・・・・・・残念ながら答えは「No」。900MHz・1800MHz・1900MHzの3つの周波数に対応したトライバンド携帯は、アメリカで採用されている周波数850Mhzには対応していないため、お客さまの居住地によっては通話やSMS(ショートメッセージ)が利用できない恐れがあります。そのためHanaCellでは、850・1900MHzに対応したデュアルバンド端末の利用を推奨しております。もちろん、HanaCellで販売している端末は、アメリカ全土でご利用可能なデュアルバンド対応です。